こんばんは、まっつーです。

全国的に梅雨入りですか・・・
京都では、昨日から梅雨入りしたようです。
まだ5月ですよね(^_^;)
会社の最寄り駅から会社まで
自転車で通勤するぼくにとっては、
しんどくて辛い時期がやってきました。
だって、出勤前からズボンとか靴が濡れたら、
そりゃ仕事する気だって、無くなりますよ。

雨といえば、前回のブログでは
ガゼボの"I like chopin"から、
小林麻美、松任谷由美の"雨音はショパンの調べ"を
紹介したのですが、
松任谷由美が作ったこの日本語歌詞、
ぼく個人的にめちゃくちゃ気に入っています。

原曲の歌詞の日本語訳そのままではなく、
絶妙にユーミンなりにアレンジされていて、
素晴らしい1曲に仕上がっています。
このセンス、サスガとしか言いようがありません。
もちろん、原曲のメロディは間違いなく
日本人も大好きなサウンドなので、
日本でこのカバーがヒットしたのは当然でしょう。

歌詞も素晴らしいのですが、特にタイトルは絶妙!
原曲は"I like chopin"と本当に素っ気ないものですから、
直訳ならば「私はショパンが好きなの」とか
アレンジしても「ショパンの調べが好きなの」
ぐらいでしょう。

それが、曲中の
Rainy days never say goodbye
から雨を引っ張ってきて、
"雨音はショパンの調べ"ですからね。


それでは、今日の音ネタです♪

Simon & garfunkel/Bridge over troubled water


もう、皆さんお馴染みの1曲ですね。
リリースは1970年、アルバムは

Bridge Over Troubled Water (Exp)/Simon & Garfunkel

¥764
Amazon.co.jp

に収録されています。
ぼくの家には、このアルバム、レコードであります。
たぶん父のものでしょうけどね。

なぜ、"雨音はショパンの調べ"のフリから
この曲なのか・・・。

ちょうど1か月前の4月27日の日経新聞朝刊で、
この曲の企画制作をしたという石川博明さんの
記事が載っていました。

日本人でもほとんどの人が知っている、この名曲
邦題は"明日に架ける橋"ですよね。
これももちろん、この曲を知っているほとんどの
人が知っているでしょう。

でも、原題に「明日」すなわち、tomorrowという言葉は
まったくない。
なぜ??「明日」なのか・・・。
ここまで、考えた人は少ないのではないでしょうか?

2週間考え抜いたという石川さんは、
記事でこう書いています。

曲を書いたポールサイモンの心理を想像してみると、
橋のこちら側とはやりきれない現実の世界、
向こう側が希望に満ちた将来、
すなわち明日ではないか。

こんな風に「明日」というキーワードが浮かんだそうです。
なるほど、この名曲の素晴らしい邦題は、
こうして産まれたんですね。

そして、この曲、
東日本大震災が発生して以来、全国のラジオ局に
リクエストが増えているとか。

明日に架ける橋のように
僕が体を横たえるから

明日に架ける橋のように
君の心に安らぎを与えよう
・・・

40年経っても、素晴らしい名曲ですね。

今日も長くなりました。
最後まで読んでくださった皆さま、
本当にありがとうございました。

それでは、また・・・

皆さん、台風には十分に気をつけてくださいね。