10PXのスロットルモード変更について。
10PXのスロットルモードはデフォルトで「前進50:ブレーキ50」になっていますが、この設定を「前進70:ブレーキ30」や「前進60:ブレーキ40」に変更すると、前進側の分解能が多くなってあきらかにスロットルの反応が滑らかになりマシンが扱いやすくなります。
TK個人的には10PXになって新たに追加された「前進60:ブレーキ40」のフィーリングがとても気に入りました!
1:スロットルモードを変更。
セットアップメニューのスロットルモードで、動作比率を「前進70:ブレーキ30」か「前進60:ブレーキ40」に変更。
2:スロットルのサブトリムを変更。
動作比率の変更により移動したスロットルニュートラル位置をサブトリムで補正します。サブトリムのCh.2を、「前進70:ブレーキ30」の場合は-100、「前進60:ブレーキ40」の場合は-45。
3:スロットルトリムを変更
「前進70:ブレーキ30」の場合はサブトリム値では足りない分をスロットルトリムでさらに足してニュートラル補正する必要があるためスロットルトリムをF60にします。「前進60:ブレーキ40」の場合はスロットルトリムを0にします。
4:ニュートラルとハイポイントとブレーキの調整
サーボビューでスロットルニュートラルが0になっているか確認してください。0になっていない場合は、「前進70:ブレーキ30」はスロットルトリムの数値、「前進60:ブレーキ40」はサブトリムの数値を動かしてスロットルニュートラルが0になるように調整します。
スロットルモードの動作比率を変更するとハイポイント(スロットルが全開になるポイント)とブレーキ(効きの強さ)の数値が変わります。ハイポイントとブレーキの数値はサーボビューでスロットルを操作して確認します。
ちなみにTKはどのスロットルモードの場合でも、全車種でハイポイント-105、ブレーキがナロー+18、ワイドとオープン+26、になるように設定しています。
ハイポイントの設定はエンドポイントで行います。
スロットルの前進の数値を増やすとトリガーを握った時に全開になるポイントが手前へと移動していきます。なお、サーボビューでスロットル前進側が-100(-99~)以下の数値になっている場合はスロットルが全開に入らなくなるので注意してください。
ブレーキは、エンドポイントのブレーキかブレーキレート(ATL)の数値で設定します。これらの数値はスロットルモードによって変わってくるので、本当のブレーキの数値はサーボビューで確認するようにしてください。