新しいボランティア

先月から小学校の新しいボランティア活動に参加しています。

それは…

音楽部指導補助ボランティア🎶

末っ子ちゃんの小学校では音楽会の前だけ4年生～6年生を対象に音楽部という部活動があります

音楽会での発表に向けて週に2回放課後集まって練習します。

先生方が指導されているサポートをするボランティアです

最初の頃はパートごとに教室に別れて譜読み。

先生方もたくさん来られる日もあれば、会議等であまり来られない日もあります。

私は誰もついていないパートを見つけて譜読みのお手伝いをしました

最後の10分くらいで合奏をするのですが、その時はその日に見たパートの横についてどこで入るのかを合図を出したりしていました。

回数を重ねるとだいたいの子は安定してできるようになってきます

その頃になるとパート内で差がついてきます。

なので今度は苦戦している子についてお手伝いをしました。

週2回の練習のうち、1回は末っ子ちゃんの習い事と重なっているので、私は1回しか見られません

ですが驚くことに次にボランティアに行くと、私が来られない1回の間にめちゃくちゃ上手になっているんです

えっもうこんなにできるようになったの

子供達の成長にビックリさせられっぱなしです

そして先週くらいからは、私の出番がないくらいみんな上手になりました

さて…私は何をしよう…

もう合奏練習になっているので全体を聞きながら、うまく合わせられていない所へ行ってお手伝いしたり。

体育館練習になってからは全体のバランスを聞いたり、先生からマイクのボリュームの相談を受けたり…。

何とか自分にできることを探してやっている感じです

今回初めてこのボランティアをやってみて、思いの外難しかったです

指導に関しては先生が主体で私はあくまでも補助。

なので「こうした方がいいのになぁ」と思っても、それを自分勝手に推し進めることはできません。

指揮者の先生の意図するところを、どうやったら子供達が体感として理解できるのか。

でしゃばらず、でも役に立たなければ意味がない。

普段は自分が主体なので、陰ながらの難しさが身に染みました

実はボランティアのママさんはもう一人いらっしゃいます。

上の二人が同い年で、家もすぐ近くで、娘とそこの息子さんがすごく仲良しでよく一緒に帰ってきます

そんな仲良しのママさんと一緒で心強かったです。

私はあくまでもサポートということを意識していましたが、彼女はどんどん中へ入って行くタイプ

2回目から勝手にアコーディオンを出してきて、弾きながら教えていました。

今は体育館練習でもう佳境に入っているので、私はガッツリ手助けするのは控えて、全体を見ながらところどころサポートに入っていたのですが、彼女は仕上がりに不安のある子の横に付きっきりで教えています。

私とは正反対のやり方ですが、彼女のやり方もいいのかもしれないなぁと思いながら見ていました

練習は昨日を含めてあと2回。

昨日は私も合奏の中に入って不安のある子のところを行ったり来たりしながら、ガッツリ指導してみました。

するとちゃんとできるようになるんですよね

できるようになると子供達も積極的に質問してくれたり、嬉しそうに笑顔を見せてくれたり

それが私にも充実感になり、とても楽しかったです

でもそれは昨日が最後。

本番は私が横にくっついてタイミングを出したり、一緒に歌ってあげることもできないんです。

なので最終的には

子供達が自分でできる

ようにしないといけないんです。

次回の練習はここだけはというポイントだけ子供達に伝えて、基本的には見守ることにしようと思います

普段音楽を教える仕事をしている私ですが、小学校の先生方の指導、ボランティア仲間のママさんの指導に、学ぶところ、刺激を受けるところがたくさんありました

小学校の先生方の伝える力はさすがです

人に届く伝え方を勉強させてもらえました。

ボランティア仲間のママさんのバイタリティにも刺激を受けました

私は普段自分が主体で教える立場だからこそ、サポートの役目がどうとか、自分がどこに必要かとか、全体を見てとか、ついつい考えすぎてしまいます。

でもそんなことを気にせずどんどん子供達の中へ入っていく彼女はすごいと思いました

本番は来週の水曜日

今年も保護者は入れ換え制で、自分の子供が出ているところしか見られません。

末っ子ちゃんは3年生なので音楽部にはまだ入れないので、音楽部の本番は見られないということに

次回の練習で先生に、私も聴きに入っていいか聞いてみようと思います。

だって、ここまで頑張ってきた子供達の成果を見届けたいですもんね

音楽会

楽しみだなぁ