命運交響曲  | 15ヶ国語を自由に操る多言語スピーカーを育てる大学教授のブログ
こんにちは 

国際言語学者の溝江達英です。

最近 ベートーベンの交響曲第5番にドハマりしております。

デデデデーン♫でお馴染みのあれです。

モールス信号がVを伝えるときと偶然同じリズムらしいですね。

Vはローマ数字では5です。

手を大きく広げて、親指と小指のラインをなぞればVみたいな形になりますね。

ローマ数字の10はこのV(5)+V(5)でXになります。

V(5)にVの逆さまをくっつければXになりますね。

韓国語ではウンミョンなのですが、中国語では命運交響曲と名付けられています。

運命じゃないの????

命運なのです。

日本語には命運と運命の二種類があります。

命運は運命のうちの1つで、

命運尽きたと言えても運命尽きたとはいいにくい。

しかも命運ってマイナスニュアンスがある感じがします。

中国語には日本語では運命・命運と2つあるようなものでも、中国語では片方しかないという現象がよくあります。

先祖と祖先なんか違う感じしますよね。日本語だと。

でも中国語は祖先だけ。

こう考えると、母音がある単語が先行する傾向が高いのか?と疑ってみています。(日本語的に考えてです。あくまで)

MEI+UN=命運

SO+SEN=祖先

それにしても、ベートーベンがどれだけブラームスに影響を与えたか。

そんな観点で聞いています。

第五交響曲って番号で呼んでいるのは日本語ぐらいらしいですね。

フランス語ではsymphonie du destin (サンフォニー デュ デスタン)

運命の交響曲

ドイツ語ではSchicksalssymphonie(シックザールスジュンフォ二) 

そのまま運命という言葉が書かれてますね。

ベートーベンの聴力がほぼ失われた状態で完成させられた音楽ということを考えてみると胸がアツくなります。

いかにキレイな音を紡ぎだすか。

これを音楽の世界で言う【絶対音楽】を目指したわけですが

建築にも似た

音楽へ美の構造を持ち込んだという意味では偉大な功労者であることは間違いありません。

私の構想する超越文法は

超越文法=言語×音楽であり、言語×文学、言語×歴史、言語×数学、言語×哲学

言語×◯◯の世界を扱っていきます。

超越文法が気になる方は、超越文法で検索するか、超越文法 溝江で検索してみてください。

ぜひベートーベンの第五交響曲、特に、暗から明に転じるモチーフ 第4楽章をお楽しみください!