フェイスブックのグループ【半分、青い。私設応援団【半邊藍天(一半,藍色。)/절반, 푸르다./"Half Blue"】から転載】←今専らここにいます。
★尚、ドラマは今1999年という設定です。
【別投稿へのコメントですが、私的にポイントなので補足の上切り出します】
(三月うさぎ*の残り物はヤフオクに出せば?との投稿に対し)
*→ドラマ内の帽子屋
ヤフオク1999年に開始してますが、数年間ゴタゴタしてたので当時はまだ一般的ではなかったと思います。メルカリのサービス開始は2013年ですね。
この物語の全員について言えますが、個人が成功するためのインフラが整ってくるのはこれからなんです。
インフラが整ったおかげで個人で成功している知人が何人も居るから、私自身リアルな知人と重ね合わせてドラマを見ています。
元住吉監督もYouTube(2007~) 、SNS(FB=2008年~、TW=2008年~)、クラウドファウンディング(2011年~)、ネットマーケティングと言ったインフラがあったら又別の展開があり得たと思います。
去年日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を取った「この世界の片隅に」もクラウドファウンディングで資金調達してますし。
今、各企業が本業で儲からなくなったため副業を推奨してますが、これが出来るのもインフラが整ったからこそです。 バブル崩壊から現在まで日本経済が不調になっていく過程と、インターネットを中心としたインフラの整備で、価値創造の主体が企業から個人にシフトしていく過程、そしてその中でどう生きるかががこの作品の裏テーマだと思ってます。
このあたりも意識して観て頂けると嬉しいです。
【以下今後の展開予想】
★ここから下は「私設応援団」には書いていません。予想だけど絶対この通りになるから、ネタバレが嫌な人は見ないで下さい。
鈴愛は離婚してシングルマザーになりますが、シングルマザーのワーキングプアって日本の貧困問題の中で一番深刻なんです。→ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44272
「明日の食費がない」「子育ては苦しみばかり」【ルポ】シングルマザーの貧困(フライデー)
この辺を取り上げるかどうかも注目してます。深掘りしすぎるとシャレにならない深刻な話になりかねないから、実家に戻って実家の食堂を手伝うとかでスルーするかも。
ジャーナリスティックな観点からは、出来ればサラッとでも良いから取り上げて欲しい。
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で、 そのうち鈴愛は3Dプリンタで「そよ風を再現した」扇風機を発明・開発する事になっています。が、フィギュアならまだしも、いくら3Dプリンタがあっても家電製品を作るのは相当ハードルが高いです。
全体デザイン、強度設計・安全性設計もした上で、部品の一個一個をデザイン・設計してCAD図面を作ってデータ化したり。
「そよ風の再現」には風向きの制御や、風量に強弱や揺らぎをつけるため組み込みコンピューター制御も必要になるはず←ドラマじゃそこまでしないかも知れないけど、現実なら絶対必要になる。風向きの変化はモーターと歯車の組み合わせで出来るかもだけど、物理の知識が必要になるから却って大変かも。
で、試作品を評価機関に持ち込んで法令に基づく強度や安全性の試験・評価検査をしてもらってや認証を受けなければならない。
これ、鈴愛一人じゃ絶対ムリです。
そこで律君のメーカー経験、ロボット技術が活きてくると言う展開になるだろうと、100%の自信で予想してます。