以前から行ってみたいと思っていた
山口県大島郡にある、陸奥記念館に行ってきました。
たいてい、終戦記念日前に何故か回天基地に行ったり
戦艦を見る機会に出くわします。
忘れてはいけない、大事な何かがあるんだろうなぁ~って
感じました。
大島大橋を渡って、大島からみた景色
陸奥記念館
大正10年にアメリカ、イギリスから廃艦を主張される中、
世界最強の戦艦として完成しました。
昭和18年、この記念館の沖合3㎞で不慮の大爆発を起こし、沈没しましたが、
総員約1500人の内、生存者は350人でした。
(ここから3㎞沖合のところ)
戦後、引き揚げを試みたけど、
海底42mでの作業は困難を極め、中止になってましたが
昭和45年、遺族や生存者たちの熱意が実り
引き揚げ作業は再開され、
乗組員の遺骨・遺品、主砲など艦体の75%が引き揚げられ、
回収された物品や全国から寄せられた遺品、資料を集め
ここ、陸奥記念館に展示・保存されてます。
館内では撮影OKでしたが、ブログへの掲載禁止と書かれていたので
もし、興味のある方はググってみてください。
船首にあった菊の御紋章は、無残な姿で回収されていましたが、
とても誇りを感じました。
「大和魂」って、素敵な言葉だと思います。
海軍襟章、袖章、大尉旗など階級によって
いろんなデザインの紋章などがあった事、
それを見ることが出来たのは、感激でした。
本当はお見せしたいけど、
ルールなんで仕方ない・・・
家族などに宛てた手紙を読んでると、涙が出てきました。
やはり、母親→恋人の順番に宛てた手紙が多いですね。
戦艦・・・かっこいいです
あの当時、よくここまでこんな戦艦を作る技術があったもんだなぁ~
って、感動しました。
戦艦陸奥と共に逝った乗組員のご冥福を祈るとともに、
悲惨な戦争を繰り返さない、
末永い平和を願います。
瀬戸内海の夏風景をアップしておきます。