こんにちは。木村太陽です。


これから社会に出る方や、働き始めて数年が経った20代のビジネスパーソンに向けて、私がこの年齢で「本当に知っておきたかった」と思う“お金”と“キャリア”に関するリアルな話をまとめてみました。
 

どれも教科書では学べない、だけど仕事と人生に大きく影響する視点です。少しでもあなたの選択のヒントになれば嬉しいです。

 

 


お金のリテラシーがキャリアの自由度を決める

20代の頃、私は「稼ぐ」ことにばかり目が向いていて、「貯める」「増やす」「守る」といったお金のリテラシーを軽視していました。


しかし、キャリアを積んでいく中で痛感したのは「お金の知識があるかどうかで、選べる未来の幅がまったく違ってくる」ということです。

 

たとえば、ある友人は月5万円の積立投資を23歳から始め、30歳手前で「副業に挑戦してみたい」と思ったときには、数十万円の資金を“安心材料”として活用していました。
 

一方で、目の前の収入だけを見て生活水準を上げ続けた私は、何かに挑戦したくても「お金が不安」という理由で一歩が踏み出せない時期が続きました。

 

また、収入を上げる方法は「昇進」や「転職」だけではありません。
 

・副業で月3万円稼ぐ
・スキルを活かして単発の仕事を受ける
・SNS発信で人脈を広げ、案件につなげる


といった柔軟なアプローチが、キャリアの選択肢とともに“収入源”の多様化にもつながっていきます。

 

「お金を得る力」だけでなく、「お金に対する考え方」を磨くこと。
これが、将来の自分にとっての“最大の資産”になるのです。


「今の仕事」だけに依存しないキャリア設計を

もうひとつ、私が20代で見落としていたのが、「キャリアは会社が決めるものではなく、自分でつくるものだ」という視点でした。

 

入社当初は「この会社で頑張っていけば大丈夫」と思っていたのですが、数年後に業界の再編や人間関係の変化を経験し、「あれ、自分には何が残るんだろう…」と不安になったのを覚えています。

 

そんな中、少しずつ始めたのが「社外で学ぶ」「副業にトライする」「スキルを磨く」ことでした。
 

特に大きな変化を感じたのは、副業で得た経験が本業にも活きるようになったときです。副業は「お小遣い稼ぎ」ではなく、「キャリアのリスクヘッジ」でもあります。
複数の仕事に関わることで視野が広がり、自分の“市場価値”や“得意なこと”にも気づけます。

 

とはいえ、何かを始めるには時間や体力が必要です。だからこそ、20代の今から「少しずつ」始めることが重要だと感じています。

以下は、実際に私が取り入れて良かった習慣です。

  • 毎月1冊キャリアやお金に関する本を読む

  • 副業のネタをストックしておく(やりたいことメモ)

  • 社外の人とつながる(勉強会・SNSなど)

これらはすぐに効果が出るものではありませんが、気づいたら「周囲と違う選択肢を持てる自分」に変化していました。


まとめ:20代の今だからこそ、未来への種を蒔こう

お金もキャリアも、一朝一夕で築けるものではありません。
だからこそ、時間のある今この瞬間から「意識を変える」「行動を変える」ことが何より大切です。

 

最後に、20代のあなたに伝えたいのは、

  • 貯金や投資を通して、“安心して動ける自分”をつくること

  • 今の仕事に依存せず、“複数の選択肢”を持てる自分を育てること

この2つを意識するだけでも、5年後・10年後のキャリアは大きく変わってきます。

 

私自身、まだまだ挑戦の途中ですが、だからこそ同じように模索している方と、こうして気づきを共有していきたいと思っています。

 

未来は、今日の選択でつくられます。
ぜひ、あなたも「お金」と「キャリア」の両面から、自分の人生をデザインしていってください。