6年振りの会場設営 @ ROCK IN JAPAN FES. 2011 | Attitude Game 外伝 @ ameblo by T-Murder Tha Hustler a.k.a. T. Omura

6年振りの会場設営 @ ROCK IN JAPAN FES. 2011

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最近、個人的にはロックを聞こうと思わない為、過去にも名前は聞いた事はあったが、『Rhymester』や『KREVA』等の一部アーティストのライブ以外、特に興味が惹かれる事は無かった、いわゆる夏フェス (野外フェス) の一つとして毎年、約15万人もの人々を動員すると言う、『ROCK IN JAPAN FES. 2011』の会場設営に今年始めて、携わる事になり、先週水曜日~金曜日と今週月曜日~水曜日の計6日間、茨城県ひたちなか市の『国営ひたち海浜公園』まで連日、片道 2時間半以上も費やして、通い詰めている。

しかも、クラブやライブハウスの規模を超えるイベントの企画制作に携わるのはかなり、久しぶりで今回、自分達が任されているセクションで主に扱っている、トラスの施工に関しては、かつて、大道具として働いていた頃、2005年の夏フェス、『a-nation'05』以来、実に6年振り!

本業 or 副業? のデスクワーク中心だけでは身体が怠けてしまう可能性が高い事もあり、常に多忙であるものの、纏まった予算が必須な状況も考慮しつつ、日頃からのフットワークの軽さを活かして、今でも多方面な仕事は継続している為、ある程度のラインまでの力仕事をする事そのものは、慣れているのだが、実に6年ぶりとなる炎天下や台風、夕立等の中でのハードワークをするとなると忘れていた感覚を呼び覚ますまでに時間が掛かってしまう! 当然、会社毎に呼び名の違う事も多い部材の名前なんて、殆ど、覚えていない! 見よう見真似で作業に臨んでいるが、昔は平気だったラッシングすら、まともに扱えなかったり、自分ですら、足を引っ張っている感覚に陥ってしまう時もある。

普段ならまず、片道 2時間半以上も掛けて、ハードワークの為に遠征をしようと思わないが、今回の『ROCK IN JAPAN FES. 2011』に関しては、元請け~俺達の様な末端の一作業員まで含めると、延べ 1,000人以上が会場制作に携わっている様で、自分の場合は、某下請け会社経由での案件として受注を受けているが、集団でのバス遠征が基本で、昼飯や協賛メーカーからのドリンク (500mlのペットボトルを一人何本でも、飲み放題) も無条件に提供されるし、他の現場でそうそうあり得ない、タンクトップやハーフパンツでの作業も認可されている為、暑い炎天下での作業であっても、他の現場と比較して、この手の舞台制作系の仕事としては、かなり、高待遇な気がしている。

昨日から3日間に及ぶ本番が始まったが、残念ながら、俺達の様な末端の人々 (縁の下の力持ち?) は基本的に本番には同席出来ない為、次に行くのは来週月曜日~水曜日に予定されている、いわゆるバラシ (撤収) になる予定。俺が通った計 6日間を含めて、トータル 約10日で制作している一連の設備を4日で解体し、元の公園の状態へ現状回復させるプランニングらしいが、仕込みよりもハードワークになるのは明らか!

現場でも何人のツレの奴等や元請け側の職人達と会話していたが、今年のロゴがどう見ても、『イトーヨーカドー』のロゴとそっくりに見えて仕方無いのだが、そう思っているのはきっと俺だけじゃない筈!3/11の震災に伴う、茨城県の復興支援や平和の象徴として、鳩が描かれている様だが、どう見てもこの配色が色褪せた、『イトーヨーカドー』を連想させてしまう!