音楽関係の話が続いているので、正面から行きます。
クラシックを聴かない方はクラシック音楽はムツカしいと思ってるかも・・・と思います。でも、ベートーヴェン交響曲第五番「運命」のジャジャジャジャーン!ってのはとりあえず誰でも知ってると思う。で、ジャジャジャジャーンでベートーヴェンを判った積もりになってる方も多いではないかと思うのですが、ベートーヴェン交響曲第五番「運命」で本当に良いのは第四楽章なのだ。
試しにこれ聞いてみて下さい。
◆ベートーヴェン交響第五番「運命」第四楽章曲
→https://youtu.be/_isfdPWwqw8
どうすか?。ベートーヴェン交響曲第五番「運命」は深刻な音楽だと思ってる人が多いと思うれど、全然そんなこと無いでしょ。
交響曲第番五番は交響曲だから、楽章が4つあります。ジャジャジャジャーン!は第一楽章の第一主題なのです。でも第一楽章自体をちゃんと通しで聞いたことが無い人も多いと思う。第一楽章だけでも第二主題もあってソナタ形式のお手本みたいなそれ自体良い曲なので、試しに全楽章聞いてみましょう。(二、三楽章はちょっと聴いたら飛ばしても可)
ベートーヴェン交響曲第五「運命」
第一楽章→ https://youtu.be/4du7kv9gIeo
第二楽章→ https://youtu.be/HoOOgPbF8Gs
第三楽章→ https://youtu.be/QdM6Zl0D8h4?t=5
第四楽章→ https://youtu.be/_isfdPWwqw8
※カヤランで揃えたかったけど揃わなかったのでカラヤンの全曲。
→ https://youtu.be/Mua_84uAOG8
第一楽章は確かに深刻な音楽なのですが、第二、第三楽章を経て、第四楽章にて深刻さが一気に解放されて圧倒的な解放感・爽快感を満喫する、というのがこの交響曲の仕組みなのです。だから、「ベートーヴェン=ジャジャジャジャーン=深刻」というイメージのヒトは認識を改めて頂けると嬉しいっす。
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あと、クラシックを聴く中学生が必ずハマるのが交響曲第七番の第四楽章です。
リズムを最大前面に出したアゲアゲ・ノリノリの曲として作曲されました。しかもそのリズムがロックなのだ!!。1813年のハードロック。
→ https://youtu.be/uPRpUXlBel4
交響曲第七番は最初から最後まで良いので34分要しますが全曲リンクを張っておきます。「のだめカンタービレ」でも使われました。
→ https://youtu.be/RHdblzB9uNg
ベートーヴェンの交響曲は全部良いのですが、次に推すとすると第三番エロイカあたりでしょうか。これは楽章毎に区切られたのがなかったので全曲53分をリンクします。第一楽章だけでも構いません。(次聴くべきは四楽章は38分くらいから)
→ https://youtu.be/GKFStVrKNU4
ここまで書いちゃったら第九を外す訳にはいかないので、第四楽章をリンクしておきます
→ https://youtu.be/Qt0T_fe5K6E
エヴァでもクライマックスで引用されてましたけど神の音楽としか言いようが無い。
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加えて、ベートーヴェンで良いのはピアノ協奏曲5番「エンペラー」とかでしょうか。これは協奏曲なので第一~三楽章ありますが、全楽章良いので、全曲のリンクを張っておきます。
→ https://youtu.be/pEYajsa8NeM
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ジャジャジャジャーンだけでベートーヴェンを判断して鬱な作曲家と思ってる人が居るのはクラシックファンとして非常に困るので、ベートーヴェンは実はハイな作曲家であることを示すべく、こんなの作って見ました。(どちらにせよ、アタマがどうかしている事には変わり無い)
交響曲がメインになっちゃいましたが、ピアノソナタとか、ヴァイオリン協奏曲とか、ミサ曲とか、オペラとか、ベートーヴェンは何だかんだ言ってもやっぱり良いです。
機会があったら他の曲も聴いてみて下さい。適宜オススメ品をご紹介します。
また、モーツァルト等他の作曲家のも聴いてみて欲しいっす。