この子の将来はどうなってしまうの?と
心配している親御さんに
まずは「農」に興味を持ってほしい
そして「農」という体験をしてみてほしい
という思いから
私の農業体験をお伝えしています
「不登校×農」
2023年 私は兼業農学校で学び始めました
自然の中では、子どもはこんなに生き生きとする
触ったり
はがしたり
引っ張ったり
その時に感じる感覚が
物質の性質を直感的に理解する
物の理(ことわり)を感覚的に“わかる”ようになる
机上の学習よりも
そういった感覚的な理解の蓄積が知恵となり
いざというときに自分たちを助けてくれるような氣がします
昔は、野山に出て動き回っているのが当たり前
だから「少しは座って勉強しなさい!」と言っていました
時代は変わって
今は、子どもも座ってばかり
だからこそ机上の勉強よりも体験が必要
感じることを忘れた現代人には
やはり感覚を磨く場が必要だということを
最近ますます感じます
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農業実習に行っていたこの日は3月11日
あれから12年
次に起こるであろう大きな地震へのカウントダウンは確実に進んでいます
前回ブログで書いた農家レストランの庭には
竹や木で作った囲いに屋根が乗っていて
掘った地面に木の板を渡しただけのトイレがありました
それは以前、台風が直撃し
停電や断水が続いた時にご主人が造ったトイレだそうです
それを見たときに
このご主人の生きる知恵と力を感じました
☆前回記事
人間の力が遠く及ばないような
大きな災害が起こったとき
それでも人は生活をしていかなければなりません
いくらお金があっても何の役にも立たない
そんな時にこそ試される底力
そういう能力は
自然の中での遊びや体験を通して培われていくのだと思います
我が家の子どもたちは
小さい頃からボーイスカウト活動をしていました
ガスコンロではなく
自分たちで火をおこし
煮炊きをする経験もよくしていました
テントで寝泊まりしたり
自然の中で活動したり
他の子どもよりは
街中を離れた非日常の体験は多かったと思います
ボーイスカウトが活動するキャンプ場では
水もわざわざ汲まなければ使うこともできませんし
お風呂もありません
トイレも決してきれいな所ばかりではなく
もちろんウォシュレットなんてものは付いていません
そういった、キャンプのようなちょっとした不便を体験することでもいいと思います
いざというときには
経験があるのとないのでは大きな差でしょう
学校に行かない時間は
そういった経験をするチャンスのような氣がします
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養老孟司さんのお話
これからの時代に意識しておくべき大切なことが語られています
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