今日はみんな役割が違うってお話
皆さんこんにちは!!
未常識を常識へ変える金型屋を目指すたっくんです
皆さん楽しんで笑ってますか
笑顔を作ると楽しい気持ちになりますよ
全国で大寒波のニュースが出てます大阪も最低気温が-2℃
この寒さもあっという間に過ぎていくとは思うんですけど、早く春が来て欲しいですね
寒さもありますがコロナの影響も春になれば少しは緩和するんじゃないかなって思ってます
さて今日は役割の話をしていきます
会社には色んな人がいますね
社長
取締役
部長
課長
係長
一般社員
みんなそれぞれ役割が違うんですけど、この役割って意外とわからなかったりします
実際、私もよくわかってませんでした
というか分かってるつもりで考えてなかったって方が正しいかもしれません
自分が代表になって約1年が経ち、改めてこの役割について考えました
うちは先程書いたような数の役職はないので社長、部長(リーダー)、一般社員の3つで書いていきたいと思います。
まず、会社の中での仕事の種類を分けて見ます
直接業務
間接業務
大きく分けるとこの2つになります
直接業務とは行動、作業する事によってお金を生み出す業務の事を言います。
例えば、材料を削るとかプレス加工とかですね
作業する事で販売出来る物を作る事です
次に間接業務とは作業する事で直接お金を生み出す作業にならない事を言います。
例えば、伝票発行とか営業活動とか管理業務とかですね
作業する事で販売のサポートをする事です
まずはこの業務に違いがあることを念頭に置いてください。
では一般社員はどちらの業務が多いでしょうか?
それは 直接業務 ですね~
まずは現場に入って機械を覚えて、製品を作る事を覚えます
部長(リーダー)はどちらが多いでしょうか?
それは 間接業務6割 直接業務4割 ですね
では社長はどうでしょうか?
それは 間接業務 です
しかも間接業務100%
むしろ直接業務をしてはいけない!と言ってもいいと思います
この中で特に部長(リーダー)クラスの仕事にフォーカスします
これからはリーダーとして書いていきます。
リーダーになる人材は一般社員の行う作業の多くを出来る人間がなることが多いです
(ここではあくまで中小企業の目線で書いています)
そのリーダーは自分が出来る事が多いので、一般社員に任せるのではなく自分が作業をすればいいと思いがちになります
たしかに仕事は速いですし、いい製品が仕上がる事が多いです。
ですが、この選択が間違えています
先に書いたようにリーダークラスは間接業務が6割で直接業務が4割にならないといけません
仕事が出来るがゆえにリーダークラスになっても直接業務7割くらいで日々過ごしているように思います
そうなるとどうなるか?
一般社員がさぼります
誰しも作業に没頭すれば、周りが見えなくなります
みんなが同じように作業をしてると錯覚してしまったリーダーは自分が没頭してるように他の社員も仕事をしてると勘違いしてしまい、結果として思った通りになりません
なので、しかたがないのでまた自分でリカバリーをします
最悪な循環になっていくわけですね
かと言って一般社員がさぼってやろうと思ってさぼってるかというとそうではありません。
何をしていいかわからない。
やり方が分からない。
自分の都合のいいやり方でやる。
など、力量が足りていないのでさぼったようになってしまいます
それで、「お前はきちんと仕事しない!」なんて怒られるとその人は拗ねてしまいますよね
一般社員は力量不足な部分が多いと言うのはその人の力量マップというパズルが空白、もしくは歯抜けになっているって事なんですね
そのパズルを埋めるように力量をつけてやるのがリーダーの役割でもあります
これは間接業務になります
なのでリーダークラスは直接業務に自らが飛び込んでやるのではなく、一般社員に教育をしていくことで出来る人材を増やす事が仕事になってくるわけですね~
そのコントロールをする為にも、間接業務が6割になるわけです
そして直接業務の4割はいわばブースターのような物でギリギリのラインでどうにもならない助けてくれー
って時に発動させるべき力なんです
なぜなら4割の力は一般社員の10割よりもより濃密な精度を持った力なのでブースターになりえるわけなんです
そのブースターの力を普段から使ってるといざという時どうにもなりませんよね
なので、管理職と言われる人は直接業務から離れていかざるを得ないんですよね
リーダークラスは全体を確認して、外からみんなのコントロールを行いいざと言う時ブースターをかける
これが、リーダークラスの役割です
企業規模が変われば当然変わってきますので、全てに当てはまるわけではありませんが、おおむねこんな感じです
やるべきことを理解すると人の動きって変わりますよね
今一度自分の役割とはなんだろうと考えてみてはいかがでしょうか
それではまた~