人生は、くもりのち晴れ | 光永泰一朗の "Off the Record"

人生は、くもりのち晴れ


僕も持っていなかった貴重な写真から。



左から、亮太、僕、木村正信先生、母。
シカゴ日本人学校時代の家庭訪問時。




心も身体も沢山動いた3日間でした。

18日。
オカダユータのシリウスツアーのセミファイナル。

実は去年の8月から誘ってくれていました。
僕のスケジュールが不透明だったため、すっと待っててくれました。
その理由がステージで判明し、思わず涙が。

ユータ、11月に共演した時よりも10倍くらい成長してて、
本当に嬉しかった。
一緒に飲む度にグダグダとウルサかった面倒な先輩として。
同時に、同じ歌い手として本当に刺激をもらいました。
きっと、共演のビンコウさんも同じ気持ちだったはず。
聞けば20日のファイナルも大成功だった模様!
仲間として心から嬉しく思います。おめでとう、ユータ!




19日。



旧武藤三治邸でのライブ。
Gift hana hanaさん、米津館長のおかげで実現したこの素敵なイベント。





定員の150%という沢山の皆様と共に、
歴史ある文化財で歌えたことは、とても光栄でした。
愛とありがとうと花に溢れていて、
この日にしか出来なかったであろうステージを皆様と一緒に作れたと思います。
最高に楽しかった!!!





終演後に、広島へと向かいました。
せっかくの機会なので、少し足を伸ばして、
小学校時代の恩師を訪ねて。



広島駅まで迎えに来ていただき、
カメラも構えていらっしゃいました。笑


先生には、任期である3年間、その全てを受け持っていただきました。
覚えていることといえば、



毎日欠かさず、日記の宿題が出ていたこと。(とても嫌だった。)

「お前は良いことをしても目立つが、悪いことをした時の方が目立つから人一倍気をつけなさい。」
と言われ続け、多めに叱られたこと。(理不尽だと思った。)


でも今になって、そんなことを教えて下さる先生に出会えたことは、
かけがえのないことだったと心から思えます。

文化祭の出し物では、

4年次「はだしのゲン」(ゲンの父ちゃん役)
5年次「ベニスの商人」(アントニオ役)
6年次「はだしのゲン」(ゲンの父ちゃん役)

と、どれも小学生には難しいテーマ、
しかしながら、とても考えさせられるテーマに、
とてもハードルの高い役(笑)をあてていただきました。





左端が僕です。おそらくこれは6年生の時かな。


10歳で、原爆について考えること。
広島から程遠いアメリカの地で、このような経験を出来たのも、
木村先生のおかげ以外にありません。


それから約30年。
ようやく訪れることが出来ました。







ずっと解説(授業)をしていただきながら、
でも僕が何かを感じている時は一歩後ろで見守ってくれていながら
(写真を撮っていらっしゃるとは知らず。笑)
この大切な時間を作ってくださいました。


その前には、



宮島、厳島神社にもお参りに、
さらには「心願成就」
2人きりでご祈祷をしてきました。














この間もずっと解説に、移動の運転、ご飯の場所確保、
実の息子のように、いやそれ以上かもしれない歓待をしていただきました。
前夜には山の中の温泉に行ったり、
ご自宅で奥様の手料理をご馳走になり、さらには宿泊まで。
感謝してもしきれません。


「人生ってのはのぅ、曇りのち晴れなんじゃ。」


人生の師としての教えを守り、
人間としてもっともっと成長出来るように精進します。






また必ず、会いに伺います。