2014年11月23日

あれは




息子の食事が朝昼晩の3回食へと移行し




家族3人がようやく一つの食卓を囲めるようになり




幸せを噛み締めていた矢先のことです。




よく晴れた日曜日の昼下がり




我々家族はとあるファミレスで食事をしていました




旦那はモッツァレラチーズのパスタを、私はチーズインハンバーグを




そして息子は家から持ってきたお弁当を食べていました。




ああ、こんな日がくるなんて夢のようだと




私が喜びに打ち震えハンバーグを口に入れたその時




向かいの席の幼稚園児がこちらを指差し叫んだのです






ハゲだ。



私は耳を疑いました



何故なら



どこを見渡してもハゲはいなかったのです




息子以外は



幼稚園児は3兄弟らしく兄を筆頭にハゲを連呼していました




幸いなのか?彼らの母親はトイレに立っていていなかったので




気まずい空気は免れました




ふと息子を見ると



嬉しそうにパンをほおばっていました





お察しの通り




その日の我が家は




その話でもちきりでした




んもう子供ってば最高。




またね!

こもちこんぶ編集後記

言ってはいけないことを声に出す子どもたち

その度に制止し冷や汗をかく大人たち。

この数年後

我が子が逆の立場となり

ありとあらゆる場面で

心の中で留めておくべき言葉をつむぎ出す。

子育て中に誰もが通るだ。

さあ今日も

エレベーターで乗り合わせた大人に

よからぬ言葉を放たぬよう見張ろうか。

なんでネギいっぱいもってんの?

ねぎを抱えたおばさまに三男が言う。

「いる?」

そう言っておばさまは私にネギをくださった。

まさかのネギを3本分けてもらうという結果に。

ときとしてこんなこともあるのだ。

わーい。