唐突ですが、クラシックを聴かない方向きに書きます。
クラシックを聴かない方はクラシック音楽はムツカしいと思ってると思います。でも、ベートーヴェン交響曲第五番「運命」のジャジャジャジャーン!ってのはとりあえず誰でも知ってると思います。で、ジャジャジャジャーンでベートーヴェンを判った積もりになってる方も多いと思います、しかし、ベートーヴェン交響曲第五番「運命」で本当に良いのは第四楽章なのです。
試しにこれ聞いてみて下さい
良いでしょう。ベートーヴェン交響曲第五番「運命」は深刻な音楽だと思ってる人が多いと思いますが、全然そんなこと無いでしょう。ベートーヴェン交響曲第番五番は交響曲ですから、楽章が4つあります、ジャジャジャジャーン!は第一楽章の第一主題なのです。でも第一楽章自体をちゃんと通しで聞いたことが無い人も多いと思います。試しに全楽章聞いてみましょう。(二、三楽章はちょっと聴いたら飛ばしても可)
第一楽章は確かに深刻な音楽なのですが、第二、第三楽章を経て第四楽章にて深刻さが一気に解放される、というのがこの交響曲の仕組みなのです。だから、「ベートーヴェン=ジャジャジャジャーン=深刻」というイメージのヒトが多いと思いますが、認識を改めて頂けると嬉しいです。
あと、クラシックを聴く中学生が必ずハマるのが交響曲第七番の第四楽章です。→ これ
交響曲第七番も良いので42分要しますが全曲リンクを張っておきます。「のだめカンタービレ」で使われた曲です。
ベートーヴェンの交響曲は全部良いのですが、次に推すとすると第三番エロイカあたりでしょうか。これは楽章毎に区切られたのがなかったので全曲52分をリンクします。第一楽章だけ聴くのでも構いません。
ここまで書いちゃったら第九を外す訳にはいかないので、第四楽章をリンクしておきます、→ これ エヴァでもクライマックスで引用されてましたけど神の音楽としか言いようが無い。
加えて、ベートーヴェンで良いのはピアノ協奏曲5番「エンペラー」とかでしょうか。これは協奏曲なので第一~三楽章ありますが、全楽章良いので、全曲のリンクを張っておきます → これ
ジャジャジャジャーンだけでベートーヴェンを判断して鬱な作曲家と思ってる人が多いみたいなので、ジャジャジャジャーンだけがベートーヴェンでは無く、実はハイな作曲家であることを示すべく、こんなの作って見ました。
交響曲がメインになっちゃいましたが、ピアノソナタとか、ヴァイオリン協奏曲とか、ミサ曲とか、オペラとか、ベートーヴェンは何だかんだ言ってもやっぱり良いです。
機会があったら他の曲も聴いてみて下さい。
また、モーツァルト等他の作曲家のも聴いてみて下さい。
↓ブログのKINDLE本発売中。宜しくお願いします。