気仙沼シャークミュージアムに第18共徳丸の模型を寄贈して10年、リニュアルオープンの為、展示場所がなくなり、気仙沼で他の展示場所を探してもらいましたが受け入れ先が見つかりませんでした。以前にひまわりの模型を寄贈した、菅原船長宅に預かってもらっていました。いつまでも預かってもらう訳にもいかないので、引き取りに行って来ました。
伊豆修善寺からは遠く、福島県相馬の宿に泊まってワンクッションして気仙沼に着きました。
ひまわり菅原船長は少し齢をとりましたが元気に迎えてくれました。
私がひまわりの模型を寄贈した時は、まだ気仙沼大橋が開通前でしたが、今では車で渡れる様になりました。橋の開通により臨時船ひまわりは50年間働きつづけて幕を閉じました。時のなかれを感じます。
2016年11月ひまわりの模型寄贈 気仙沼大島にて実船のひまわりと
東北大震災で沖に船を出した菅原船長は奇跡的に難を逃れて、壊滅状態で被災した気仙沼大島の人命を無償て連絡船ひまわりで守りました。
役目を終えた臨時船ひまわりを有志で、菅原船長の自宅に震災遺構として保存して津波の脅威を後世に伝えています。
ひまわりの関係者の話を聞いていると、気仙沼市はその功績を称える事な く、冷ややかな対応で市長の対応に憤りを感じます
その他にも臨時船ひまわり検索で多数の記事をご覧ください。
奇跡の1本松と崩壊したユースホステル
陸前高田市の津波伝承館、気仙沼伝承館を訪れ、あらためて津波の恐ろしさを体感しました。
第18共徳丸の模型も無事に帰ってきました
気仙沼から自走で帰るのはしんどいので、前から乗りたかった太平洋フェリーのいしかりで名古屋まで乗船して帰りました。