前の日記から1年。


もう二度とここには来ないつもりでいた。



あれから私は


相も変わらず、あんなろくでなしのことを想って


毎日泣いています。



時間が癒してくれるかと思ったけど、無理みたい。


きっと一生恨んで、一生愛していくのかな。


「社長になって、奥さんと子供をめいっぱい幸せにして、そして凪さんを迎えに行く」


こんな夢物語、あっさりと否定してあげたけど、

「そんな幸せの最中に、私が奥さんだったらなおさら別れるなんて納得できない。

こんなに幸せなのにどうして?って思うはずだよ・・・」


あなたは返す言葉もなかったね。

きっぱりと否定した私は、

「もう二度と私に関わらないで」と言った私は、

「今は笑顔でがんばるって言ってあげるから」と笑った私は、

「ただし今度私の前に現れたら、『Mくんがいないと生きていけない!』って困らせてしまうから」とあなたを突き放した私は、

「だからこの先一生二人は関わることなく生きていくんだよ」と諭した私は


そんな夢物語を少し信じて

もう一度手を繋いで歩く日を夢見たりもする。 夢を、見る だけ ね。



あれから仕事もやめた。

上司にも「私がこんなにつらい思いをしていたのを一番近くで見ていたはずなのに

わかっていたはずなのに、どうして同じことをするのですか?」と

突き放した。



あの頃、身体中が痛かった。

私がいつまでも元気で、ずっとMくんのことを待ち続けるって

高をくくってるんだよね?・・・という風に

Mくんに対して思ったことがあった。何度も。

「明日事故に遭うかもしれないし、このまま痛みがエスカレートしていって

歩けなくなるかもしれないのに」と言葉にしてみた。

けれど、何の反応もなかった。

やっぱり、高をくくっていた。嫌いだった、そういうところ。


そして、自分の言葉通りになっちゃった。


私は難病告知された。



手術は2ヶ月後。

手術してもよくならないかもしれない。

痛くて痛くて涙が出てきてしまう時もある。


私が病気だということも、あの人は知る由もない。



なんかさ、つらいことが多すぎて


なんでこうも集中豪雨みたいに降り注ぐかなーと思うと


手術の時の全身麻酔で二度と目覚めなければいいのにとさえ思う。


手術はたとえ1%の失敗だって嫌だ。


でも


40%くらいは、


失敗じゃなくて、そのまま死ねるなら


その方がいいかな、なんてことを少し期待してしまう。





手術までの2ヶ月、きっとつらいから


また、さらに泣き虫な日々が続くだろうから


その間だけまたこのブログに


つらい気持ちを書き流そう。


最後にMくんの実家の県に旅行に行くことにした。

記念旅行。


Mくんの小学校に行った。

Mくんの実家の前を通った。

ゆっくりと進む鈍行が心地よかった。

Mくんと一緒だから、些細なことが、キラキラ輝いて


生まれて初めて


生きてて 楽しいと そう思った。



Mくんは旅行中に、「もう絶対揺らがない。凪さんと生きていく」

絶対。絶対。絶対。って。何度も。



大人になったら、がんばって働いたら

きっと幸せになれるんだって信じて疑わなかった。小さい頃。


いざ大人になってみてわかったこと。

努力しても幸せになれない。努力だけじゃ、なれない。

大人になっても楽しい生活なんて待ってない。

昔、生きることに疑問を感じて先生に相談してみた。

その時、先生は「せめてあと○年生きてください」と言った。

○年生きてみた。我慢して、がんばって生きてみた。

でも、○年後、何の答えも見つからなかった。

Mくんと生きていければ、きっと、それが答えだったんだろうな。






旅行から帰る時、手を繋いでコインロッカーに向かった。

後ろからMくん!という声が聞こえた。


Mくんの奥さんだった。

奥さんはパニックで話に聞く耳を持たず

私を泥棒猫扱いした。当然だ。

死ぬ!とわめき散らした。

「Mくんと別れるならこの子も連れて死んだ方がまし!」と。


私は奥さんの腕を掴んだ。

同情じゃない。

死んでほしくないだけだ。

私は人を不幸にしたいわけじゃない。

Mくんのことが好きなだけで、私も幸せになりたいだけなんだよ。

「私はMくんが好きで結婚したいです。絶対に私がいいとMくんが言うから、私も反対されてもたとえ子供がいても頑張ろうと思いました。けど、絶対に誰かが傷ついてしまうんです。みんなで幸せになろうだなんて虫のいい話はないよ?Mくん。今、私を断ったら私が傷つくからなんていう気持ちだったら要らないから。私を切ってくれていいから」

二人の前で言った。


Mくんは奥さんの前で

「凪さんが一番好きなんだ」と言った。


私は奥さんに「Mくんのことが一番好きなら、Mくんの幸せを一番に考えるんじゃないんですか?奥さんが死んだらMくん全然幸せじゃないですよ・・・。奥さんが行く場所ないのなら、ウチ使ってください!生活費ないなら、私も働きますから!」


本心からそう言ったけど、伝わるはずもなかった。

奥さん「どうしてそんなことまでするの?子供まで取り上げるの?あなたはMくんに選ばれたからそんなことが言えるのよ!」


子供まで取り上げるだなんて・・・。正直他人の子供なんて育てたくないし、子供がいなければよかったとも思う。人の不幸の上に自分たちの幸せは成り立たないとも思う。

でも、このままじゃ誰も幸せになれないよね。

だって、Mくんが言うには二人の間に会話もなくて、冷め切ってるって。

私だったら、愛されてもない人に同情で一緒にいてほしくはない。

プライドが高いんだろうな。変なところで。

だから、今回も泣いてすがらなかった。

すがりたかったよ。だって人生で初めて生きててよかったと思える瞬間を与えてくれた人だもの。

私はMくんがいなきゃ楽しくもなんともなくて、すぐに

すぐに死にたくなっちゃうんだもの。



その後、奥さんが家に電話してきた。多分、Mくんの携帯を盗み見して。

奥さんは「もし凪さんを選んでも、周りに反対されて辛いだろうけどがんばってください。」と言ってくれた。

「本当はすごく計算高い口のうまい人なのかなって思ってました。凪さんと話せてよかったです」と言ってくれた。

伝わった。。。のかな。。。よかった、と思った。

ここまで奥さんが言ってくれてるのに、


また


Mくんの決断は覆った。





私を一番大切だと言っておきながら私を傷つけるMくんはろくでもない人間だと思う。

一度薬をがぶ飲みして意識の朦朧とした私を放って会社に行ったMくんなんて人として最低だと思う。

私はその後の2週間くらいの記憶がすっぽり抜けてしまっている。

すっぽり抜けてしまってる間に、Mくんは「あの時の凪さんはかわいかったなぁ」と

嬉しそうに話していた。

こんなに傷ついてぼろぼろになってる私を、またしても弄んで

さぞかし楽しかったでしょうね。


それなのに、なんでそんな人間のことが忘れられないのだろう。


忘れられなくて、飲みの帰りの電車で寝ながら

閉じた瞼から涙が流れ落ちた。

上司は、眠ったフリをしている私の手を握った。

私たちは変な関係になった。

私が好きなんだって。上司にだって家庭があるのに。本当にくだらないね。

それもMくんに話した。

もう会社も嫌だし、家にいても毎日泣いてるだけだ。


やっぱり、私、幸せになれなかったよ。

Mくんをきっぱり断ち切って、がんばろうとしたけど、がんばれなかったよ。

Mくんには「せめて奥さんだけでも幸せにしてあげて。私がこんな思いして身を引くんだから、こんな代償があるんだから、幸せになる人がいないと身の引き損じゃない」と言った。

そんなのカッコツケに決まってるじゃない。

私は、私が一番、幸せになりたかったの。平凡な幸せでいいから。お金だって暮らしていけるだけでいいから。

毎日笑えて、毎日生きててよかったと思えるくらいの幸せが欲しかったの。


でももうどうやっても手に入りそうにないから。




Mくんのいないつらさと人生のわずかな楽しみ

■つらい→Mくんのことを思い出して泣く日々。1年くらい経った今でも毎日忘れられなくて、きっとこれからも一生縛り付けられる苦しみ

■楽しみ→ペットがかわいいから少し笑顔になれる。1日に1回すら笑えない日もある。1日に1回すら人と話をすることもない日もある。こんな生活

二つを天秤にかけても、そんなに生きている意味があるとは思えない。


好きな人もいなければ、守る人もいなくて。

かわいくなりたいとがんばっても、妻子ある人にしか好かれない。逆効果?

Mくんにだけかわいいと思われたくてがんばっても、「奥さんは年上でかわいそうだから。凪さんはかわいいから大丈夫」と言われた。逆効果だったね。頑張り損だ。

最近じゃ体調もすごく悪い。どうやら手術しないと普通の生活ができないみたい。

手術は近くの病院で4年半待ち。お金もかかる。

生きてて楽しいわけじゃないのに、どうしてそこまでして生きることにしがみついて

給料稼がなくちゃならない?



生きてる意味なんて、生きてる間は誰もわからなくて

死ぬ間際に「生きててよかった」と思えればそれでいいと思ってた。

だって、生きてる意味を考えはじめたら、きっと、また死にたくなってしまうから。



あと4時間ほどで誕生日なの。

誕生日になったら、その後の1年、こんな風に泣いてじゃなく笑って過ごしたいな。

幸せになりたいな。

そう思う反面、

もうこれ以上無駄に歳を重ねたくないし、これ以上生きていく自信がない。

もう終わりにしたい。

こんな風に思う自分がいる。



私の感情は哀しみの割合がひどく多いんだよ。

7割くらいは哀しみで出来てるんじゃないかな。

世の中にこんなにたくさん人間がいて、

街中には幸せそうな人たちがたくさん歩いてるのに

どうして自分はそうなれなかったのだろう。

がんばりが足りなかった?

一生がんばり続ければたどり着ける?

がんばり続けても結果はわからないよね。

もうがんばるのは疲れた。だいぶ走ったよ。


「凪さんは明るくてかわいくて悩みなんてないでしょ?」

みんなの言うようにそうだったらよかった。

本当の私は違うよ。

仮面だからすぐ剥がれる。

がんばって明るくして、これだけ努力して「まぁかわいい」と言われる程度なんだよ。

疲れた。

プライベートも会社も変な風になっちゃって

かといって家に引きこもるわけにもいかない。頼る人もいない。

もう1週間くらい会社を休んでる。


私は弱い人間。

自殺はダメだとか言う人がいるけど、それももっともだと思うけど

こんな弱い人間は、この先つらいことがあったら、その時もきっと折れるだろうし

どの道淘汰されゆくのだから、

それが今でもさして問題ないかと思う。






ここにはもう来ない。さよなら。ありがとう。

もう、更新しないと思う。気力がない。

明日は私の誕生日。

もうこれ以上泣きたくないから。これで終わりにする。



ブログを作ったものの、やっぱりつらい想い出を呼び起こして日記を書く作業は

思った以上に涙が出るもので


本当ならあと100記事くらいは作れそうな

それくらいでは語りつくせないものがあった。


最後だからはしょってまとめてみます。



Mくんは私と結婚すると言った。

その後「やっぱり子供は一人にできない」と言った。

子供がいるのなんて初めからわかってたことでしょう。

私だってもしMくんと結婚できたとしても、子供(奥さん)に定期的に会いに行くことに

微妙な気持ちを抱くだろうし、決して喜ばしい感情ではないはずだよ。

それでもそこは我慢しようと思った。


で、2、3日すると、またMくんが

「やっぱり凪さんへの気持ちが正解だから、こんなに想い合ってる二人が一緒にいられないのなんて間違いだ」

と言ってきた。


それからしばらくすると、今度は「奥さんが思い悩んで、俺がいなきゃ死んじゃうから」

思い悩むのなんて最初からわかっていたことでしょう。

私は、「私より大切なものがあるのなら仕方ない」と言った。

こんな始まり方して、Mくんには家庭があるのだから

誰かが犠牲にならないといけなくて、誰もが幸せになれる道なんてないんだよ。

「誰かが傷つかなきゃいけないのなら、それが私でも仕方ないから。

一番大切なものが私じゃないのなら、それはそれで仕方ないよ」

そう言った。

本当は泣いてすがっても一緒にいてほしかった。

弱いMくんは、そこまですがればきっと

・・・きっと私といた。


そんなこんなで「結婚できない→やっぱり凪さんが一番!」というのが5回ほど繰り返され

その度に私は傷つき、3回目くらいからは、もう

期待もできなくなっていた。期待するから傷つくんだもの。


「やっぱり凪さん、結婚しよう!」

そう言われて、私は「・・・うん」と小さく言った。

「あれ?嬉しくないの?」

あなた、バカじゃないの?

今まで二転三転して、結局結婚しないって言われた時の私の気持ちわかる?

私は最初あなたじゃなくて、他の人と付き合ってた。

それを切り捨てても、もし男の親友と会えなくなっても、それでも

Mくんさえいればいいと思って、

全てを犠牲にしたんだよ。

あなたにはそれができないのでしょう?

自分から付き合ってと言ってきて、人がいざその気になったら

「やっぱり奥さんがかわいそうだから」

「やっぱり子供がかわいそうだから」

「やっぱり会社(親族経営)で出世したいから」



それはないよ。