その唸り 雪崩のごとし | NIGHT HAWK FLIGHT★彡

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テーマ別に見てもらえると
わかりやすいかもしれません

 NIGHT HAWK→自分の想い、日常
 RHODSE WALK→愛猫ローズの日記
 SONIC VEIL→音楽への想い
 時の消える時→詩集、BELAVIS
 THUNDERBOLT Ex→バンドのこと


突然ですが『AVALANCHE』って単語の意味知ってます?あまり聞き慣れない言葉ですよね。
実は『雪崩』って意味なんです。

雪崩のごとく、山を駆け降りる…
まさに、マウンテンバイクらしい名前ですよね!

荒れた路面を駆け抜けるにはタイヤが重要
ということで、今日はタイヤのお話しです。


GT:AVALANCHE SPORT が履いてるタイヤは
WTBのRANGERです。


そこまでゴツくはないけど、川原や森のオフロード走るには充分にグリップしてくれる安心感ある。

マウンテンバイク乗ったことある人は知ってると思うんだけど、こんなタイヤでアスファルトの舗装路走ると「ゴォォォーーー!」って唸りが聴こえるんだよね(笑)

これ最初ビックリした!
街中走ってると、この音に気付いて避けてくれる人もいるくらい。

オフロードを走るために、転がる時の抵抗が大きいゆえなんだけど、舗装路走る時はそれが弊害となって、普通の自転車より遅いし、力いります。
漕ぐのを止めた時の減速加減は、久しぶりに自転車乗った自分でも、あからさまに感じるほど…

マウンテンバイクは「遅い」「重い」

AVALANCHEは車重15kgありますしね、だったら軽いロードやグラベルバイク買えよ!って声も聴こえてきそうですが…
そんな常識も解っていながらも、自分はマウンテンバイク乗りたかった。

ただ、長距離走る時は舗装路走る割合多いし、もう少しなんとかならんかな〜
というわけで、タイヤ換えてみることにしました。

そして選んだのがこちら!


Vittoria:TERRENO

タイヤって、丸い輪っかの状態で届くのかと思ったら、こうやって届くんだねー(笑)

タイヤ交換なんて勿論初めてだったけど、ネットでやり方調べて、意外と出来ちゃいました。


スポーツサイクルならでは、タイヤの付け根がクイックリリースという構造になっているのと、ブレーキがディスクブレーキなので、外すのは簡単。
使った工具はタイヤレバーという、タイヤをはまってるリムからひねり出す工具だけです。

交換する時のキモは、チューブの空気を抜き過ぎないことかな。
ペチャンコになるまで抜いちゃうと、新しいタイヤはめる時ちょっとメンドイかも。ある程度、輪っかを保ってる方がタイヤはめやすいですね。

新しいシューズならぬタイヤに履き替えたグレイシーがこちら!


タイヤの側面、サイドウォールがカーキ色で軽快そうでしょ♪

実はホントに軽快なのです!


それもそのはず
このタイヤ、横以外は凹凸の無いセミスリックなんです!

スリックタイヤ凄い!
何もしなくとも、跨がるだけで転がってゆきます!(笑)

ビックリ!←ビックリしてばかり(笑)

実際、リア5段〜7段平均で走っていたギアも、6段〜…7段平均で走れちゃいます。
時速で言うと、20キロくらいは楽に出せる。
遠出する時は重宝しますね。

じゃあこれでオフロード走ってみたらどうなのか?
やってみたんだけど、意外と走れます。
左右のトレッドが意外と効いてくれるんだよね〜
「ズルッ!」と滑りかけて車体が傾くと、グリップして踏ん張ってくれる感じ。

これはランニングで多摩川トレイルした時にも感じたことだけど、細かい砂利道なんかの直線は、むしろ、凹凸が路面に沈み込まない分、こちらの方が速い。
でも気を付けなきゃならないのは…体重移動しただけで、簡単にドリフトします(笑)
スキーやってるみたいな感覚。

調子に乗って砂利道で、ドリフトしながら蛇行運転して、最後にスキーみたいにスピンしながら止まろうと、思いっきりリアブレーキかけたら、スピンして車体が傾いた瞬間、いきなりグリップが戻ってスピンしてる内側ではなく、外側に吹っ飛ばされてコケました(笑)
目撃した人、唖然としてたな〜恥ずかしかった💦

けど、自分で笑ってしまったよ
そのうち、ドリフト動画撮れたらアップしますわ。

マウンテンバイクの新しい楽しみ方が見えた気がした(笑)


さて、これも楽しいタイヤで気に入ったのですが、スリックタイヤはやっぱりパンクのリスクもある。
日常はガタガタのオフロードばかりに目が行く自分なので…もう一本タイヤ買ってみました。


こちらもVittoriaからの
MEZCALです。

こちらはしっかりオフロード仕様


なのだけど、センターのトレッドが直線に並んでるの判ります?
これ、最近の自転車でよく履いてるの見かける「センターリッジ」てやつなんです。

最初のWTBと見た目はほとんど変わらないけど、走ってみた感じ、こちらの方がスピード出ます。
オフロードでのグリップも良好。
普段履きにはこちらで決まりかなって感じです。


サイドウォール、グレーってのがまた…
こいつのためにしつらえたようなタイヤでしょ♪

行くよーって、グレイシーに跨がった時の滑り出しが、速すぎず遅すぎず気に入ってる。

そしてこちら、TERRENOに比べると太く見えません?
実は…


太いんです!

TERRENO:55.2mm
MEZCAL:55.5mm
たった0.3mmだけど…(笑)

WTBもTERRENOも、29×2.25インチなんだけど、MEZCALは29×2.35インチのにしてみました。

タイヤがはまってるリムを幅広のに変えると、もう少し太くなるんだけど、そこまではまだいいかなって。
たった0.3mmだけど、空気圧低めにした時に、やっぱり接地面広くなったなと実感します。


こちらが空気圧設定
29〜58psiの間にしてくださいてことだけど、自分は体重軽いので、40psi弱くらいが丁度いいかな。50psiにすると跳ねちゃうわw


Vittoriaのタイヤを選んだのは、AVALANCHEの上位機種がVittoria履いてるというのもあったし、何よりレースの実績あるというのが大きい。
でも、一番の決め手は…「GRAPHENE」という素材を使っていること。

GRAPHENEの説明はこちらで


2010年にノーベル物理学賞を受賞したこの素材
鉄の200倍の強度がありながら、曲げ伸ばし・折り畳みが可能かつ原子一層分の薄さと軽量性をもつという…
まさに夢の素材


自分が履いてるINOV-8のシューズもグラフェン使ってます。

普通のゴムに比べると、若干硬いかなって気もするけど、それぞれの好みのレベルかな。
耐久性、屈曲性は申し分無いと思うで、自分は好き。
なぜもっと一般的にならんかな〜と思う次第。

Vittoriaのタイヤがグラフェン使ってたと知ったときは「マジかー!買うわ!」って即決でした(笑)


マウンテンバイクのタイヤは、日本ではだいたい27インチ前後の大きさが一般的だけど、自分は乗ってみて、29インチにして良かったなと思ってる。

身長175cmのヒトとの対比はこんな感じ


地面にカメラ置いてるから、相当タイヤでかく見えるけど、ちゃんとタイヤ跨げますからね!(笑)

木の根や段差乗り越えるのも楽だし、スピードも出せる。
マンションのエレベーターに乗せる時は、前輪上げないと入りきらなくて…おめーはデケーな!と思ったりするんだけど(笑)

なんだろね、安心感あるんだよね
これって、乗馬してるような感じなのかな…


ちょっと脱線したけど、シューズしかり、ハンドル、タイヤはランナーにとって、大事なとこだからね。

安心して任せられるモノでなければ、結局、自分が活かせないから…

そんなん、いっぱい経験してきたから…

善いモノ、自分に合うモノを見つけるってのは、そういうことだと思う

まぁ、新しく自転車買って、わずか2ヶ月たらずでハンドル3本、タイヤ3本揃えたのは、世界広しと言えどおれくらいかなとは思うけど(笑)


I do not seek, I find.
by Pablo Picasso




I found guide-in line in the raging world