ミニッツ歴2年2ヶ月、初めてのミニッツカップファイナル。
2009年1月31日~2月1日の2日間、横浜クイーンズスクエアでファイナル開催。
当時のファイナルは全4クラスで合計60人ほどの選手しか参加できず、現在とは違いほんとに狭き門って感じでした。
そして、地区同士のライバル心が高く、今みたいにセッティング情報の共有もあまりなく、グリップ剤も何を使ってるか教えてもらえなかったですw
当時のmixi日記にごちゃごちゃと色々書いてあったので、今回は部分的にコピペしてみますw
↓ここからmixi日記の内容
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■準備
1月上旬からARSの新設ウレタンで本格的に練習開始です。
これまでウレタンで練習しまくった事が無かったので、ドライビングスタイルから模索するつもりで取り組みました。
これまでの経験で自分がやれるスタイルは、
1:パワーをかけずにそっと流すようなドライブ
2:加重移動でしっかりと曲げていくドライブ
3:パワー&ブレーキでコーナーの限界まで突っ込んでガッツリ曲げるドライブ
これまではその都度、レイアウトや路面にあってそうな走らせ方を選択してきましたが、中途半端にやっててもファイナルで勝てないと思い、いずれかのスタイルに特化して行こうと考えました。
車をLMマウントとにすることで、とにかく転倒が無くなった為、3のパワー&ブレーキスタイルを選択しました。
ARSのウレタンでは、リアにHG20でもRG30でも、かなりの快走状態だったと思います。
セッティングもこのスタイルに合わせて行いました。
約1ヶ月の集中練習で、ウレタン独特のコーナーやレース展開&駆け引きにもだいぶ慣れて、上達していくのを実感できました。
体調は少し寝不足気味でしたが、万全に近い状態でファイナルに挑みます。
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■まとめ
自己分析すると、負けた最大の原因は自分を過信した事です。
準備期間含め、練習走行で調子が良かったスタイルを追い求めすぎて、レース中も車と自分を合わせるのではなく、あくまでも自分のお手々のみでどうにかしようと思っていたのが間違いでした。
ファイナル途中で自分の走らせ方(セッティング含む)では危険だとは気づきましたが、1ヶ月間練習しまくったスタイルの感覚を本番中に変えて通用するほど甘いレースでは無かったし、自分のつまらないプライドが邪魔して対応も遅れました。
次のミニッツカップでの自分のテーマは「謙虚」です。
全ての事に対して謙虚な気持ちを忘れずに取り組んでいきたいと思います。
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↑ここまでmixi日記の内容
ってなことを当時のmixi日記にTKが書いていたようです。ミニッツに対してめちゃめちゃ真面目か!w
結果は、予選Dメインから勝ち上がり、Cメイン4位で終了たっだみたい。
全く力を発揮できなかった主原因は、予選の途中までリアにHG20を使用していたことです。ファイナル1ヶ月前ぐらいからARSに敷かれたウレタン路面ではHG20が抜群に調子が良くて、それにあわせてセッティングしてたんですね。んで、予選途中でこりゃダメだってなりリアをRG30に変更したんですが、まあすでに色々と手遅れ。
要するに、先輩達の中で鉄板だったリアRG30を使ってなかったアホなTKが原因です。
プライド、こだわり、固定観念、中半端な知識、中途半端な検証、などなど、当時のTKは負けて当然の要素をいっぱい持っていましたw
それで、mixi日記に書いてあった「次のミニッツカップでの自分のテーマは謙虚」になるわけですねw
■初めてのファイナルまとめ
・ファイナルの予選は、地区大会の予選とは全く別物。同一ヒート選手と自分の実力とその時のコンディションをちゃんと考慮して、前に出れるときは迷わず前に、そうでない時は欲張らないで走る。この辺りのバランスが悪いとマシンセッティングもメンタルも自滅する。
・ファイナルはどの地区大会の路面よりも高グリップ状態になるので、先輩方にその辺りのアドバイスもちゃんと聞いておく。中途半端な「我」は捨てる。
・初ファイナルは空回りと深読みの裏目ばかりになりやすいので、とにかくカツカツしすぎない。
・初ファイナルは結果よりも経験値を上げるつもりで臨んだ方が次年度に繋がる。正しく経験値を積んで、正しく反省する。