最近、娘のことを書いていませんでした。
 
 
おかげさまで、毎日休むことなく大学に通っています。
 
 
大学での生活は、とても充実している様子で、
 
 
課題に追われながらも、一生懸命やっています。
 
 
 
しかしながら、大学生になっても手が抜けない性格は相変わるはずもなく
 
 
出された課題に関しては「テキトーに済ませる」という考えは、全くありません。
 
 
 
 
毎週、週末にはその週に学んだことや感じたことを、英文で書いてiPadで先生に提出します。
 
 
先生がそれを読んで、すぐに返信をくれます。
 
 
おそらく、ほとんどの学生はさら〜っと書いて提出するではないでしょうか。
 
 
しかし、娘はすべてに全身全霊で取り組む性分です。簡単に済ませることはできません。
 
 
そしてまた、先生にも娘の本気が伝わるらしく、これまた本気の超〜超〜長い英文のコメントで返信が来ます。
 
 
「先生からのコメント来たよ!」
と私にも見せてくれるものの、娘の文もどんどん長くなり、先生のコメントも「試験問題かっ!」と突っ込みたくなるくらいの長文で、目がチカチカ  目 してしまいます。
 
 
 
 
先生がちゃんと向き合ってくれて、ちゃんと評価してくれることは、とても励みになります。
 
 
 
しかし、ますます自分自身のハードルは高くなり…
 
 
 
この調子で行ったら、雲の上まで上がっちゃうんじゃない?!
 
 
というくらい、常に頑張り度は自己ベスト更新中!!
 
 
 
 
 
そんな娘でありました。
 
 
 
 
ブルー音符むらさき音符ピンク音符ピンク音符むらさき音符ブルー音符
 
 
 
 
 
さて、先日娘がポツリと言った言葉に
 
 
「なるほど、敏感なタイプの子って、そんな風に感じるのね〜」と、改めて思うことがありました。
 
 
 
 
 
その一言とは
 
 
 
「時々、パニックみたいになっちゃうんだよね〜」
 
 
という言葉。
 
 
 
 
なに?  今度は、パニック障害とか?!
と、一瞬、そんな不安がよぎりましたが、
よくよく聞いてみると、違っていました。
 
 
 
娘の様なタイプは、何か情報が入って来ると、その内容を深く理解しようとするあまり、とても集中します。
 
 
そして、普通の人より、その情報がとても重要に感じたり、大変なことに感じたり、
 
 
つまり、大げさに捉えます。
 
 
 
それが、その時1つのことだけならば、いいのですが
 
 
例えば、大学の説明などで、
 
 
 
あれやこれや、自分で動いて情報を集め、いついつまでに提出   …  といった感じで言われただけで、
 
一気に  ど〜っ  !!
と、言葉が押し寄せてくる様に感じるようなのです。
 
 
 
しかも、ひとつのことにグッと入り込む傾向があるので、
 
 
「他のことを深く理解できなかった」と思ってしまう。
 
 
もちろん、他のことが理解できていないわけではないのだと思います。
 
 
でも、本人にしてみればそう感じるのでしょう。
 
 
「私、わかってない」という
若干ネガティブな思い込みも入り、慌てる。
 
 
そういうことだと感じました。
 
 
 
 
 
 
多くの人は自分のフィルターで、
ざっくりとふるいにかけて、
最初から受け止める部分とスルーする部分が、初めから分けられていたりします。
 
 
 
 
ところが、娘の様なタイプの場合、スルーできずに受け止めてしまうのです。
 
 
 
 
 
「 パニックみたいになるって、確かHSPに多いって読んだと思うよ。あの本読んでみたら出てるんじゃない?」とアドバイス。
 
 
あの本とは
 
 
  
 
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HSPとは
 
 
ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person, HSP
 
 
とても高度な感覚や感受性を持ち、外界からの刺激に対して敏感な人のこと。
大きな音、眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような刺激に対して敏感だったり、物事に対して容易に驚いたりする場合もあります。
 
HSPは人口の5分の1の割合を占め、地球上の生物のそれぞれの種の中にも、同じ割合で特に敏感なタイプがいると言われています。
 
これは、種が生き残るために、他の者に警告を発する役割があるためとも言われているそうです。
 
 
つまり、HSPを簡単にひとことで言うなら
 
 
とても敏感な人  !
 
 
 
エンパスもHSPの一種。
HSPの中でも、特にエネルギーに敏感なタイプで、共感能力が高いものをエンパスと言います。
 
 
 
以前に参加したエンパスお茶会で、
レイキの先生が説明してくれた時の様子
 
 
 
 
以前にも紹介しましたが、この本。
 
 
HSPの特徴がとてもわかりやすく、面白く書かれています。
 
 
 
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この本の解説に、まさしく
娘が「パニック」と言った状況の図説が載っていました。
 
 
 
 
 
初めて読んだ時も「あるある〜」の連続でしたが、
 
 
娘は、久しぶりにこの本を読んでみて
 
 
「以前よりその特徴が強くなって来ている気がする。」と言っていました。
 
 
たぶん、今大学で自分らしく生活が送れているということから、そういう特徴が際立って来たのかもしれません。
   
 
 
 
でも、まぁ
 
 
 
たとえパニックになりやすいタイプだとしてもでも、
 
自分がHSPという特性だと思えば、
それなりに自分との付き合い方も見つかるはずです。
 
 
 
早速、本を読み終えて「香水で自分と他人の境界線を、はっきりと意識するってやり方が書いてあったよ。」と言ってきたので
 
 
 
一緒に、アロマでスプレーを作り、今日は学校に持って行きました。
 
 
 
 
敏感すぎるが故に、何かと面倒な部分もありますが、
 
 
人よりも細かな所を感じ取れる良さもあるはずです。
 
 
 
上手に付き合いながら、良さとして伸ばしていってもらえたらと、思っています。
 
 
 
ピンク音符むらさき音符ブルー音符ピンク音符むらさき音符
 
 
 
 
 
HSPは敏感過ぎることから
 
 
集団生活が辛く感じるということがあります。
 
 
 
私の経験からいえば、起立性調節障害や発達障害といわれる状態のお子さんの中に、HSPの特徴を持ったお子さんが、かなり多くいると思っています。
 
 
 
特にお子さんの場合、そういった特性が不登校の原因につながっていることもあります。
 
 
 
 
 
 
HSP診断のできるサイトのリンクを貼りました。
 
 
参考にしてみてください。
 
 
 
それと
 
 
 
 
お子さんがHSPの場合、自覚していないけれど、意外にもお母さんもHSPということが、よくあります。
 
 
お母様も、テストしてみてはいかがでしょうか?
 
 
診断テストが出ているサイトにリンクを貼らせてもらいました。
 
 
 
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