3学期
娘は受験を控えて、ますます「 元気 」になっています。
普通ならば、受験が近づくにつれて、
精神的にも 体力的にも疲労が出てきてもよさそうな気がしますが…
声にハリがあるし ← 元気がないときには、蚊の
鳴くような声
よく笑うし ← 元気がなくなると、全く笑いません
例の 「 送ってね 注) 」を全く言いません
← エネルギーが枯れることがないので、チャージの必要がありません
注 )娘は学校から帰るといつもグッタリとしているの で、私に“レイキ”または“量子場調整”を遠隔で送ってくれと頼むのです。
これにより、かろうじて欠席を最小限にとどめることができていました。
なぜ、元気いっぱいなのだと思います?
それは
学校に行かないから !!!
今の娘の様子を見ていると
「 学校って、どれだけ大変だったの??」と
思ってしまいます。
おそらく、今が
中学に入学して以来、6年間の中で
一番安定して元気かもしれません。
夏休みなどの長い休みも、かなり元気ではありましたが、
たぶん、もうすぐ卒業。学校に行くのもあとわずかという状況で、本当の意味で学校から開放されたことによるところが大きいのでしょう。
大学受験の真っ最中とは思えない、
HAPPYな感じです。
しかし、
ごくごくたまに、登校日ということで
高校3年生全員が登校しなければならない日があります。
そういう時は、一転
朝、支度をしている時から
「 おぇっ
」と
」と 軽く吐きそうになって、何かが逆流している
声が聞こえて来ます 

あらら〜 

そして
「 無意識に緊張してるんだね」
「どんだけ学校が嫌なんだろう(笑) 」と
娘自身が 自己分析 (笑)
今でこそ、「 おぇっ
」と気持ち悪そうになる原因が、娘自身も私もわかる様になりましたが、
」と気持ち悪そうになる原因が、娘自身も私もわかる様になりましたが、はじめの頃なら、
「 胃腸炎にでもなった?? 」って、病気の方に結びつけていたでしょう。
今は、理由もちゃんと自分で理解でき、対処法もわかるので、それで行けなくてなってしまうことはありません。
けれど、やっぱり学校は
大変なようです !
学校から帰って来た時には 、
すっかりエネルギー切れを起こし
「 疲れた 〜
」と、グッタリ。
」と、グッタリ。全員で登校する日ではない時に、自分一人もしくは気の合う友だちと行くときは、そんなにグッタリすることはなく
本人いわく 「全く違う」とか。
みんなが学校に来る時にだけ、グッタリしてしまうのは、
おそらく 「エンパス」「HSP」の体質的なものが大きな要因となって、エネルギー切れを起こしているからだと思います。
少し解説すると…
エンパス・HSPは、簡単に言えば、場の状況を敏感に受け取る感受性と共感能力の高い人。
☆以前のブログ
「エンパスを理解すると次が開ける」は
例えば、
同じ学年の生徒が大勢集まれば、
そこには様々な状態の生徒がいて
色々なエネルギーを発しています。
昨日、親にガッツリ叱られて、モヤモヤを持ったまま、学校に来ているかもしれません。
勉強のし過ぎで、疲れ果てている子がいるかもしれません。
もちろん、先生もです。
進学実績を上げるために、実は先生自身もかなりのプレッシャーを感じているかもしれません。
そんなこんなで、
ありとあらゆる状態の情報(波動)に
感受性の高い子・共感能力の高い子には、無意識のうちに、まるで我が事の様に同調してしまうのです。
自分でもわけがわからないうちに、
「自分が自分でなくなってしまう」
そんな感じだと思います。
気分だけでなく、体調そのものも同調しますので、たまったものではありません。
実は、周りによく気がつく子
周りのことを気にする子には、このようなタイプのお子さんがとても多いのです!
今でこそ、エンパス・HSPという言葉と、子どもの体調不良について関連性があるという人が増えましたが、
わずか2・3年前までは、私がそこに気がついて調べようとしても、わずか1人の方にヒットしただけでした。
実は、体調不良が起きている時、
具合が悪い理由は、病気ではない場合もあるのです!
参考までに、この本をご紹介しますね!
とても面白く、HSPの特性が書かれています。
うちでは娘と読みながら「あるある〜!」を連発。
本をご紹介した人の中には、「これって子どもじゃなくて、私のことだと思った!」という方もいらっしゃいました!
そして
たぶん、今
お子さんが学校に行けないことで
悩んでいらっしゃる親御さんにとって、一番の気がかりは、学習面での遅れるのではないか?ということだと思います。
しかし、それは大学受験まで漕ぎ着けた私たち親子の経験から言わせてもらえれば、
全く問題なし !!
娘は
中学時代にはめまい・吐き気・頭痛・全身の痛みで、学校に行くことが出来ず、
行ったとしても、集中力も思考能力も下がった、まるで「魂が抜けた様な状態」で登校し
高校に上がっても、欠席日数は進級できるギリギリまで、まるで「有給消化」の様にたっぷり休み、単位を落とさないことだけが目標でした。
しかし、そんな状況の娘であっても
今こうして、大学受験に臨んでいる 。
それも、難関と言われる大学目指して頑張れる学力と、最低限の体力だけはある!
つまり、
普通の子どもの様に
「人並みに学校に行っているかどうか」は、
全く問題がない!!!
ということなのだと思います。
むしろ、
人混みにいると疲れで、エネルギー切れを起こしてしまうなら、
塾や他の手段で、自分のペースで勉強した方が、子どもによってはよほど効率がいいということもあると思います。
考えてみれば、毎日元気で毎日学校に「ただ行っている子」よりも、
普段は行けなくても、やれる時には「精一杯やる子」は、モチベーションが違います。
娘には「行きたくても行けなかった」という思いから、「ただ学校に来ている、やる気のない子には負けたくない!」という、強い思いがいつもあります。
そして、私はこれまでたくさんの、
学校に行きたくても行けなかった…という経験をした子に、会って来ましたが、
その子たちは、元々の能力はとても高い子ばかりでした。
“その時”が来れば、必ずや
「親の心配は取り越し苦労だった」と思わせてくれるほど、大きな力を発揮すると信じています。
子どもの特性を理解して、
子どもが自身が動き出すのを見守る姿勢が、親には求められていたのだと、
この6年間を振り返って思っています。
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さて、ここまでは
学校に行かなくても、いいじゃないかというような事を書いて来ました。
しかし、学校しか得られないとまでは言えないけれど、
学校に行くことで得られる、大切なものがあるのもまた事実です。
その大切なものは、友だちと過ごす時間 。
先日、娘が
「やめてもいいって言われたけど、やめなかったのは、友だちがいたから … 」
と言いました。
頑張って学校に行ったことで、
たくさんのかけがえのない仲間ができました。
学校に行かずに過ごすことは、
とても孤独です。
先日、知り合いの方から、こんな話を聞きました。
息子さんは、
一旦は通信制の高校をやめる決断をし、家で過ごしていました。
しかし、再び全日制の高校に通う決意をし受験。
この春から、1歳年下の仲間と共に勉強することにしたそうです。
なぜならそれは 「孤独だけが辛かった」から。
仲間を持つことが発達の課題でもある子どもにとっては、やはり友だちはなくてはならないものなのでしょう。
それに息子さん自身が気付き、動き出した。
それが、そのお子さんにとっての“その時”だったのでしょうね。
*・゜゚・*:.。..。.:・*:.。. .。.:*・゜゚・*
“ その時 ”は人それぞれ。
中学は、義務教育の期間であり、欠席は何日しようと、進級はできます!
高校は、今でこそみんなが行くことが当たり前かもしれませんが、行かずに大学に行くことだってできるのです。
学び方も、人それぞれ。
その子一人一人の体質・性格に合った、進路の選択ができる 。
それが当たり前、という時代が
一日も早く来ることを願っています。
映画 「みんなの学校」
上映会のお知らせ
大阪府立大空小学校。
不登校ゼロを目指す学校が、児童も先生も保護者も、地域の人たちも一緒になって「誰もが通い続けることのできる学校」を作り上げて来ました。
支援が必要な子もそうでない子も、一緒になって学ぶ。
そのなかで、子どもたちの成長・先生の苦悩・みんなの喜びが、ありのままに映し出された映画です。
★日時 2018年5月6日 14:00〜16:30
★会場 半蔵門いきいきプラザ
★参加費( 予定 )
大人1,200円 小学生以下 無料
私が参加している
「大人と子どもがともに学ぶ大学〜みらい創造キャンパス ディスカバーズ」の共同企画による上映会です。
申し込み方法等、詳細は決まり次第お知らせ致します。
実は、私もまだ見ていない!
ぜひご一緒に、映画鑑賞いたしましょう!
予定を空けておいてくださいね 

