漫才は文学だ! ☆日本の職場と家庭にほんの少しのスマイルを☆
今日の話題は、“プリゴジンの乱!?”です。
「社長、今日の話題はプリゴジン氏です」
『プルコギ』
「誰が韓国料理ですか? プリゴジンです」
『どんな御仁だ?』
「プリゴジンです」
『しかし、お前、ややこしいところ来たな』
「時事ネタ漫才は、時事ネタに向き合わないとですから」
『う〜ん、プリゴジン、略してプリン』
「可愛くなりますけど」
『なんだかよくわからないが、プリゴジンの乱以来、情勢は大変そうだよな』
「本当のところはわかりませんが、中で何かが動いていますね」
『ギョウ虫だな』
「なんで寄生虫ですか?」
『プリゴジンもピロシキ広げ過ぎだったんだよ』
「広げたのは、風呂敷ですね」
『聞いていいか?』
「なんでしょう?」
『そもそも、ワグネルってなんなんだ?』
「民間軍事会社ですね」
『民間軍事会社って、巨人軍が武装するようなものか』
「違うと思いますけど」
『よくわからん』
「日本の常識では理解しにくいですね」
『う〜ん、しかし、お前、ワグネルってどういう意味か知ってるか?』
「知りませんけど」
『俺も、知らん』
「なんなんですか?」
『調べてくれないか』
「調べてみると、ドイツの作曲家ワーグナーにちなんでつけられたそうです」(←ホント)
『へぇ〜……。ワーグナーといえば、リキュールで割るみたいな曲あったな』
「ワルキューレですね」
『タイトル聴くだけでクラシックに酔いそうだよ……』
「ワーグナーの伝統に縛られない自由な発想が、ネーミングの由来だそうです」
『ま、確かにモスクワに向けて進軍して、一日でやめるというのは自由な発想だ』
「そういうのじゃないと思いますけど」
『プーチン大統領、ワグネルが進軍中、地下壕に隠れていたとか報道あったな』
「戦争が早く終わってくれるのは歓迎ですけど、」
『そうだよ。犠牲が増えるようなことは避けてもらいたいよな』
「そうですよ、問題は、クレムリンが何を考えているか」
『俺は知っているぞ』
「本当ですか?」
『真夜中過ぎて食べ物を与えない』
「それはグレムリンですね」
『クレムリンはグレムリンに改名したらどうだ』
「何のためにそんなことするんですか?」
『水かけると傭兵が続々と誕生する』
「戦争広げてどうするんですか」
『しかし、ロシアが同盟国に配備した核兵器も心配だよな』
「ベラルーシのルカシェンコ大統領は、我々の兵器だと明言してます」
『まさに、人類史上最強の“借りパク”だな』
「そうかもしれませんけど」
『プーチン大統領は譲渡ではないと言ってたからな』
「今後の情勢がホント心配ですね」
『ひとつ言っていいか』
「なんでしょう?」
『ルカシェンコに、俺のものは何も貸すな』
「向こうも借りませんから大丈夫ですよ」
『俺は、個人的に、秋田県がプーチン大統領に贈った秋田犬も心配だ』
「確か、名前は“ゆめ”でしたよね」
『そうそう、ザギトワ選手に送ったのは“マサル”だな』
「なんで突然秋田犬の話でしょうか?」
『そりゃ、今回の戦争や騒動の当事者のロシアの皆さんに、思い出して欲しいからだよ』
「なんでしょう」
『平和の“ゆめ”に“マサル”ものはないってことを』
「パチパチパチ」