皆様、こんにちは。

今日は、これまで私が県議会議員として活動し、特に注力してきた施策について紹介したいと思います。

■教育改革
私は初当選以来、一貫して広島県の教育改革に傾注してきました。私が初当選した平成9年当時、教育の現場はひどい状況でした。広島県の学力水準は全国でも下から数えて数番目というレベルで、学校においても、卒業式などの行事において、日の丸の掲揚、君が代の斉唱が行われないという、異常な状態にありました。これまでの努力が実を結び、児童・生徒の学力は大幅に向上し、小学生の学力は全国でも5~6番目になりました。
 また、学校の在り方も大きく変わり、先日出席させていただいた五日市高校の卒業式で、卒業生が初めて「仰げば尊し」を大きな声で合唱したのには感動しました。現状に満足することなく、これからも「日本一の教育県・広島」を実現し、広島のみならず、日本・世界の将来を担う若者を多く輩出できるよう更なる努力をしてまいります。

学力順位
平成26年度全国学力・学習状況調査


■地域経済の活性化
 地域経済が元気にならなければ国も元気になりません。地元企業の底力を引き出すために、地域経済の振興施策に力を入れてまいりました。観光振興策としては、五日市港への10万トン級以上の大型客船の入港施設を整備しており、第一号として、今年8月25日には、16万トン級、乗客乗員6000人以上の大型クルーズ客船が寄港します。
 また、湯崎県政の下で公共事業計画の見直しを行って、その最優先順位に位置付けた広島南道路の商工センター~五日市間の4車線化も、平成28年度末には完成します。これにより、佐伯区へのアクセス性が向上し、また2号線バイパスの渋滞が緩和されることで、佐伯区内外とのヒト、モノ、カネの流れの活性化が期待できます。今後は更に、五日市~廿日市間の4車線化にも取り組んでまいります。

大型旅客船
平成28年3月入港予定のクイーン・エリザベス

南道路工事
4車線化工事中の新八幡川橋



広島県議会副議長(佐伯区)
冨永健三