関内駅で下車する時は決まってハマスタへ野球観戦に行く時。

 

しかし今日は反対方面へ。

旧・横浜文化体育館が完全に建て替えられ

ずばり「横浜BUNTAI」として生まれ変わっていたのだ!

 

 

 
ホテルやカフェが併設されていて近未来型最新オシャレスポットに。
 
しかしBUNTAIをわざわざ見に来たわけではない。
私の目的地はここ!
 
「横浜武道館」

 

 

 

Wリーグの試合や女子バスケ国際親善試合で来たことはあるが、本来(?)の武道の試合を見に来るのは今日が初めて。

 

本日観戦したのは

「第39回皇后盃全日本女子柔道選手権大会」

 

この大会は体重無差別。

つまり48kg級の選手が78kg超級の選手と戦うこともあり得るのだ。

しかし、軽量級の選手は圧倒的に不利なのでほとんど出場していない。

中・重量級の選手がほとんど。

 

なお、パリ五輪の出場が決まっている選手は当然の如く出場していないので出場している選手はよく知らない人がほとんど。

グランドスラム東京のような国際大会だと日本人vs外国人の構図だと、当然日本人を熱く応援するのだが今大会は国内の大会なので全て日本人vs日本人。

どちらを応援するわけでもなく、純粋にのんびりと柔道観戦する一日となった。

 

入場の際、やけに厳重な持ち物検査があるなぁ~と思っていたら、なんと寛仁親王妃信子さまがご観戦とのこと。

ちなみに麻生太郎元総理の末妹です。

名誉役職:国際柔道連盟のアンバサダー

 

自分はアリーナA席(3,000円)の最前列で観戦。

とても見やすかったんだけど、隣が完全に元柔道経験者といったいかついおじさん。

横浜武道館の座席が広くて良かったよ。

これがハマスタのような狭い座席だったら、相当窮屈だったこと間違いなし。

しかもそのいかついおじさんは大学の関係者と思われたのだが、それなら関係者席で観戦してよ~(涙

先週の体操の試合も周りが関係者だらけだったし、のんびりと気楽に観戦出来ないじゃないか(笑)。

 

なお、国内大会のため今大会のルールは講道館ルールを基本とした感じ。

柔道着は白オンリー、試合時間は5分(延長なし)、主審1名副審2名でどちらもポイントがない場合は旗判定。

指導は4枚で反則負け。

抑え込みは10秒で有効、15秒で技あり、20秒で一本。

なお、決勝戦だけは試合時間が8分。

こんなところか。

 

11時半に1回戦が始まりそのまま2回戦へ、14時10分から3回戦、16時から4回戦、16時45分から準決勝、17時20分から決勝戦。

グランドスラム東京のような途中休憩時間が2~3時間も挟まれることもないので観客としては助かった。

 

昨年度優勝した梅木選手が初戦で敗れるなど、いろいろあり決勝戦は瀨川麻優選手vs昨年準優勝の児玉ひかる選手。

 

ひかる選手・・・

ひかる・・・

ひかる・・・

 

マルぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

 

だ、だいじょうぶか・・・おっさん。

 

準決勝までは安定して勝ち上がってきた児玉選手だったが、決勝戦はあきらかにスタミナ切れだった。

素人の私が見ていても動きにキレがなくこれは指導じゃないか!?というようなシーンが多くあり、結局指導4で反則負け。

 

瀨川選手が見事に初優勝を果たした。

 

閉会式・表彰式を待つ選手たち。

 

きちんと正座して座っている選手もいれば足を崩して座っている選手もいる。

しかし、足を崩している選手は行儀が悪いのではなくきっと膝が痛くて正座が出来ないのだ。

半月板損傷おじさんことT川氏ならその痛みがよく分かる。

自分の身体が痛むことで他人の痛みも理解できるようになる男。

またひとつ大人の階段を一歩登っちゃったねぇ~(謎

 

 

次に国内大会見に行くとしたら秋の講道館杯かな。

しかし秋はスポーツイベントがよく重なるから、早め早めに開催日をチェックしておかないとね。