第一クールで奇跡的な抗がん剤の効き目が出た主人ですが、
第二、第三クールと進めるにつれ
次第に効き目が少なくなってきました。
そもそも抗がん剤は続けると耐性が出来てしまうというマイナス面がありますので、
効き目があっても手放しで喜べないところがあります。
主人の場合も第一クールは劇的な効き目を示したのですが、
毎回続くものではありませんでした。
でも長い付き合いを覚悟していた私としては、
驚くものではありませんでした。
でも素直な感想としては「やっぱり都合のいいようにはいかない」と思いました。
ふと気が緩むとため息が漏れ、絶望感が襲います。
親族と勤務先以外にはほとんど病気の事は言っていません。
きっと知ってしまったら相手が気を使ってしまうし、
今までのように付き合えなくなってしまうんではないかと思ったのと、
ママ友に言ったら大人の知らない場所で
子ども同士の会話の中で子ども達が傷つく事がきっとあると思いました。
子どもというのはある意味残酷ですもんね。
配慮とかないですものね。
でも私たちはこれからもこの病気と付き合い、
色々な事を考え、思い、
様々な壁を乗り越えて人生を送っていくんだろうなと思っています。
困った時の神頼み
「神様は乗り越えられる試練しかお与えになりません」
この言葉をいつも心に唱えています。
高い壁は与えられた試練
乗り越えたら新しい景色が見えるはず