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SIEのゲーム機「プレイステーション5(※以下、PS5)」は、2020年11月の発売以来、その人気とは裏腹に日本国内への出荷台数が極端に少なく、店頭やネット通販を問わず抽選での販売が中心のため、入手が難しい状況が続いている。

昨年9月に、同社のジム・ライアン社長はPS5の生産を大幅に拡大する方針を明らかにした。だが、それ以降も店頭で販売しているところをまったく見た試しがなく、ネット上では相変わらず本体の転売が横行しており、増産した実感はまるでなかった。

明けて2023年、ついに慢性的な品不足にピリオドが打たれることになるかもしれない。

さらに昨年9月には、SIEが「困難な経済情勢の影響」などを理由に、あろうことかずっと買えない間に本体価格の値上げを実施する大惨事にも見舞われた。

 

クリスマス商戦を迎えるタイミングで劇的に好転

PS5の供給量増加は、きちんと数字にも表れている。

「ファミ通.com」の「ソフト&ハード週間販売数」によると、12月12~18日の期間で、本体の推定販売台数(※デジタル・エディションも含む)は70,496台。12月5~11日の推定販売台数は18,822台だから、前週比で実に3倍以上も売れた、すなわち出荷数も増えていた。12月19~25日の推定販売台数も、前週とほぼ同じ68,819台であり、SIEがまさに有言実行を果たしたことになる。

またネット界隈でも、正月明けから「初売りに行ったら購入できた」との書き込みをかなり見掛けるようになった印象を受ける。おそらく、次回の「ファミ通.com」をはじめ、各調査機関のPS5販売台数は昨年末と同等か、それ以上の数字になるのではないかと思われる。

 

(参考リンク)

 

【ソフト&ハード週間販売数】『ポケモンSV』が6週連続で首位を獲得! 『マリオカート8 デラックス』の累計販売本数は500万本を突破【12/19~12/25】(ファミ通.com)

 

「躍進の一年」になることを期待

ただし、販売台数が大幅に増えたとはいえ、多くの店舗では抽選販売を継続しており、簡単に入手できるとは言えない状況が依然として続いている。量販店やゲームショップでは、PS5よりもPS4コーナーのほうが広い光景も2020年から変わりはない。

 

転売対策などの厄介な問題は残っているだろうが、今後もSIEにはどんどん出荷、販売台数を増やして、ゲームファンからの「SIEは、日本市場を軽視するようになった」などといった批判を、ぜひ吹っ飛ばしていただきたい。

 

明けて2023年。年末を迎える頃には「ようやくPS5躍進の年になった」と、多くの人が実感する一年になることを心から願っている。