私はインプットばかりでアウトプットが下手くそであることは職場の上司からも指摘されていました。転職してからアウトプットが今までよりも重要な仕事に取り掛かるようになり、焦りがあったため今更ながら樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』を読みました。


 著者が精神科医であるため、精神学や脳科学に基づいた仕事術やストレス緩和の方法が多く、初めは「まあ散々今までも読んできた内容だな」と思ってはいました。ただインプットとアウトプットの黄金比は3:7であること、アウトプットがないインプットは成長にも学びにもならないという記述はハッとさせられました。あ、今の自分のことだなと。確かにたくさんの本を読んでも身についているか、賢くなっているかと言われればそうではなかった自分に気付きました。


 生まれて初めてこのブログを書いてみようと思ったこともこの本の影響です。すぐに行動することも本著では推奨されていました。とにかく仕事力を上げるため、知識も教養もある人間になるためにアウトプットを意識していこうと思います。