尾道から国道2号線を通って次の目的地、三原へ移動。。


私の車には、カーナビは付いてません。
負け惜しみじゃないけど、必要ないから・・・
人に誘導されながらの旅は、もともと好きじゃなくて
自分が地図を片手に目的地を探すのが、私流の旅の楽しみ方なんです。
計画性がなくて、無駄な時間を費やすかもしれないけど、
その無駄な時間と思われる時間が
とっても貴重なんです。


先ず、目指したのは広島空港近辺のJR山陽本線・本郷駅です。
そこから更に山手方面へ



21番札所・佛通寺(ぶっつうじ)


山紫水明の禅道場
ご本尊は、釈迦牟尼仏、十一面観世音菩薩様です。
宇宙世界のすべてを、隅々まで見透し
観音様の慈悲のお力は、世界のどことして及ばないところはない、
その広大無辺の姿を象徴してます。


着いた途端に空気が全然違うのを感じました。
川のせせらぎと並木道・・・自然の美しい所です。


☆ちゃろの元気便り☆

巨蟒橋(きょもうきょう)


この橋を渡る者は、一切の俗塵を捨て去らねばならず、
偏(ひとえ)に身も心も清浄無垢になり、仏殿に修行を誓う解脱の門に等しい橋となる。と言われてます。



山門をくぐると、龍がお出迎えしてくれました。


☆ちゃろの元気便り☆



☆ちゃろの元気便り☆

とっても涼しくて、思わずお昼寝したくなりました。

綺麗に庭のお手入れがしてあって、

心がとても和みました。

朱印帳にご記入してくださる方によって、

お寺の教えやどんな修行をされてるのかがわかります。

素晴らしい方が、ご記入してくださいました。


この時期、参拝する人が少なく、

雑念もなく自分の心と向き合うことができたような気がします。
紅葉シーズンは、めっちゃ混雑するようですよ。



この近くに『昇雲の滝』って言うのがあるそうなのですが、
また紅葉シーズンに来た時に行ってみたいと思います。





では、次の札所にご案内します。



車を走らせていたら、『瀑雪の滝』と言う看板が目に付き、
どうしても見たくなって、案内板を見ていたらハイキングコースになっていて
何か所か滝を見ながら次の札所に行けるようになってました。

☆ちゃろの元気便り☆
札所までの山道歩く事、1.3㎞・・・





駐車場から200mくらい登ったところで目に飛び込んできたもの。。

☆ちゃろの元気便り☆



☆ちゃろの元気便り☆


☆ちゃろの元気便り☆ ☆ちゃろの元気便り☆




膝を悪くしている母にはちときつく
母は引き返すことにし、私は途中にある滝やお寺を目指すことにしました。




ここの滝壺で遊んでる男性3人がいて、
上のお寺には車で行かれるよ~って教えてくれましたが、
この瀑雪の滝を目の当たりにしたら、その上にある女王滝を見たい!
そう思いました。



しかし途中で、ここまでしんどい思いをして登ってきたのに
あと870m残ってるんか?
ここは、足場が不安定で、渡るのに濡れるやろ?
って感じの場所で、立ち止まってちと考えました。


母と一緒にお寺を巡礼して歩いているのに
私だけ参拝するってのは、ちと納得いかんなぁ~と思い、
車でお寺のそばまで行き参拝できるなら
引き返して車で一緒に参拝しようと思い、下山することにしました。
やはり、一人が山道を登るのは危険!と判断したわけで・・・


毛利元就のオープニングに使われていた
『女王の滝』見たかったけど、次回のお楽しみ・・・

ってことで、紅葉とともに今度画像を撮ってきますね。


車を止めていた場所から、こんなすごい橋が見えました。

☆ちゃろの元気便り☆

そこにいたオッチャンに、棲眞寺に車で行く道を尋ねていたら
このすごい橋を渡って行くって教えてもらった。
この橋の本名は、広島空港大橋って言って、
広島中央フライトロードの一部なんだって。
橋長800m、アーチ部の長さ380m、日本一のアーチ橋で、
橋面の高さは県道から190m。。



この橋を渡って、しばらくしたら次の札所に到着!


22番札所・棲眞寺(せいしんじ)


蓮の花で有名なお寺で、
ご本尊は、千手千眼大悲観世音菩薩様


☆ちゃろの元気便り☆


☆ちゃろの元気便り☆ ☆ちゃろの元気便り☆

蓮の花、綺麗ですねぇ~


時間も押し迫ってきて、次の目的地は東広島の西条です。

西条方面の道路を探していると、
道の駅「よがんす白竜」と言うところに来ちまって
湖側の駐車場に車を止めてびっくりしたのが、
この画像!


☆ちゃろの元気便り☆


☆ちゃろの元気便り☆

龍さんや~~


何か道に迷ったおかげで、すごく素敵な物見ることが出来ました。。

秋には再び訪れたいです。
また来たい!と、

何故か惹かれるものが多かったような気がします。



よっしゃ~!
お次は、東広島市西条です。



23番札所・福寿院


西条ICから国道375号線経由、約10分かぁ~

IC降りたら時はすでに、16時20分。
行けども目的のお寺はありゃしない・・・
とうとう電話して聞いてみたら、
「行き過ぎてるからJR在来線の西条駅まで戻ってください。
そしたらまた、電話してください。」

駅前の交番で場所を尋ねたら、
ご親切に教えてくれました。
ようやく辿り着いて駐車場に車を置いたら、
お寺の境内は焼肉の匂いがぷんぷんしていた。。
「お電話くださった方ですか?」
と出迎えてくださったのは良かったけど、
本堂がどこなのかわからない!
キョロキョロ探す羽目になり、朱印受付時間が過ぎていたので、
先に朱印帳にご記入をお願いしておこうと思ったら、
すでに書いてあったのを出され、おまけに
「お参りして帰ってくださいね。」と言われた。プリ(*`З´*)プリ
まぁ、確かに参拝してから朱印帳にご記入してもらうのが
筋だよな。
小銭がないときは、先にご記入していただくこともあるけど・・・
石庭がきれいだと聞いてはいたけど、
それすら見る気が起らなかった。

ここのお寺は、私たちと違う因縁を持ってるような気がした。
たいてい仏様が「早く来い!」って呼んでくださるのに、
ここのお寺さんは、近く寄るどころか
一度遠くに離れました。
なかなか辿り着けませんでした。
そんな因縁なのかな?って思いましたが・・・



色々あった一日でしたが、
山陽花の寺24か寺の内、16か寺に参拝し
山口県、広島県を制覇し、
後は岡山県の8か寺を参拝する修行が残ってます。
鳥取県側、兵庫県側、瀬戸内海側、吉備中央と分散されてるので
泊りがけで参拝するようになるかな?

まだまだ知らない場所で、いろんな出会いと修行をしていきます。



前編・後編と、長々と読んでいただき

ありがとうございました。