術後の私。

体が動かない。

でも、なんだろ、このかんじ。

心電図とか取り付けてる看護婦さんに、
物々しい雰囲気ですごく勇気がいったけど、、


「あの、。赤ちゃん。元気なんですか?」


「あとで先生からお話がありますから。」


一瞬で悟ってしまった。


初めての出産。
初めての我が子。
外で待ってる両家の両親。
どちらにとっても初孫。

どうしよ。
どうしよ。
何かあったんだ。
どうしよう。
どうしよう。


病室で1人残され
不安で押しつぶされそうで


多分その時は、旦那が1人で先生からの説明を聞いてたんだろな。

今思っても、あの優しい旦那が、、

ほんとにしっかりしてくれてて、本当に今でも感謝。




しばらくして


目を真っ赤にした旦那と、
先生が入ってきて


赤ちゃん、腕がね、、右手が指か一本でね、
左がないんだよ


正直、あんまり覚えてないんだけど、
パニック。泣いてパニック。

しばらく、2人にしてほしいとお願いして。

両親は病室の外にいたけど、、、


申し訳なくて、顔を合わせれなくて、、
会えない、会えないって、、


旦那さんが、そんなことも言ってられないと。

両方の両親が病室に入ってきて、、


私の母がまず私に駆け寄り、泣いていた。


次に、お義母さんが駆け寄り、目を真っ赤にしてた



でも。


お義母さんが、、、



「おめでとう!お母さんになったんやで」



今でも忘れない一言。

初めて、おめでとうって。


本当にその時、母になったんだって、自覚した。


今でも感謝


あの時、お母さんがおめでとうって言ってくれなかったら、、
お母さんになったんやでって言ってくれなかったら、
私は私のことばかりだったかも。


そして、父は、辛そうだったけど、、


お義父さんが、、


「6人で育てよう!!大丈夫や!」


ほんとに心強かった


私の母も、その言葉に救われたと言っていた。


本当に、、、、ありがとう。


感謝してもしきれない。


10年経った今も、
旦那さんの両親にはお世話になりっぱなしデレデレ