ヒトデナシ | NIGHT HAWK FLIGHT★彡

NIGHT HAWK FLIGHT★彡

テーマ別に見てもらえると
わかりやすいかもしれません

 NIGHT HAWK→自分の想い、日常
 RHODSE WALK→愛猫ローズの日記
 SONIC VEIL→音楽への想い
 時の消える時→詩集、BELAVIS
 THUNDERBOLT Ex→バンドのこと


今日は「世界動物の日」動物への愛護・保護を目的とした記念日。
自分の誕生日に近いので、この1年を振り返るのにちょうど良いです。

この1年に巡り逢った動物達


アゲハ蝶
身近な蝶ですが、あらためて間近で見ると綺麗な蝶ですな。



こちら非常に解りづらいけど…タヌキチです(笑)
写真中央に2匹居ます。
明るい時間だったからか、コソコソ隠れてしまった。



こちらは多摩川上空に飛来した鳥の大群。
こんなに大編隊で飛んでいるのを見るのは珍しいです!
長距離飛行に適したV字編隊を組んでいるということは、渡り鳥かもしれませんね。



そして、チーターとツーショットを決めるうちのローズ(笑)

テレビ観らんねーだろが!!


グニュ〜

虐待じゃないですよ。
ヒゲ上向き、耳も正面向いてる。こうされるの、まんざら嫌いでもないらしい(笑)
手を離すとペロペロ舐めてくれます。

動物の生態を知ることは、動物と接するうえで非常に大事なことです。自分の生態を知る手掛かりにもなりうる…

自分は大型猫科動物、いわゆるビッグキャットの中ではチーターが一番好き。
陸上動物最速の速さ(時速100キロを超える)、無駄の無いスレンダーな身体の美しさ、赤ちゃんチーターのモヒカンみたいな幼毛もとっても可愛らしい!
そして何より、群れないこと…

ビッグキャット人気ナンバーワンはライオンなんだろうけど、ライオンはどうも好きになれない。
彼らは基本的に群れで生活している。集団で狩りをしたり遊んでる姿は、微笑ましくもあるだけど、群れであるがゆえ、気にさわる個体が居ると…徹底的です。
股間の急所を引き裂き、背骨をへし折る…
補食動物の鉄則、喉元を狙ってトドメを刺すなんてことはしません。
再起不能になるまでいたぶって放置…食べもしない。
ヒトと同じように…自分と同じ種に、リンチが出来る動物なんです。

このドキュメンタリー映像を観たときは、しばらく泣き続けました…
あの背骨が折れる不気味な音は、一生忘れられないと思う…

縄張りや地位争い…
チーターにも縄張り意識はあるけど、ライオンやハイエナがうろつくような所からは潔く離れる。
チーターは決して弱くない、世界最速の肉食獣です。

自分の存在により荒れるならば、自分が居なくなればいい…

自分は、そんなチーターが好き。



風の強い日、川原上空をグライディングしていたトンビ
とっても気持ち良さそうでした。


つがいなのか、2羽で飛んでいて、たまに急接近してバランスを崩してはまた風に乗ってグライディング…
挨拶をしているのか、ちょっかいを出しているのか、楽しそうなふれあいでした。



砧公園でたまに見かけるアオサギ
ここには餌になるような小魚なんてほとんど居ないから、単純にここが好きみたいです。



こちらは多摩川のシラサギ
岸に沿って餌を物色しながらずっと歩いていたけど、歩く姿も優雅だったなぁ〜
サギは警戒心強くてなかなかそばで見られないから嬉しかった。



ぼんやり座って休んでいると、何かに見つめられてる気が…


カエル君でした(笑)
この写真、望遠も拡大もしてないんですよ。
動物にはそれぞれ距離感…いわゆるソーシャルディスタンス?(笑)があって、5mくらいまで近づくのも大変だったりするんだけど、この子は50cmまで近づいても逃げなかったなぁ。自分に何か用事があったのかな?(笑)
こちらをじっと見つめる瞳がとっても綺麗だった。



夜勤明け川原で休んでいると、何かが蠢いてるのに気付いた。


どうやらカニっぽいけど、何なのこの集団は?
そもそもカニは警戒心強いので、近づくとすぐ逃げてしまうけど…
腹も見えてるし、何かおかしい…

ちっ…またおれかよ…

そう呟くと自分は立ち上がった。


東京の川原はいろんなものが落ちてる。
工事現場用のポールを拾ってきて引き上げてみると…


カニの捕獲に使うカニ籠だった。
中にはこの辺りに住んでるモクズガニがわんさか…

自分がここに来た時には辺りに誰も居なくて、籠を調べてみても、流されないように岩や係留ロープで固定もされていない。
カニ籠を仕掛けるのは大概夜間。時刻は午前9時になろうかというところ。
ここは日中、子供達が川に入ったりして遊ぶような所なんだけど、誰も取りに来ないのもおかしい。
昨夜まで雨続きだったから流されたのか、放置されたのか…

クズが…


そう呟きながら、僕はカニ籠を開けた

「お父さーん、カニいっぱい捕れるかなー?」
「おう!きっと大漁だぞー!今日はカニパーティーさ!
はっはっは!」

なんて光景が頭に浮かび、僕は手を止める…


なわけねーだろ!ざーんねんでした!
カニパンでも食ってろ


全カニ解放!!

恨まれるのには慣れてる
こんなヒトデナシに見つかったのが運の尽きだったな…

空になった籠は、網を切り裂いてフレームをバッキバキにしときました。

別にさ、カニを捕ることも食べることも悪いことじゃない。自分も釣り好きだしね。
でもさ、自然に手を出すのであれば、最低限ヒトとしての責任くらい持って欲しい…

日本はこういうの甘いけど、今回の事案はアメリカだったら、裁判所に出廷、罰金刑は免れられないかもしれない。


今世界はコロナ禍で皆マスクしてるけど、それ以前からチンパンジーなど野生の霊長類を観察する研究者は、マスク着用がデフォです。
感染症の蔓延で全滅した群れはいくつもある…

ヒトが動物を絶滅させるなんて簡単なんだよ





神様がいるのならば 自分は問いたい

なぜおれはヒトなんだ

なぜ ヒトデナシとして生きなければならない


自分は 空翔るケモノでありたかった…