2014年2月5日

いったい出産とは何故にあんなに痛いものなのかしら


セックスという快楽に対する報いなのか

赤ちゃんという宝を手に入れるための代償なのか


~3日前のやりとりがフラッシュバック~

弟「出産てさぁ、鼻からスイカを出すくらいに痛いんでしょ?」
私「はぁ?(笑)」

はぁ?

じゃねーーよ!その表現完璧だよ!!


陣痛の始まりは一昨日のお昼頃

なんとなく痛いかも?みたいな感じが不規則にある(前駆陣痛)

このとき気のせいかもとも思っています。

晩飯後には一時間ごとに痛みをハッキリと感じるようになります
(超軽い生理痛みたい)


しかしまだまだ耐えられます。


その時の顔です


22時頃布団に入り眠りにつきましたが痛みで目が覚めるようになり、徐々に重苦しい痛みが間隔を狭めてやってきます。

朝までもたないと思い

夜中の1時に病院に連絡し

陣痛室に入る



その時の顔です

もはや余裕はありません

この顔は間違いなく

鼻からスイカを出す準備していますね

確実に間隔を狭めて強くなる陣痛に恐怖を覚えています。

でももう陣痛室にいるんだもの。

目と鼻の先には分娩室。

早く産んでしまいたい。

このときよもや16時間も先になるとは思っていません。

むしろ知らなくて良かった。

知っていたらくじけてしまったかもしれない。

狭まる間隔と共に強くなる陣痛と並行して子宮口が10㎝開き柔らかくなる

これが両立しないとゴールは見えません。

それまでは生き地獄


「立会い出産」とは


「新しい命の誕生の感動を分かち合う」


そんな綺麗事じゃない


面白くて可愛いところばかりを見せていた過去を払拭し


汚らしいものと鬼のような形相と醜い唸り声を愛する人に見せて見せられ


これから夫婦になっていく二人の助走なのかもしれない

看護師「昨日はお疲れ様でした!眠れましたか?出産後、その壮絶な痛みがトラウマになり鬱になる方がいるんですが大丈夫でしたか?」

大丈夫です!

手に入れた報酬がデカ過ぎて

喜びに埋れています。

「ピギャー。ピギャー。」

新生児室から恐竜のような泣き声

私「うちの子ですよね?」
看護師「ええ?わかります?」

わかります。泣き声が変だから!

おっぱいあげに行ってきます。

またね!


こもちこんぶ編集後記
長男は里帰り出産で千葉の実家に。
仙台にいる弟がトルコへ向かうため成田に近い柏の実家に立ち寄った時の会話。
よもや出産がこんなに凄まじいとは思いもよらなかった私。
2人目はない。そう確信した日でもある。
おいあの頃の私よ
あと4回出産するぞ!!!