ミャゴラトーリ×岩田達宗
小劇場演劇的オペラ公演
ヴェルディ「リゴレット」
チラシが完成しました。

キャストを見て直ぐに気が付かれた方もいると思いますが、当公演のチェプラーノ夫人とジョヴァンナ、あとチラシ上にありませんが公爵の小姓役を男声が演じます。
これは演出の希望です。
もちろんウケ狙いや奇をてらったものではありません。
岩田達宗の本気です。
曰く「ジルダとマッダレーナ以外の女性を入れたくない。2人は掃き溜めに鶴だ。」と。どのように作るのかは本番舞台を是非見に来て頂きたいと思います。
そして、『掃き溜めに鶴』を、不穏な世界に舞い降りる(舞い上がる?)1枚の羽としてイラストレーターのmariさんに絵を描いて頂き、デザイナーの太田公士さんのデザインで纏めて頂いたのがこのチラシです。
僕は、チラシは単にインフォメーションではなく、その公演のイメージを伝えるものでなければならないと思っています。お店のショーウィンドウと同じです。それを見て素敵だと思えば、お客さんは自らインフォメーションを求めてくれるでしょう。オペラもそのように作っていくべきだと思っています。なので常に拘りたいですが、それも実際に形にして下さるお二人がいればこそです。
本当に感謝です。

あと、
ミャゴラトーリ×岩田達宗公演は、岩田さんの尽力により毎回好評頂いていますが、今年はスケジュールが例年よりも厳しい状況となりました。その為、当初ダブルキャスト2公演で企画をスタートしましたが、公演の質を絶対に落とせないとの判断から、十分な稽古量を確保する為にシングルキャストに集中しての1公演という判断になりました。
一回限りの公演ですが、今年も全力を注ぎます。
毎年、公演間際になりますとチケットの確保が難しくなっております。チケットのお求めは早目にして頂けますと助かります。



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