こんにちは。
眼形成外科医の前田朋之です。


今回は、涙道閉塞について解説します。

涙道閉塞とは、涙の通り道がつまってしまう病気です。

涙は、目の表面を潤したあと、目頭にある小さな穴から涙道を通って鼻の奥へ流れていきます。
この通り道が狭くなったり、つまったりすると、涙がうまく流れず、目からあふれてしまいます。





どんな症状がある?

涙道閉塞では、

・涙があふれる
・目やにが出る
・目頭が腫れる
・目がうるうるする
・何度も結膜炎のような症状を繰り返す

といった症状が出ることがあります。

特に、片目だけ涙が多い場合は、涙道のつまりが原因になっていることがあります。


原因は?

原因は年齢による変化、薬剤、炎症、感染、外傷、手術後の変化などさまざまです。

また、生まれつき涙道が開通していない赤ちゃんの涙道閉塞もあります。

大人の場合は、涙道が徐々に狭くなり、涙が流れにくくなることが多いです。


治療について

治療は、つまっている場所や程度によって変わります。

まず、通水検査やCT検査で調べます。

涙道のつまりがはっきりしている場合は、涙道にチューブを入れて通り道を広げる治療や、涙の新しい通り道を作る手術を検討することがあります。





代表的な手術には、涙管チューブ挿入術涙嚢鼻腔吻合術があります。


まとめ

涙道閉塞は、涙の通り道がつまることで、涙があふれたり、目やにが出たりする病気です。

「いつも涙が出る」
「片目だけ涙が多い」
「目やにを繰り返す」

このような症状がある方は、涙道のつまりが関係している可能性があります。

気になる症状がある方は、一度眼科で相談してみてください。



まぶた・涙道・眼窩の病気や手術について、患者さんにとってわかりやすい情報発信を心がけています。

本ブログの内容は一般的な医療情報であり、個別の診断や治療方針は、症状や診察所見によって異なります。
気になる症状がある方は、医療機関でご相談ください。

【所属】
● オキュロフェイシャルクリニック東京
https://oc-tokyo.com/

● ツカザキ病院・広畑病院
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こんにちは。
眼形成外科医の前田です。

今回は、甲状腺眼症について解説します。

甲状腺眼症とは、甲状腺の病気に関連して、目のまわりに炎症が起こる病気です。


なぜ目が出るのか?

目の奥には、眼球を動かす筋肉や脂肪があります。

甲状腺眼症では、この筋肉や脂肪に炎症が起こり、腫れたり増えたりします。

すると、眼球の後ろのスペースが圧迫され、眼球が前に押し出されます。
これが、いわゆる**「目が出る」**状態です。


どんな症状がある?

甲状腺眼症では、

・目が出てきた
・まぶたが腫れる
・目が閉じにくい
・目が乾く
・充血する
・物が二重に見える
・目の奥が痛い
・見た目が変わった

といった症状が出ることがあります。

 

症状が強い場合は、目が閉じなくなったり、視神経が圧迫され視力に影響することもあります。


治療法について

治療は、病気の時期や症状の強さによって変わります。

炎症が強い時期には、ステロイドを眼窩内に注射し炎症を抑えます。

炎症が落ち着いたあとに、目の突出、まぶたの位置、物が二重に見える症状が残る場合は、手術を検討することもあります。

手術には、

・眼窩減圧術
・まぶたの手術

などがあります。


まとめ

甲状腺眼症は、甲状腺の病気に関連して、目の奥の筋肉や脂肪に炎症が起こる病気です。

目が出る、まぶたが腫れる、目が乾く、物が二重に見えるなどの症状が出ることがあります。

見た目の変化だけでなく、目の機能にも関わる病気なので、気になる症状がある方は、眼科や甲状腺を診る医療機関で相談することが大切です。


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こんにちは。

眼形成外科医の前田です。


先日行われた第一回 眼形成美容外科学会では、海外から来られた眼形成外科医の先生方とも沢山交流する機会がありました。



普段、日本で診療しているだけでは、海外の先生方がどのように眼形成外科に向き合っているのかを知る機会はなかなか多くありません。ちなみに勤務先のオキュロフェイシャルクリニック東京には常に海外医師が勉強に来ています。


↑ブラジルやインドネシアの眼形成外科医


↑トルコの眼形成外科医


今回の学会でも世界の眼形成外科医達と実際にお話しする中で、国や文化が違っても、まぶた・涙道・眼窩の病気をより良く治療したい、患者さんにより良い結果を届けたいという思いは共通していると感じました。


興味深かったのは、

アジア人は目をタレ目にしたがることが多い

欧米はつり目にしたがることが多い(フォックスアイ🦊というようです)

↑のように人種や国ごとになりたい顔が違ったりすることです。そうなるとトレンドの手術が変わり、そうした知見を共有することも非常に勉強になりました。


海外の先生方と交流することで、自分の診療や手術をより広い視点で見直すきっかけにもなっています。


まだまだ学ぶことは多いですが、こうした経験を日々の診療に活かしていきたいと思います。


これからも、国内外の先生方から学びながら、眼形成外科医として成長していきたいと思います。


↑サンディエゴでスペインの眼形成外科医と



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こんにちは。
眼形成外科医の前田朋之です。

 

先日、第一回 眼形成美容外科学会で発表する機会をいただきました。


 

この学会では、日本の眼科医、形成外科医、美容外科医の先生方だけでなく、海外から参加された眼形成外科の先生方とも交流することができました。





 

普段の診療だけでは得られない、世界の先生方の考え方や手術への向き合い方に触れることができ、とても貴重な経験でした。

 

眼形成外科は、まぶた・涙道・眼窩など、目のまわりの機能と見た目の両方に関わる分野です。

今回の発表や意見交換を通して、自分の診療や手術を見直す良い機会にもなりました。


 

まだまだ学ぶことは多いですが、今回の経験を今後の診療に活かしていきたいと思います。

これからも、患者さんにとってより良い医療を提供できるよう、日々学び続けていきます。




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こんにちは。
眼形成外科医の前田朋之です。

 

今回は、逆さまつげについて解説します。

逆さまつげとは、まつ毛が本来の外向きではなく、目の表面に向かって生えていたり、まぶたが内側に向いてしまうことで、まつ毛が黒目や白目に当たる状態です。

「まつ毛が当たって痛い」
「目がゴロゴロする」
「涙が出る」
「充血しやすい」

といった症状で受診される方が多いです。

 

逆さまつげで起こる症状

まつ毛が目に当たると、目の表面にある角膜や結膜が刺激されます。

そのため、

・目がゴロゴロする
・チクチク痛い
・涙が出る
・充血する
・まぶしい
・目やにが出る
・黒目に傷がつく

といった症状が出ることがあります。

軽い場合は違和感程度ですが、まつ毛が強く当たり続けると、角膜に傷ができることもあります。

角膜は視力に関わる大切な部分なので、たかが逆さまつげと甘くみて放置しすぎないことが大切です。

 

 

子どもの逆さまつげ

子どもの逆さまつげは、特に下まぶたの内側に多く見られます。

赤ちゃんや小さいお子さんでは、顔つきやまぶたの形の影響で、まつ毛が目に当たりやすいことがあります。

成長とともに自然に改善することもありますが、

・いつも涙が出ている
・目をよくこする
・まぶしがる
・充血を繰り返す
・角膜に傷がある

このような場合は、治療を検討することがあります。

 

大人の逆さまつげ

大人の場合は、まつ毛そのものの向きが悪い場合もありますが、まぶたが内側に向いてしまう眼瞼内反が原因になっていることもあります。

特に高齢の方では、まぶたを支える組織がゆるむことで、下まぶたが内側に入り込み、まつ毛が目に当たることがあります。

この場合、まつ毛を抜いても一時的には楽になりますが、また生えてくると症状を繰り返します。

根本的には、まぶたの向きを整える手術が必要になることもあります。

 

治療はどうする?

逆さまつげの治療は、原因や程度によって変わります。

軽い場合は、目薬で目の表面を保護しながら経過を見ることがあります。
ただし、抜いてもまつ毛はまた生えてくるため、根本的な治療ではありません。

症状が強い場合や、角膜に傷がつく場合には、手術を検討します。

手術では、まつ毛の向きを外側に向けたり、内側に向いているまぶたを正しい位置に戻したりします。

 

まとめ

逆さまつげは、まつ毛が目に当たることで、痛み、異物感、涙、充血などを起こす病気です。

子どもでは10歳ぐらいまで成長とともに改善することもありますが、角膜に傷がある場合は注意が必要です。

大人では、まぶたのゆるみや眼瞼内反が原因になっていることもあり、繰り返す場合は手術が必要になることもあります。

「まつ毛が当たっている気がする」
「目がゴロゴロする」
「涙や充血を繰り返す」

このような症状がある方は、一度ご相談ください。

 

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眼形成外科医の前田朋之です。

 

今回は、眉下切開について解説します。

眉下切開とは、その名前の通り、眉毛の下のラインに沿って皮膚を切除する手術です。

主に、上まぶたの皮膚がたるんで、目にかぶさっているような場合に行われます。


まぶたのたるみで起こること

年齢とともに、上まぶたの皮膚は少しずつたるんできます。

すると、

・目が重たい
・視界が狭い
・目を開けるときにおでこに力が入る
・二重の幅が狭くなった
・まぶたがかぶさって眠そうに見える

といった症状が出ることがあります。

このような場合、余った皮膚を切除することで、まぶたのかぶさりを改善できることがあります。


眉下切開の特徴

眉下切開の特徴は、二重のラインではなく、眉毛の下で皮膚を切除することです。

そのため、もともとの二重の形を大きく変えずに、上まぶたのたるみを減らしやすいという特徴があります。

特に、まぶたの外側の皮膚がかぶさっている方や、二重のラインを大きく変えたくない方では、選択肢のひとつになります。


眼瞼下垂手術とは違う?

眉下切開は、いわゆる眼瞼下垂手術とは少し目的が違います。

眼瞼下垂手術は、まぶたを上げる筋肉や腱膜に対して操作を行い、まぶたの開きを改善する手術です。

一方、眉下切開は、主に余った皮膚を取る手術です。

つまり、

まぶたを上げる力が弱いのか
皮膚がかぶさっているのか
その両方なのか

によって、適した手術は変わります。

ここを見極めるためには、診察がとても大切です。

 

眼瞼下垂についてはこちらも参照してください

 

 


傷あとは残る?

眉下切開では、眉毛のすぐ下に傷ができます。

時間とともに目立ちにくくなることが多いですが、完全に傷が消えるわけではありません。

そのため、眉毛の形、皮膚の厚み、たるみの量、左右差などを見ながら、どこをどのくらい切除するかを慎重に判断します。


まとめ

眉下切開は、上まぶたのたるみを改善する手術のひとつです。

二重の形を大きく変えずに、まぶたのかぶさりを減らしたい方に向いている場合があります。

 

ただし、すべての方に眉下切開が適しているわけではありません。

まぶたのたるみなのか、眼瞼下垂なのか、眉毛の位置やおでこの使い方も含めて判断する必要があります。

まぶたが重い、視界が狭い、目元の印象が変わってきたと感じる方は、一度専門の医療機関で相談してみてください。

 


 

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こんにちは。
眼形成外科医の前田です。


今回は、少し自分自身のことについて書きたいと思います。

僕は現在、眼形成外科を専門に医師として仕事をしています。


これまでの流れとしては、

島根大学医学部を卒業

初期研修修了


ツカザキ病院で眼科専攻医として勤務

オキュロフェイシャルクリニック東京でフェロー(現在)

という形です。


眼形成との出会いのきっかけは研修医の頃なんですが、その後眼科専攻医に進み一般眼科、白内障手術などを勉強しました。そして早くより眼形成領域に興味があったこともあり、眼瞼下垂、逆さまつげ、まぶたのできものなどの疾患も担当させてもらいました。アメリカの眼形成教育コースにも参加させていただき解剖などの勉強もさせて頂きました。


眼科医としてこういった領域に関わる中で、「自分は眼科全般を広く診るよりも、眼周りの外科に深く進みたい」と思い、眼形成外科医として突き詰める道を選びました。


眼形成外科は、機能と見た目の両方に関わる分野

眼形成外科は、目の周りの機能整容の両方に関わる分野です。単に見た目を変えるだけの分野ではありません。


まぶたが開きにくい。
視界が狭い。
まつ毛が目に当たって痛い。
涙が出る。
腫瘍がある。

骨折がある。
左右差が気になる。

美容整形で失敗した。


こういった患者さんの悩みに対して、眼科的な視点と外科的な技術の両方から向き合います。


目は、ものを見るための大切な臓器です。
そして、まぶたや目元は、顔の印象にも大きく関わります。


だからこそ眼形成外科では、
見えることを守ることと、
自然な見た目を整えること
その両方を考える必要があります。


自分の軸は、まぶた・眼周囲を専門とする眼形成外科医にしたい


僕は美容外科医ではありません。美容医療の考え方も大切だと思っていますが、自分の軸はあくまで、まぶた、そして眼周囲を専門とする眼形成外科医です。


目元の手術では、見た目は非常に重要ですがそれだけを考えればよいわけではありません。


まぶたがしっかり開くか。
目を閉じられるか。
角膜を傷つけないか。
涙の流れに影響しないか。
左右差がどの程度改善できるか。
術後に自然な表情になるか。


こういったことを、眼科的な機能と外科的な形態の両方から考える必要があります。

その難しさがあり、同時に面白さでもあります。


現在は、まぶた・涙道・眼窩を学んでいます


現在は、完全に眼形成に特化した専門施設「オキュロフェイシャルクリニックグループ」で、国内外トップの眼形成施設での留学経験のある鹿嶋友敬先生に師事し最先端のまぶた、涙道、眼窩、そして目元の美容医療を学んでいます。


その前の2年間は兵庫県姫路市にあるツカザキ病院・広畑病院では、主に眼瞼外来を中心に診療してきました(今後も眼形成外来として拡張しながら診療を続けていきたいと思います)。


眼瞼下垂、眼瞼内反、逆まつげ、まぶたのできものなど、まぶたの疾患を多く診てきました。


その経験は、今の自分にとって大きな土台になっています。一方で、眼形成外科の領域は、まぶただけではありません。


涙があふれる原因となる涙道疾患。
眼窩の病気。
甲状腺眼症。
眼窩骨折。
目の周囲の腫瘍や外傷。

美容医療の修正。


こうした分野も、眼形成外科の領域です。

だからこそ、まぶただけでなく、涙道や眼窩まで含めた医療を世界トップレベルで提供できる医師になりたいと思い、オキュロフェイシャルクリニックの門を叩きました。


まだまだ学ぶことは多い


眼形成の分野は学ぶことが本当に本当に多いです。

手術の技術はもちろんですが、診察の仕方、画像の見方、患者さんへの説明、術後の経過の見方など、毎日が勉強です。並行して国内外の学会発表や論文も書かなければいけません。


ただ、自分にとってこの道はかなりしっくりきています。


広く何でもできる医師を目指すというより、
目元の機能と見た目に深く関わる医師として、ひとつの領域を磨いていく。

それが今の自分のキャリアの方向性です。

これについては別で触れますが、前職が職人業だったことも影響していると思います。


眼形成外科をもっとわかりやすく伝えたい


患者さんにとって、まぶたや目元の悩みは実はとても身近です。


一方で、

「どこに相談すればいいかわからない」
「眼科でいいのか、形成外科でいいのかわからない」
「美容外科に行くべきなのか迷う」

という方も多いと思います。


眼形成外科は、目の周りの悩みやトラブルに対して、眼科的な機能と外科的な面、両方から向き合う分野です。


目元のことで悩んでいる方にとって、

「こういう分野があるんだ」
「こういう医師に相談すればいいんだ」
「自分の症状も相談していいんだ」

と思ってもらえるように。


これからも、まぶた・涙道・眼窩の病気や手術について、患者さんにとってわかりやすい情報発信を続けていきます。



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格闘技や野球などのスポーツで、目のまわりを強く打ったあとに起こることがあるのが眼窩骨折です。

どんな症状が出る?

眼窩骨折では次のような症状が出ることがあります。


・目のまわりの腫れ、内出血

・物が二重に見える

・目が動かしにくい

・吐き気や気分不良

など


受傷後に注意すべきポイント


見た目の腫れだけでなく、内部では骨折や筋肉の引っかかりがあることがあります。


「腫れているだけ」

「打撲だと思っていた」

「数日で治ると思った」


というケースでも、CTを撮ると眼窩底骨折が見つかることがあります。


手術が必要になることもある


眼窩骨折は、すべてが手術になるわけではありません。骨折が小さく、目の動きに問題がなく、眼球の位置にも大きな変化がなければ、経過観察となることもあります。


一方で、

・複視が強い

・眼球がへこんでいる

・目の動きが明らかに悪い

・筋肉や組織が骨折部にはまり込んでいる


このような場合は、手術を検討します。

手術では、骨折して落ち込んだ部分を戻し、人工のプレートで眼窩を支えます。


手術直後の安井飛馬選手


手術直後の常陸飛雄馬選手


放置するとどうなる?


骨折を放置するとあとから

・物が二重に見える

・目が動きにくい

・目がへこんで見える

・左右の目の位置が違って見える

といった問題が残ることがあります。


特に格闘家やスポーツ選手では、視界のズレや複視は競技パフォーマンスにも直結します。

「見た目の腫れが引いたから大丈夫」と判断せず、目の動きと視野の確認が重要です。


受診の目安

目のまわりを強く打った際は、早めに眼科や形成外科、救急外来で相談してください。

診断には、CT検査が必要です。


まとめ


眼窩底骨折は、格闘技やスポーツ外傷で起こりやすい目のまわりの骨折です。


見た目は腫れや内出血だけに見えても、奥では骨が折れていたり、目を動かす組織がはまり込んでいたりすることがあります。


特に、物が二重に見える、目が動かしにくい、頬がしびれるといった症状がある場合は注意が必要です。


格闘家にとって、目の機能は競技生命にも関わります。目のまわりを強く打ったあとは、無理に様子を見すぎず、早めに医療機関で確認することが大切です。




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こんにちは。

眼形成外科医の前田朋之です。


今回は、眼瞼下垂手術と二重整形の違いについてお話しします。


患者さんからも、

「眼瞼下垂手術と二重手術は何が違うのですか?」

と聞かれることがあります。


眼瞼下垂手術は「まぶたを開ける機能」を改善する手術です



眼瞼下垂とは、まぶたが下がって目が開きにくくなる状態です。


まぶたが下がることで、


  • 見えにくい
  • 目が重い
  • 眠たそうに見える
  • 額に力が入る
  • 眉毛を上げて目を開けている


といった症状が出ることがあります。


眼瞼下垂手術は、主にまぶたを開けやすくすることを目的とした手術です。


二重整形は「目元の形」を整える美容手術です


一方で、二重整形は、二重のラインを作ったり、二重幅を調整したりする美容目的の手術です。


主な目的は、


  • 二重にしたい
  • 二重幅を広げたい
  • 目元の印象を変えたい
  • 左右差を整えたい


といった整容面です。


つまり、眼瞼下垂手術は機能改善が中心、

二重整形は見た目の変化が中心です。


ただし、完全に別物ではありません


眼瞼下垂手術でも、まぶたの開きが改善すると、目元の印象は変わります。


また、手術の際に二重のラインを作ることもあります。


そのため、眼瞼下垂手術では、

見えやすさ・開けやすさという機能面と、

自然な目元に近づける整容面の両方を考える必要があります。




保険診療になるかは状態によります


眼瞼下垂手術が保険診療になるかどうかは、症状や診察所見によって判断されます。


単に「二重にしたい」「目を大きく見せたい」という目的の場合は、美容手術として扱われることが一般的です。


一方で、まぶたが下がって視界に影響している場合などは、保険診療の対象になることがあります。


まとめ


どちらもまぶたの手術ですが、目的が異なります。


眼瞼下垂手術は、まぶたを開ける機能を改善する手術。二重整形は、目元の形を整える美容手術です。

ただし、まぶたは機能と見た目の両方に関わる部位です。

そのため、手術を考える際には、どちらの要素が強いのかを診察で確認することが大切です。



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こんにちは。

眼形成外科医の前田朋之です。


今回は、眼瞼下垂手術で後悔しないために大切なことについてお話しします。


眼瞼下垂手術は、まぶたの開きにくさを改善する手術です。

視界が広がったり、目が開けやすくなったり、眠たそうな印象が改善することがあります。


ただし、目元の印象が変わる手術でもあるため、手術前に知っておきたいポイントがあります。



大切なのは術前評価です



同じ「まぶたが重い」という症状でも、原因は人によって違います。


単純にまぶたを上げる力が弱い場合もあれば、皮膚のたるみ、眉毛の下がり、コンタクトレンズの影響などが関係していることもあります。


原因が違えば、適した治療法も変わります。


そのため、眼瞼下垂手術では、手術方法を決める前の診察と評価がとても大切です。






左右差や腫れは起こることがあります



眼瞼下垂手術後には、腫れや内出血、二重幅の変化、左右差、目の乾きなどが起こることがあります。


多くは時間とともに落ち着いていきますが、術後すぐの状態が完成形ではありません。


また、人の顔や目元にはもともと左右差があります。

手術ではできるだけ整えるようにしますが、完全な左右対称が難しいこともあります。



機能と見た目の両方が大切です



眼瞼下垂手術は、まぶたを開けやすくするための手術です。


一方で、目元の印象にも関わるため、見た目の自然さも重要です。


見えやすさ・開けやすさという機能面と、

自然な目元に近づける整容面の両方を考える必要があります。



まとめ



眼瞼下垂手術で後悔しないためには、


  • 自分の眼瞼下垂の原因を知ること
  • 術後の腫れや左右差の可能性を理解すること
  • 機能面と整容面の両方を考えること



が大切です。


まぶたの重さ、見えにくさ、眠たそうな印象でお悩みの方は、眼形成外科で相談してみてください。


今後も、まぶた・涙道・眼窩の病気や手術について、わかりやすく発信していきます。 / Threads でも眼形成外科について発信しています。



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