久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
紀友則
百人一首で一番好きな作品。
いや、むしろこの歌しか知らないといったほうが正しいか。
春の光がのどかな日になぜ(桜の)花は落ち着きなく散ってしまうのか・・・
意味としてはこんな感じ?
先週はつぼみだった関東のソメイヨシノもこの土日には満開を迎え、そして今週末には散ってしまうのだろう。
なぜ桜はこうも早く散り急ぐのだろうか。
諸行無常なり。
って、おいおいおいおいなんだよこのブログは!
メンヘルおじさんかよ!!
日本人に生まれて良かったと思ういくつの事柄のひとつ
「桜の花を愛でる心」
って、このブログはスポーツ観戦記ブログだろうが!
というわけで高校野球も本格的に球春到来!
「神奈川県高等学校春季県大会」を観戦に約半年ぶりの保土ヶ谷球場へ。
昨日、白鷗大学へ行った時は少し肌寒さを感じたが今日は完全に春の陽気というか初夏に近い陽気。
春と秋の県大会は例年通り3回戦までは無料。
気楽にふら~っと行けるのがいいね(笑)。
第1試合に横浜高校が登場するとあって、2回戦なのにこの客の入り。
さすが高校野球大好き神奈川県民、みんな待ち遠しかったんだろうね。
第1試合 綾瀬高校vs横浜高校
横高は昨年の夏を戦ったメンバーに多く2年生がいたため、今年は層が厚く強い。
個人的には今年は横高と桐光学園が神奈川県の2強だと思っているのだが(組み合わせ抽選会の)くじ引きのいたずらなのだろうか、トーナメント表の右側に両校さらに昨年夏の覇者・慶應義塾、東海大相模、桐蔭学園など強豪私学が集まってしまった。
春大会の結果により夏大会のシード割りが決まってしまうのでこれは何ともし難い。
まぁこれはこれで一波乱も二波乱もありそうで高校野球ファンとしては楽しみでもあったりするのだが。
さてさて試合は1回裏、1死2塁から為永選手の放ったショートゴロがエラーとなりボールが外野に転がる間に2塁走者が生還して横高が先制。
さらに4番椎木選手がタイムリーツーベースを放ち0-2。
2回裏にも無死1,2塁から上田選手のタイムリーさらに1死満塁から椎木選手の2点タイムリーで横高がリードを広げる。
さらにこの回3点追加して0-9に。
3回裏には為永選手のタイムリースリーベースで1点追加して0-10。
横高先発奥村(頼)投手は3回2/3を投げて被安打2無失点の危なげない内容。
その後は小刻みな投手交代で2番手小野投手は1/3回、3番手若杉投手は2/3回、4番手前田投手は1/3回をそれぞれ無失点に抑えた。
試合はそのまま0-10で横高が5回コールド勝ち。
打線は咲き誇る桜の如く絶好調であった。
徐々に雲が晴れて、まさにいい天気の保土ヶ谷球場。
ここ数日のモヤモヤした私の心も少しはすっきりしたかな。
横高の試合が終わったら観客が半分くらいになってしまったが、第2試合は日大藤沢が登場。
上矢部高校vs日本大学藤沢高校
トーナメント表の右半分に優勝候補校がひしめく今大会。
そんな中、日大藤沢は左側のトーナメント。
これはチャンス!!
左側はベスト16~ベスト8常連の強豪私学は何校かいるが優勝候補には至らない。
となればどの高校にも決勝進出のチャンスが十分にある。
日大藤沢先発の三宿投手は長身から投げ下ろす本格派右腕。
5回を投げて無失点(被安打1か2)。
2番手の清水投手も安定感があった。
対する上矢部は部員数やシートノックを見る限りだとそんなに強くはなさそうだが、試合が始まると派手さはないが守備がとても丁寧で安定していた。
上矢部先発の南投手のサイドスローに日大藤沢打線も苦戦。
公立校とはいえ上矢部も地区予選をきっちりと勝ち抜いてきたんだ。
その均衡を破ったのは日大藤沢。
5回裏に無死3塁から半田選手がライトスタンドへ飛び込むツーランホームランで日大藤沢が先制。
さらに2死1,2塁から石川選手が2点タイムリーツーベース。
7回裏にも1死満塁の場面で代打上原選手がタイムリーを放ちなおも満塁のチャンス。
上矢部としてここでもう1本打たれるとコールド負けのピンチ。
しかし上矢部3番手の変則サイドスローの大西投手がダブルプレーで切り抜ける。
8回裏にも半田タイムリーツーベースで1点入れた日大藤沢が9回表を3番手松儀投手が三者凡退で抑えてゲームセット。
0-6で勝利した。
来週は別の競技の試合観戦に行くので高校野球観戦はお休みだが、その次の週からはGWにかけて毎週行くつもり。
高校生たちのひたむきに一生懸命頑張る姿を見て、おじさんももう少し人生頑張ってみようかと思ったり思わなかったり。
(思わんのかーいwww)
Wリーグは絶賛プレーオフ開催中だが今シーズンも全然現地観戦していないなぁ。
もちろん羽田が出場していないというのもあるけど、開催場所も行きずらいし・・・。
代々木体育館(第1でも第2でも)だったら行っていたかも。
(↑圧倒的に遠い白鷗大学には行くクセにwww)
数年前ならプレーオフはどこのチームが出ていようがほぼ毎年見に行っていたのにどうしちゃったんだろう、私。
そして明日は月曜日。
また自由契約選手リストの更新が。
羽田は引退した3選手、残留交渉中の軸丸選手以外の11選手は契約継続なのだろうか?
それとも・・・
心が穏やかではない日々が続く…。