2014年6月29日

商店街の並びにある理容室で髪を切ってきました




中に入るとお客さんは誰もおらず、お店のご夫婦がテレビを観ていました。



2人は私を見るなり



「は?わ、わ、わ、いらっしゃいませ」



と慌てて椅子から立ち上がり迎えてくれました。

 



私は私で



「一人です。」




と意味不明なことを言ってしまい



「2人です。」とかありえねーだろ!!


脳内で絶叫してみたものの違和感は拭えず



「・・どういったご用件で?」



髪を切りに来たに決まってんだろ!!


と言いたかったけど喫茶店ぽく入ってしまった私が悪いので


「10cmくらい切って、すいて、前髪は眉毛まで切ってください」

「カットですね」

 


ようやく意思疎通ができ鏡前に座りました。



ご夫婦はおどおどしながら準備に取りかかりました



2人は奥でコソコソと少し揉め



奥さんが私の髪を切ることに決まったようです




奥さんは恐る恐るハサミを取り出しました


「どれくらい切ります?」
「10cmほど」


チョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキ


「結構髪多いですねどうします?」
「すいてください」


チョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキ


「前髪どうします?」
「眉毛まで切ってください」


奥さんそれさっき全部言ったぁ!




奥さんが髪を切っている間ご主人はずっと笑顔で私の髪の毛を掃いていました。


「シ、シャンプー、下向くやつですけど、だ、だ、大丈夫ですか?」


下向くやつ!?


初体験でした。


 鏡の下にある冷蔵庫みたいなやつ


オープンするとシャンプー台になるのね!


素敵。


奥さんは終始緊張していました
旦那さんも(掃いていただけですが)




普段常連さんに愛されているこのお店に




私のような不審な一見女が迷い込んで来たため


静かなパニックを巻き起こしてしまったのかもしれません




でも




私はとても楽しかったです



うなじも顔面も初めて剃ってもらいました



以上理容室初体験話でーした




またね!

こもちこんぶ編集後記

後にも先にも理容室に行ったのはあの時だけ。

なんで美容院じゃなくて理容室💈に行ったのか。

やっぱり刺激が欲しかったんだろうなぁ。

なにも起こらない日常に埋もれないように

自分の脳を叩き起こすために

あの日私は理容室へ入ったんだ。

今なら感じられる

何も起こらない日常が幸せだということを。

今やセルフカットでザックザクの後頭部だけど。



昨日お昼寝せず18時に就寝した四男が5時に起きて私に読んでと持ってきた絵本。きょうりゅうかくれんぼ。子どもは探す絵本大好きよね。同じシリーズの「まいごのたまご」がうちの中でしばらくまいご!どこいったぁ!

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