🎵夢の旅路は〜で始まる「俺たちの旅」
私の青春時代のドラマです。
中村雅俊主演のほろ苦い青春ドラマでした。
今回は現役時代のバイクツーリング仲間たちと昔を懐かしんで、当時にツーリングで訪れたところに行こうと話が盛り上がりまして、アラカンたちの旅が始まりました。
昔のツーリングは10人ほどのメンバーで、長野県や岐阜県、兵庫県、京都府、四国の各地や岡山県の山地の宿を駆け回っていました。
と言っても今でもバイクに乗っている者は数人で、ツアラーでは邪道ですが、車に相乗りでの参加です。
バイクのときは走ることが目的でしたので、途中の景色もあまり覚えておらず、格好つけて言うと「風になリ風と走る」ことが気持ちいいと思っていました。
今回は車ですが、車中ではその昔のツーリングの話に花が咲いて、それは楽しい旅となりました。
ここは宿の途中で立ち寄った場所ですが、日帰りで温泉にも入れます。
お湯はいわゆる美人の湯、アルカリ泉でヌルッとします。
ここの宿は昔のツーリングでは、一泊の予定で行ったのですが、途中で私だけ翌朝一番の仕事の電話が入り、泣く泣く夜に一人で帰った思い出があります。
今回の宿は
民宿八平(はちべい)
すごく広いのですが、経営されている方が高齢化で一日に一組だけの案内をされています。
(一泊二食 7000円 食事のみ酒は持ち込み)
今回の旅の計画をしてくれたのは、ツーリング仲間のまとめ役をしてくれていた方で、現役の時からこのような宿をやることが、夢であったそうです。
宴会は5時半頃から
まずは具沢山のお汁をアテにバーベキューが焼けるまで一杯
牛肉あり鶏肉あり またこのネギが甘くて美味しい!
そのほかにも煮付けや山菜、自家製こんにゃくなど食べきれないほどの食材が並びましたが、例の如く飲む呑む話す喋るで写真はありません
気づけば日付変更線を跨いでおり、さすがにお開きとなりました。
翌朝は8時から朝食
ご飯はそのままでも十分に美味しいのに、漬け物も和物もそして右手の卵が最高に美味くて、普段の朝食はトースト一枚の私が、卵かけご飯をおかわりしました。
この宿は日本で初めてドブロクの製造免許をとったとのことで、お土産に一本購入しました。
はちべいだるまと読みます。
720ml 2000円です。
ドブロクとは炊いた米に酵母菌を混ぜて醗酵させるまでは清酒と同じ工程ですが、火入れは行わない古代酒の製法の酒です。
つまり、米粒がそのまま残っていますし、酒自体は発酵の際の炭酸ガスが溶け込んでいるので、軽くシュワっとします。
さて旅も終盤です。
と言うのも、このオジンたちは旅のスタイルもバイク時代と変わっておらず、朝ごはんを食べたら後は帰るだけ。
すぐ近くに天の橋立があると言うのに、誰も観光しようとは言い出しません。
まあ、私も同じでしたがw
それでも途中のSAでお土産タイムは取りました。
そうそう、朝ごはんをしっかりといただいたので、みんなお昼ご飯はいらないとのことでした。
それもあってメンバーたちを大阪の駅で降ろし、再会を約束して別れたのは午後1時過ぎでした。
私は時間が早いので、そのまま娘宅にお土産を持って行くと、今日は幼稚園にお迎えに行くらしく「忙しい忙しい、間に合わない間に合わない!」と大慌てでしたので、車でいこか?」と迎えに行ってきました。
娘宅に戻り、一休みして夕方4時過ぎに無事に帰宅しました。さすがに疲れたので、この日は9時過ぎに寝てしまいました。
毎回このメンバーとの旅は、昔と変わらない一体感とえもしれぬ風味があります。
同じ風をまとって、同じ時代の同じ時間を駆け抜けたことが、成せるものなのでしょうか?