子どもが学校に行けないって、

親にしてみればこれほどの大事件はありません。



学校に行くのは当たり前

疑う余地すらない「常識」だし


「普通」は子どもならば学校に行くものだし


学校に行っていなかったら、将来就職だってできないかもしれないし…



そんな「当たり前」から、我が子が外れていったとき

親は、何とかしなくちゃと必死になります。



でも、私が思うのは


「学校に行けるようになることだけを目標にしてはいけない」ということです。



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私も、娘が起立性調節障害で体調を崩した時


とにかく、学校に行けるようになることを目指していた様に思います。


もちろん、体調が良くなることが一番ですが、

親の最大の心配ごとは「学校に行けていないこと」なので、


ただ「元気になる」だけではダメで


元気に、学校に行ってもらわなくちゃ!!!


と、考えていたと思います。


↑   もう、ここのところは、当たり前のこと過ぎて、
そう思っていたことすらわからないくらい、必死でした  💦



漠然と、学校に行けるようになりさえすれば、何とかなると思っていました。


その頃の私の思考では「学校に行く」っていうことが、

「ゴール」だったわけです。



でも、今  思うと

もし簡単に学校に行けるようになってしまっていたならば、

娘にとっても、私にとっても、家族にとっても


「気付くべきことに気付く」という課題は、棚上げされ

見かけだけの「健全な状態」になっていたと思うのです。



娘は  

「常に周りに気を遣う」

「誰かの期待に応えなければならない」と考える

いい子であり続けていたでしょう。


私も

「常に頑張り続けなければならない」

「自分より、周りを優先しなければならない」

と、いい人であり続けようとしていたでしょう。


そして、夫に助けを求めることもなく


「何で、私だけが子どもと大変な思いをしなくちゃならないの?」と、被害者意識を持ったままでいたことでしょう。


いい子であろうとすることは、もちろん大切なことです。


けれど、

いつも周りに気を遣い、周りの人を優先することの何が問題か…

そこには「 自分 」という視点が置き去りにされている点です。



周りに気を遣い、周りを優先するためには

自分の気持ちに気付いてしまうと、厄介です。


「本当は、私はこうしたいと思っているのに」とか

「本当は、私はそれを辛いと思ってるのに」とかいうことがあった時、それに気付いてしまうと、

いい人ではいられなくなってしまうから、

そこには蓋をしておいた方が都合がいいわけです。



しかし、周りに気を遣い、自分よりも他人を優先し、

我慢に我慢を重ねていけば、いつかその限界はやって来ます。


あまりにも自分をないがしろにして放置していると、

より一層大げさな表現方法で、体はそれを表現してくるのです。


「ここまでしなくちゃ 
             わからないのかぁ!!」

と、体が伝えて来る、


それが、体の症状や病気です。



誰かが我慢をして、誰かのために無理をしている状態。


それは、一見うまくいっているようであっても、どこかしらに歪みのある状態。


 
小さい頃から我慢をするのが当たり前になり過ぎている子は、

どこかでそれをひっくり返すくらいの出来事がない限り、ずっとその思考のパターンを繰り返します。


起立性調節障害という状態は、元々の体質的な傾向に加えて、

いよいよ我慢の限界が来て、体が「症状」として訴えている状態なのだと、私は思っています。



おかげ様で、うちの娘はそう簡単には良くならなかったので

長い長い時間をかけて

「自分」と向き合うことができました。


親である私も、一緒に「私」に向き合いました。



娘は「 周りに気を遣う」「誰かの期待に応えなければならない」「常に完璧を目指す」という思考のクセを手放し

いい子でなくてもいいと、心から思えるようになりました。

それはまた、母親である私自身の思考のクセが、娘に受け継がれたものであり

まずは、私がそれを手放すことから始まりました。



娘が学校に行けないという経験は、

私たち親子のそれまでの価値観や思い込みを全て打ちこわしました。

そして、まっさらな状態に1から

「自分」というものを軸にした新しい価値観や物の見方を作り上げました。



かつての「完璧を目指す」という思考は、いつも娘を精神的に追い詰めていました。

手を抜くことができないので、自分に厳しく、体力的に無理と感じていても、頑張り過ぎてしまい、


結果として、大きく体調を崩してからやっと休むというような状態を繰り返していました。


それが、のちに「完璧でなくてもいい」と思えるようになってから


自分の体調と学校生活のバランスを自分で見極め

上手にサボることもできるようになりました。


前は、「学校に行くなら、全部みんなと同じようにこなさなくてはいや。」「遅刻だの早退をするくらいなら、休んだ方がいい。」と思っていたのが、


「無理だったら帰ってくるから、とりあえず行ってみる」とか「行けそうだったら、途中から行く」ということができる様になり

結果的に出席時間数が増えました。



また、

「周りの人の期待に応えなくてもいい」という思えるようになったことで、

担任の先生が「あなたならこの大学には受かるのに、なぜ受けないんですか?!!!」と、知名度優先の受験を勧めて来た時にも、キッパリと断ることができ

自分の思った通りの受験をすることができました。


そのおかげで、本当に学びたいことを学べる、充実した大学生活を送っています。




そして、娘は自分の将来のことも「自分はどうしたいのか」という視点で、常に考え続けています。


もし、

思春期に、自分の思考のパターンが修正されずに、大人になったとしたら、


「自分」というものを理解せず、周りに流されて生きる人になっていたと思います。


衝突を避けて、見かけ上の平和を保っても、それは本当の意味で「調和」が取れている状態ではないので


社会の中で、どこにいても「何か自分らしく生きられない人」になったと思います。



大学を卒業したら、就職するのが当たり前とみんな思っている…

でも、娘はただ「みんなが就職するから」というだけで就職はしたくない。


「だったら今、この時期に何をするべきなのか」
それを常に考え続けて過ごしています。




「一般企業への就職に向かない」と自己分析した娘は、国際協力・社会貢献とビジネスを両立できる道を探っています。

それを実現している先輩と出会い、

この夏はアフリカのルワンダに勉強に行くことに決めました。
          ピースフロント   



娘は言います


今年もボランティアでどこかに行ったとしても、行ったっていうだけで終わっちゃうと思うんだ。

留学に行っても同じ。

「ただ経験した」っていうだけじゃ、ステップアップしていない。

次のステップとして、自分が「仕事」として続けられる方法を学ぶために、アフリカのキャンプに行く。




今、この歳でそれが体験できて良かった。

ずっと自分探ししている人もいるけど

いつまでも「自分探し」をして世界中歩いても「自分」なんてその辺に落ちてるもんじゃない

それに気づけたのは、学校に行けない時期があったおかげだね。





学校に行けない日々を通して

「  ブレない自分の軸を持ったこと」

それが、娘を強くしました。


その結果として、学校に行けるようになっただけのことです。


だから、「学校に行けることがゴールじゃない」と、

娘を見ていてそう思うのです。



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「自分を見つめる」「ブレない自分の軸をもつ」

それは、もしかしたら親の方が必要なことかもしれません。

子どもは親の鏡というように、親の思考が全て子どもに写されているのです。

子どもを変えたかったら、

まずするべきは「親が自分を見つめなおすこと」

周りの目を気にせず「そんな私でもいいや」と認めてあげられるようになること。


なかなか直せない思考のクセや周りの目を気にする性格が、

“実は自分で書き換えられる”とわかったのは、ずっとずっと後のこと。

娘が高校2年生の頃。

私が「量子場観察術」という講座を受けた時です。

この講座に出会ったことは、その後娘に大きな影響を与えました。

私の思考のクセが修正されたこと、量子の性質を知りそれを使いこなせる様になったこと

その結果、娘はとても精神的に強くなりました。

「お子さんをなんとかしたい」と思っている方が、量子場観察術をお母様が受けただけで、驚くほど変化したというケースは沢山あります。


私も一人の親として受講し、すごいと思った講座。

お子さんの変化を実感している講座。

是非とも多くの方に受けてもらえたらと思います。



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こころと体のつながりを知る
量子場観察術講座のおしらせ

日時  2019629日  (土)基礎編    満席

                          720 (土) 基礎編   終了

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場所  量子場調整  ことのは


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