あまり考えもなくひたすら走り込んだり、なんとなく行き当たりばったりでセッティングをやっていっても、ある程度のレベルの速さまでは誰でもいずれは到達すると思います。
ですが、そこに到達するまでにかかってしまう時間はかなーり個人差があり、これはセンスや考え方や周りの環境など、色んな理由があるかと。
よく、「速い人の走りを見ること」って言いますが、これも人それぞれの見る方法ってのがあり、何を意識して見ているのかで全然変わってくると思います。
今回は実際にTKもやっている、速くなるための近道になるかもしれないことを具体的に書いてみます!
速い人の走りを感じる
速い人が操縦している隣に立って、その人が操縦しているマシンを自分が操縦する感じでエアミニッツしてみること!なんなら自分のプロポを持って操縦台に立ち、プロポを動かしながらエアミニッツしてみましょう!
おそらくすぐに、自分のエアミニッツイメージと比べて、曲がり始め・減速・立ち上がり・切り返し、などなどのタイミングやスピードに違和感や驚きを感じるポイントが多々あると思います。
その違和感や驚きこそが、今よりも速く走るために必要なドライビングのヒントです!
なお、ある程度走り込んだレイアウトでエアミニッツしたほうが、より走りを感じとりやすくなります。
人のドライビングを見て考えるんではなく、感じて考える!
速い人に、どんなドライビングをすれば速く走れるか?を聞いても、ほとんどの場合は無意味です。
なぜなら、その速い人も理論じゃなく感覚で走らせてるんで、その感覚を他の人に正確に伝える理論がないからw
TKが数年前に1/12レーシングカーを超真剣にやっていた時、世界クラスの選手にいただいた言葉を紹介します。
・群馬の日本チャンプ様の二人
「コーナーが来たら曲がればいい!」
この「コーナーが来る」っていう独自の表現に衝撃を受けましたw
彼らはこの感覚で所見のレイアウトでも路面コンディションが変わっても、いつでも最適な走りができるようです。
・世界チャンプ様
「色んなRCやったけど、ミニッツは感覚がかなり必要」
これはミニッツが小さいからだと思うんですが、ミニッツは他のラジコンに比べて走行しているマシンからドライバーに伝わってくる情報がかなり少ないです。なので、その情報を自分の感覚で補ってマシンを操縦する必要があるってことですね。
ミニッツは感覚!
ラジコンの中でも特に感覚が大事なミニッツのドライビング。世界クラスの選手も言っているように理屈じゃなく感覚が大事!
0.1秒でも速く走らせるためのドライビングは、とにかく速い人の走りを見て感じて、その感覚を鍛錬で自分の物にするのがもっとも近道だとTKは思います!
そして、その感覚がある程度深く・広くなっていくと、マシンコンディションの見極めや、適切なセッティングなども、今よりももっとできるようになるはず!
たまに、自分のマシンの動きが分かりやすいからホイールの色が目立つ方が良いとかってのを聞きますが、ミニッツに関して言えばこれは感覚を殺す方向なので、TKはあまりおすすめしません。
特にレース中は他に見るべき所がいっぱいあります!
エアミニッツおすすめですよ!w