先日、不登校のお子さんと親御さんを迎えて
娘のわかぽんが
わかぽんのお茶会を開きました。
起立性調節障害を中学1年の冬に発症し、学校に行けなくなった娘。
そこから学んだことは、とにかく多かった!!!
その体験で感じたことや学んだこと
本人だからできるアドバイスなど
皆さんとじっくりお話しすることができました。
今回参加して下さったのは、5名の方。
お母さんたち3名と、2名のお子さん。
皆さん遠くから来てくださいました。
面白いことに、お子さんたちはそれぞれ、お母さんからはあまり詳しく説明されないまま付いて来てくれた様子。
「お母さんが“行くから”みたいな感じで、あまり説明されないまま来たら、同じ年頃の子たちがいて、ビックリした♡」と…
どんな所に連れて来られるのか不安だったでしょうね。
もう一人の娘さんも、
「自分の知らない所に連れてこらたから、来るまではお母さんを恨んでいた」と
恨むって、どんだけ(笑)と思わず笑ってしまいました。
でも、学校に行けていないと、外に出る機会も少ないので、
外出するというだけでも娘さんたちにとっては、ドキドキする様な大ごとだったのでしょう。
けれど来てみたら年の近い子たちがいて、
“リアル”に会ってしゃべることができる。
それって、同年代の子となかなか交流を持てない、おうち生活が長い子にとっては
それ自体が嬉しいのだと、表情を見ていてわかりました。
娘さんたちは、とても素直に思っている事を色々と話してくれました。
娘さんのひとり、わかぽんと同い年のYちゃんは
普段友だちには話せない正直な気持ちや
お母さんにも言っていなかった決心を、
お茶会に来て初めて話してくれました。
Yちゃんのお母さんも、娘さんの突然の告白に
「えっ?!そうなんだ、知らなかった。
そう、決めたの… うん、わかった 」と、
とても驚いていらっしゃいました。
でも、その娘さんの決心をちゃんと受け止めたお母さんが素晴らしかった‼︎
きっと、そこにたどりつくまでには、沢山の葛藤があった事と思います。
きっとYちゃんは
「この場なら、本当の気持ちを素直に話せる」と思ってくれたのかもしれませんね。
とても聡明で、使う言葉に知性と個性を感じるお嬢さん。
Yちゃんの決心を、みんなが暖かく見守っていました。
そして、最後に話してくれたお茶会の感想では
「色々悩んでいた事が話せた。
くすぶっていたこととか、
普段、心理カウンセラーにしか言えないことを、
こんな大勢の前で話すことができた。
今日、来て良かった 😊 」と、
キラキラとした笑顔を見せてくれました。
また、もう一人の娘さんNちゃん。
まだ中学生の、とても可愛らしい女の子。
「人見知りなので、うまくしゃべれるか心配だったけれど、今日は来て良かった。とても刺激になった☺️」
と話してくれました。
YちゃんもNちゃんも、そしてわかぽんも
子どもたちを見ていると、よく似た繊細な感覚を持ったもの同士だという事が感じられます。
繊細な子は、お互いのことを理解するのも早いので
「この人たちには、安心して話せる」と分かると、
2時間というわずかな間でも、互いに強く共感し合ったのが見ていてわかりました。
別れ際の表情は、目と目で「お互い頑張ろうね!」とエールを贈り合っていました。
☆*:.。. .。.:*☆・*・☆*:.。. .。.:*☆
そしてまた、親たちにとっても、
子どもたちの生の声を聴くのはとても新鮮な感覚でした。
「そっか〜、そういうもんなんだね〜。なるほど〜」とうなずく場面が何度もありました。
なかなか普段語られることがなかった、子どもたちの考えを聞くことができて、
子どもたちの気持ちを、前よりも理解できたような気がしました。
さて、今回の「わかぽんのお茶会」は、
娘にとっても初めてのチャレンジでした。
数年前までは、今回参加してくださったお子さんたちと全く同じ状態。
体調が悪かったり、頑張りたいのに頑張れなくて…、
いつも物事を考え過ぎてしまって、先のことを不安に思ったり、心配したりしていて…
それが、親の私が驚くほど実に堂々と、皆さんの前で自分の考えを話しています。
それは、まるで夢のようでした。
今回のお茶会は、企画から司会進行まで、全て娘が担当しました。
私はお茶出し係です (笑)
今回お茶会を開くに当たって、最初に娘が目標にしたことがあります。
「今回は、お母さんにも子どもにも“自分のこと”を話してもらう。自分のことを知って、そして、他の人のことも知ってもらいたい。」
「自分が本当に好きなこと、これからやりたいことに気づいてもらって
だったら今どうしたいかを言葉にして表明(宣言)してもらいたい。」
「そして、帰る時には笑顔で帰ってもらえるようにしたい。」
その3点 。
この3点には、
娘が学校に行けなかった間に
沢山の人と出会い
色々な場に私と共に出かけて学び
娘が大事だと思ったことが凝縮しています。
みんな、最後にはニコニコ笑顔😊
それにしても、今まで一緒に参加したセミナーや講座で学んだことが、よどみなく
全部「自分の言葉」として伝えられていたのには、私もびっくりしました。
まずは「自分を知る」
そして「人生の主役は自分なのだ」という事を認識することの大切さ。
娘は
それを、伝えようとしていました。
親の私が、この歳になってようやくわかってきた
「自分軸で生きることの大切さ」を19歳の娘が大人に説くとは…
あっぱれ!としか言いようがないと思いました。
娘が考えたワークもやって、ちゃんとみんなを笑顔にしていました。
この日の娘を見ていると
やはり、学校に行けなかった事には意味がある!
心の底から、強くそう思いました。
そして、子どもたちを見て
いよいよ、次の子どもたちが創る時代に入ったことを実感した日でありました。
☆ お茶会の中で話した内容は、これから少しずつブログに書いて行きます。
今回は、お茶会のご感想を頂きましたので、ご紹介致します。
ご参加いただいた皆様どうもありがとうございました !
★ こんにちは。先日のお茶会、ありがとうございました。娘には事前にあまり詳しいことは話さず、とりあえず連れて行ってしまったのですが、親子で参加できて本当に良かったです。 わかぽんさんはとても素敵なお嬢さんですね(*^^*)tocoさんのブログのお写真を見て、ほんわか優しい感じの方かな?と思っていたのですが、いい意味で裏切られました。優しいだけではなく、芯がしっかりしていて、揺るぎない自信に満ち溢れていらっしゃる!惚れ惚れしてしまいました~☺️ これまで私がtocoさんのブログや他の不登校関連のブログ、本、セミナーなどで学んだことはたくさんあるのですが、それを娘に面と向かって伝えるのはなかなか難しくて…。じっくり話す時間がなかったり、テレて言えなかったり(^_^;)でも、今回のお茶会で娘が直接わかぽんさんやtocoさんからお話を伺うことができました。 また、他の参加者の方々のお話も聞くことができ、本当に貴重な体験になったと思います。娘の決意表面を聞けたことも嬉しかったです。 お茶会に参加したからといって、翌日から娘の昼夜逆転が直りました!とはいきませんが、今週末にある通信制高校のオープンキャンパスに娘は一人で参加することを決めました。(私の量子場観察術の講座と同時間帯でした💦)ゆっくりですが、娘のペースで、娘にとって良い方向に物事が向かい始めた予感がします。そのうち、宇宙の流れ✨に乗ってくれるかな~(*^^*) 楽しみです♪ わかぽんさん、大学のお勉強や海外での活動でお忙しいと思いますが、是非またお茶会を開いて下さいね。わかぽんさんは今起立性調節障害や不登校で悩んでいる親子の希望です!これからも、遠く(?)から応援しています(^o^)/本当にありがとうございました😆💕✨(tocoさん、今週末の観察術もよろしくお願いいたします。)追伸:○○りんもとても素敵なお嬢さんでしたね。○○りんのことも応援しています🚩😃🚩