あまりに大げさなタイトルで、すみません。。
まず最初に、英彦山大権現様に参拝して、
自分なりに考えたところがあって、
神社・仏閣に参拝したことをブログのネタにして果たして良いものなのか?
有名なところであれば御利益がそれだけ多いのか?
参拝って、観光なのか?
ご朱印と言っても、修行僧や住職が記入してくれるとこと社務所・寺務所の人が書いてくれるとことがあるし、
この差は何なんだ?とか、何気ないことに疑問を持ちました。
なんだか、今回参拝した記事をアップすることに抵抗を感じたのでやめようと思いました。
でも、是非見たい!知りたい!と言ってくれた人がいてくれたので、
私なりに参拝について考えた事を、敢えて満月の日を選んで書かせていただきましたので、
人様がどうだってことではないので、
どうぞお気を悪くされませんようお願いします。
お正月、2日の日の事・・・
いとこが遊びに来たとき、
何気なく見た新聞の広告欄に『英彦山神宮初詣』と書いてあったのを見て、
これは何かのメッセージかとふと思い、
母といつか参拝しないといけないね。って言っていたくらい
大事な権現様なんです。
「明日、権現さまに参拝してくる。」と言ったところ
いとこも一緒に参拝すると言うので、思い切ってでかけることにしました。
父が亡くなってから、魂を送って行く供養(ご先祖送り)をしていました。
(このあたりのことは複雑ですので、省略します。)
その頃に、英彦山権現さまのお話を聞いたことがあり、
修行をした人でさえも、気合を入れて参拝すると言う、
すごいお力をくださる、且つ、とても厳しい権現さまなんです。
それもそのはず、英彦山は羽黒山(山形県)・熊野大峰山(奈良県)とともに
『日本三大修験山』に数えられている、厳しい山でもあります。
参拝すると決めたものの、ちょっと緊張して構えてしまいました。
1月3日の天気予報、《福岡地方曇り時々雪》 道路凍結を心配しながら
福岡県と大分県にまたがる標高1,200mの山・英彦山にあります、
英彦山大権現さまに初詣に出かけて参りました。
朝6時前に出発して、壇ノ浦SAで休憩した時に
雲に隠れていた朝日が関門海峡越しにちょこっと顔を出したので
写真を撮りました。

が、iPhoneからツイッターにアップしようとした途端、接続不可能になり、
それからずっと何がどうなってこうなったのかわからず
かと言って、運転手は僕なんでそれに構ってもいられなかったので
無理に何かをするのでなく、自然に任せようと思いほったらかしてました
関門大橋を渡り門司→小倉南ICで高速を降りて
国道322号線→県道52号線・34号線→国道500号線を経由して
道路凍結の心配もなく
福岡県田川郡添田町にある、山伏の修行場であった英彦山に到着しました。

駐車場には、先日からの雪が残っていて凍ってました。。
先ずは、『英彦山神宮』に参拝しました。
駐車場すぐそばにスロープカーの駅があります。
参道を沿うように走っていて、英彦山神宮奉幣殿まで登っていくことができます。
始発駅が幸(ボヌール)駅


その駅の近くに神宮表参道の入口、銅鳥居(高さ7m)があります。
私たちは、迷わずこちらから修行の参拝をしました。


この参道の約1km先にある神宮奉幣殿を目指します。
途中、石畳や石段に残っていた雪が凍っていて、
慎重に足を運びながら、まだまだ続く参道で時折足を止めては、
両側に山伏が生活した坊舎跡などを見ながら上がって行きました。


まだまだ参道は続きます。

すでに、心臓はバクバクでした。

目の前に、奉幣殿が見えますが、無理せず、手すりを借りて登って行きました。。
途中で小さな神社があったのですが、
この太鼓橋の下に小川が流れているため、橋上は凍って滑りそうでした。
おまけに、一箇所ガタンってなるところがあって、ビビリましたがなぁ~


石段を登りきったところに鐘楼があります。

英彦山神宮奉幣殿

英彦山登山される方々は、ここの本殿に参拝しこの鳥居をくぐってさらに上を目指します。

この鳥居のすぐ上が下宮、さらにその上は中宮、そして、頂上には上宮があります。
朱印帳にご記入していただくのを待っている間、
この鳥居をくぐって下宮に参拝してきました。
この石段、ここから見るとなんでもないように見えますが、
実は、雪が凍ってまして、かなり難儀して登りました。

上から本殿を見下ろせます。
ここからまだまだ上を目指して行きたいのは山々ですが、
素人が今の時期に登山って無理なんで、これ以上は登らず
登った石段をまた下ることにしました。
下りは、予想通りのへっぴり腰で横歩きで降りて行きました。
この上には、自己責任で登るロッククライミングの名所となっている、
石段と鎖付き岩壁で辿り着く「望雲台」と呼ばれる切り立った足場30cmの岩壁は、
下界に広がる森林から突き出た鷹ノ巣山が望めるなど眺望が素晴らしいそうです。
「望雲台」は本来山伏の修行場であったということです。
ご朱印帳に記入していただき、帰りはスロープで下山することにしました。
土以外のところは所々凍っていて、二度くらいツルっと滑りそうになったりして、
そういうのも含めて、最後まで気を抜かずに歩こう!って気合入れながら歩きました。
下山したのが11時頃で、雪がチラチラしてきましたが、
まだ積もる様子もなく、とにかく先に英彦山大権現様に参拝することにしました。
コンビニなんて全くないところですし、当然公衆トイレもありません。
奉幣殿で甘酒と無料の暖いお茶をいただいただけで、
それ以外は口にしてません。
煩悩を捨てて参拝することが、本来の参拝の姿なのではないかな?と思うので、
まず参拝を無事に済ませることにしました。
英彦山神宮を後にして、車で走ること15~20分くらいして英彦山大権現様に着きました。


観光地化した神社・仏閣と違い、やはり空気が違うし
研ぎ澄まされた場所であり、ここは、パワースポットではなく、
魂が集まる正に霊域だと感じました。

ここは、私のうんちくより、HPで是非ご覧になってください。
英彦山大権現
庭園があってなかなか趣があるのですが、庭園の奥はさすがに震える感じがしました。


ひとつだけ願いごとしながら、鐘をつかけていただきました。
人影のない山に響き渡る鐘の音が、一層心に響きました。

白寿観音さま
左側に鐘楼、この奥に御社があります。
御社です。

御社は大きな岩の下に埋もれる様に建っています。
厚い雲に覆われていた空から、お日様がちょこっと顔を出してくれて
御社を照らしてくれました。
と言うより、私たちの参拝の道を照らしてくださったのでしょうか?
右手に参道と遊歩道があったので、行って見ることにしました。
とにかく空気が冷たくて、手がかじかんでなかなか思うように写真も撮れませんでしたが、
参道をさらに登って行くと、塞の神さまがいらっしゃいます。
それからさらに登ると、
『ここからは霊域です。入れません。』
と言う立札と柵があり、霊域と言われている場所には、小川が流れていて橋がかかってました。
しばらく見つめていると涙が出てきました。
今も霊域と呼ばれる場所をはっきり覚えてますが、
私も、魂になったらあの霊域でひたすら修行の毎日に耐えられるのだろうか?
ごめん、ごめん。。
すごい話になってきたので、英彦山大権現様での画像はこれまでにします。
このあと、英彦山大権現不動明王様、龍神様・・・
それから、もっともっと上へ上へと車を走らせて行き、見た光景を次回アップさせていただきます。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
まず最初に、英彦山大権現様に参拝して、
自分なりに考えたところがあって、
神社・仏閣に参拝したことをブログのネタにして果たして良いものなのか?
有名なところであれば御利益がそれだけ多いのか?
参拝って、観光なのか?
ご朱印と言っても、修行僧や住職が記入してくれるとこと社務所・寺務所の人が書いてくれるとことがあるし、
この差は何なんだ?とか、何気ないことに疑問を持ちました。
なんだか、今回参拝した記事をアップすることに抵抗を感じたのでやめようと思いました。
でも、是非見たい!知りたい!と言ってくれた人がいてくれたので、
私なりに参拝について考えた事を、敢えて満月の日を選んで書かせていただきましたので、
人様がどうだってことではないので、
どうぞお気を悪くされませんようお願いします。
お正月、2日の日の事・・・
いとこが遊びに来たとき、
何気なく見た新聞の広告欄に『英彦山神宮初詣』と書いてあったのを見て、
これは何かのメッセージかとふと思い、
母といつか参拝しないといけないね。って言っていたくらい
大事な権現様なんです。
「明日、権現さまに参拝してくる。」と言ったところ
いとこも一緒に参拝すると言うので、思い切ってでかけることにしました。
父が亡くなってから、魂を送って行く供養(ご先祖送り)をしていました。
(このあたりのことは複雑ですので、省略します。)
その頃に、英彦山権現さまのお話を聞いたことがあり、
修行をした人でさえも、気合を入れて参拝すると言う、
すごいお力をくださる、且つ、とても厳しい権現さまなんです。
それもそのはず、英彦山は羽黒山(山形県)・熊野大峰山(奈良県)とともに
『日本三大修験山』に数えられている、厳しい山でもあります。
参拝すると決めたものの、ちょっと緊張して構えてしまいました。

1月3日の天気予報、《福岡地方曇り時々雪》 道路凍結を心配しながら
福岡県と大分県にまたがる標高1,200mの山・英彦山にあります、
英彦山大権現さまに初詣に出かけて参りました。
朝6時前に出発して、壇ノ浦SAで休憩した時に
雲に隠れていた朝日が関門海峡越しにちょこっと顔を出したので
写真を撮りました。

が、iPhoneからツイッターにアップしようとした途端、接続不可能になり、
それからずっと何がどうなってこうなったのかわからず
かと言って、運転手は僕なんでそれに構ってもいられなかったので
無理に何かをするのでなく、自然に任せようと思いほったらかしてました

関門大橋を渡り門司→小倉南ICで高速を降りて
国道322号線→県道52号線・34号線→国道500号線を経由して
道路凍結の心配もなく
福岡県田川郡添田町にある、山伏の修行場であった英彦山に到着しました。

駐車場には、先日からの雪が残っていて凍ってました。。

先ずは、『英彦山神宮』に参拝しました。
駐車場すぐそばにスロープカーの駅があります。
参道を沿うように走っていて、英彦山神宮奉幣殿まで登っていくことができます。
始発駅が幸(ボヌール)駅



その駅の近くに神宮表参道の入口、銅鳥居(高さ7m)があります。
私たちは、迷わずこちらから修行の参拝をしました。


この参道の約1km先にある神宮奉幣殿を目指します。
途中、石畳や石段に残っていた雪が凍っていて、
慎重に足を運びながら、まだまだ続く参道で時折足を止めては、
両側に山伏が生活した坊舎跡などを見ながら上がって行きました。


まだまだ参道は続きます。

すでに、心臓はバクバクでした。

目の前に、奉幣殿が見えますが、無理せず、手すりを借りて登って行きました。。
途中で小さな神社があったのですが、
この太鼓橋の下に小川が流れているため、橋上は凍って滑りそうでした。
おまけに、一箇所ガタンってなるところがあって、ビビリましたがなぁ~



石段を登りきったところに鐘楼があります。

英彦山神宮奉幣殿

英彦山登山される方々は、ここの本殿に参拝しこの鳥居をくぐってさらに上を目指します。

この鳥居のすぐ上が下宮、さらにその上は中宮、そして、頂上には上宮があります。
朱印帳にご記入していただくのを待っている間、
この鳥居をくぐって下宮に参拝してきました。
この石段、ここから見るとなんでもないように見えますが、
実は、雪が凍ってまして、かなり難儀して登りました。

上から本殿を見下ろせます。
ここからまだまだ上を目指して行きたいのは山々ですが、
素人が今の時期に登山って無理なんで、これ以上は登らず
登った石段をまた下ることにしました。
下りは、予想通りのへっぴり腰で横歩きで降りて行きました。
この上には、自己責任で登るロッククライミングの名所となっている、
石段と鎖付き岩壁で辿り着く「望雲台」と呼ばれる切り立った足場30cmの岩壁は、
下界に広がる森林から突き出た鷹ノ巣山が望めるなど眺望が素晴らしいそうです。
「望雲台」は本来山伏の修行場であったということです。
ご朱印帳に記入していただき、帰りはスロープで下山することにしました。
土以外のところは所々凍っていて、二度くらいツルっと滑りそうになったりして、
そういうのも含めて、最後まで気を抜かずに歩こう!って気合入れながら歩きました。
下山したのが11時頃で、雪がチラチラしてきましたが、
まだ積もる様子もなく、とにかく先に英彦山大権現様に参拝することにしました。
コンビニなんて全くないところですし、当然公衆トイレもありません。
奉幣殿で甘酒と無料の暖いお茶をいただいただけで、
それ以外は口にしてません。
煩悩を捨てて参拝することが、本来の参拝の姿なのではないかな?と思うので、
まず参拝を無事に済ませることにしました。
英彦山神宮を後にして、車で走ること15~20分くらいして英彦山大権現様に着きました。


観光地化した神社・仏閣と違い、やはり空気が違うし
研ぎ澄まされた場所であり、ここは、パワースポットではなく、
魂が集まる正に霊域だと感じました。

ここは、私のうんちくより、HPで是非ご覧になってください。
英彦山大権現
庭園があってなかなか趣があるのですが、庭園の奥はさすがに震える感じがしました。


ひとつだけ願いごとしながら、鐘をつかけていただきました。
人影のない山に響き渡る鐘の音が、一層心に響きました。

白寿観音さま
左側に鐘楼、この奥に御社があります。
御社です。


御社は大きな岩の下に埋もれる様に建っています。
厚い雲に覆われていた空から、お日様がちょこっと顔を出してくれて
御社を照らしてくれました。
と言うより、私たちの参拝の道を照らしてくださったのでしょうか?
右手に参道と遊歩道があったので、行って見ることにしました。
とにかく空気が冷たくて、手がかじかんでなかなか思うように写真も撮れませんでしたが、
参道をさらに登って行くと、塞の神さまがいらっしゃいます。
それからさらに登ると、
『ここからは霊域です。入れません。』
と言う立札と柵があり、霊域と言われている場所には、小川が流れていて橋がかかってました。
しばらく見つめていると涙が出てきました。
今も霊域と呼ばれる場所をはっきり覚えてますが、
私も、魂になったらあの霊域でひたすら修行の毎日に耐えられるのだろうか?
ごめん、ごめん。。

すごい話になってきたので、英彦山大権現様での画像はこれまでにします。
このあと、英彦山大権現不動明王様、龍神様・・・
それから、もっともっと上へ上へと車を走らせて行き、見た光景を次回アップさせていただきます。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。