キャバクラで働く女達も様々ですがお客さんもまた様々でした
指名が取れるかどうかは置いといて
まずは会話が弾むかどうかが重要です
話術のテクニシャンは相手が誰であろうと会話の糸口を見つけ広げていくことができますが
私のような凡人は相手によって大きく左右されます。
おしゃべり君にあたれば会話は見る見る跳ね上がりあっという間に時間が過ぎていきます
無口君にあたると弾まないボールを無理やり弾ませようとするあまり
一問一答形式が続き面接官のような気分におちいります。
それでも一答してくれるだけいいのです
一番辛いのは気に入った子にしか口を開かないシャットアウト君でした。
投げたボールが返ってくることはないのでひたすら彼のわきでドリブルをつくという地獄の時間が続きます
その間相づちはおろか視線さえ向けてはくれません
私は生来のリアクションねだりが出てしまい
ここで山田荘の話をしてしまうのです
するとついに彼は口を開いたのです
「そんな話ここでするな」
私はブーイングという最悪のリアクションをもらったのでした
そんなにキレなくてもいいじゃん
あの時はそう思ったけど
今なら彼の気持ちがよくわかる
金払ってレベルの高い女を探しに来ているのに何でレベルの低さアピールをされなきゃならない？
自分の仕事をわきまえず私生活を暴露した私はさしづめ
「うちのパン添加物と着色料めっちゃ入ってます。買ってください！」
っていう滅裂なパン屋さんのようなものですから。
またね！
こもちこんぶ編集後記
キャバクラに始まり
その後にキャバレー、スナックと
水商売のアルバイトを10年経験したため
初対面の人と
会話をすることに徐々に抵抗がなくなり
その経験は
元来の人見知りを打破する糸口となった。
これは
私の水商売のアルバイトで得た
お金よりもデカい財産である。
その後
完全に人見知りから抜け出すことができたのは
子どもができて
お母さんになり
その子育ての苦しさ故に
多くの育児仲間とコミュニケーションを
取るようになったからだ。
ありがとう水商売
そして
子育て。
長岡市に行って教えてもらいうち豆の存在を初めて知ったんだけど皆んな知ってた？
味噌汁に放り込むだけでめちゃくちゃ美味しいし
便利。
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