2日目の朝。

 

昨晩はあまり熟睡できなかった。

(普段から熟睡できることはないけど・・・)

 

なので朝4時半に起床。

 

早っ!

じじぃかよ!!

 

部屋から太陽が上るのを待ちながら微睡む。

 

そして朝5時過ぎには朝風呂(温泉)に。

なんと先客が4人もいた。

やはり中年おじさんはみんな眠りが浅いのかな(笑)。

 

この時間に温泉を楽しめるのはおじさんだけに許される特権だねwww

 

朝食まで時間があるので部屋に帰ったら二度寝。

これぞ休日だけに許された最高の癒しと言えよう。

 

二度寝もかなり浅い睡眠だったけどこの意識朦朧のひと時が最高に気持ちいい。

 

いざ朝食バイキングへ。

 

低血圧で朝弱いおじさんとしてはいつもの朝食はもっとシンプルだけどホテルのバイキングになると食欲が出るよねぇ~!

我が君の新しいプロフィールで好きな場所欄に「朝食バイキング会場」となっていたのも納得できる(笑)。

 

 

本当はもっと腹いっぱい食べてコーヒーでも飲んでのんびりしたかったんだけど、今日もこのあと歩き回る予定なのでほどほどにしてホテルをチェックアウト。

 

目の前に広がるエメラルドグリーンの大浦湾を名残惜しみながら・・・

 

で、下田近辺の散策は大体制覇したので、今回はちょっと離れた場所へ。

9時台の伊豆急行に乗り込み、向かった先は

「城ヶ崎海岸駅」

 

 
駅前にはお店とかなくて、この近所の人はどうして暮らしているのか心配になるが、この辺はいわゆる別荘地。
なので、みんな車持っていますから!
T川氏君!東京都民とは違うのだよ、都民とは!
 
で、ある場所を目指してひたすら歩く。
 
目的地には途中途中行き先を示した看板があるので迷わず行ける。
 
先にも述べた通り、別荘地ということで本当に静かな空間が広がる。
時々車が通ったり、別荘の庭いじりをしている人に出くわしたりしたが、駅から目的地に徒歩で向かう観光客は少ないのかな。

 

春に訪れればおそらく物凄いきれいな桜並木の道を歩いていると・・・

なんと、リスが出迎えてくれた。

咄嗟にシャッターを切ったので全然ちゃんとした写真は撮れなかったが、まるで不思議な国に迷い込んだかのようだ。

 

T川氏 in Wonderland!

 

こんなところに別荘を持っている人たちは真の人生の勝ち組なんだろうなぁ~。

私も宝くじ当てて別荘買うぞー!

(↑頑張りどころがそこかよwww)

 

そして、徒歩約30分で目的地の城ヶ崎海岸へ到着。

うわぁぁぁぁぁもう最高過ぎる景色やぁ~

 

 

そして、門脇吊橋へ

 

 

 

当たり前だが、橋の下は海。

落ちたら即死。

スマホで撮影するのもちょっとドキドキ。

絶対スマホ落とすなよ~絶対落とすなよ~

 
キャン玉がきゅーっとなりながら下を見る(苦笑)。

 

近くには断崖絶壁があり、こちらも落ちたら即死亡コースか。

ドラマで追い詰められた犯人が・・・的な。

 

押すなよ~、絶対に押すなよ~、本当に押すなよ~

 

門脇埼灯台は中に入ることができ、最上階からの眺めを楽しむことができる。

 

遠くに見えるのは伊豆大島か。

 

今日の気温はおそらく30度近かったと思われるが、そのまま周辺を散策しつつハイキングコースを進み写真撮影を楽しむ。
 
自然が作り出した壮大な景色がもう凄くて凄くて。
伊豆半島ジオパーク最高!!!
 
子供の頃は、親に連れられて登山やハイキングに行っても「もう疲れた~」「歩きたくない~」「自然なんて見ても面白くない」なんて感じのガキだったが、大人になってようやく自然の素晴らしさに気づく。
 
遊園地やテーマパークより私は断然ジオパークや!!!
 
もう写真撮影しながら「あぁぁ凄い!」「あぁぁ最高!」とブツブツつぶやくT川氏。
完全に変態やないかーい!
 
というわけで、ひたすら風景画をどうぞ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、黒船防備砲台跡があったり

 

レプリカだろうけど、こんなんじゃ黒船撃退出来ません(苦笑)。

 

ハイキングコースの終点

ぼら納屋に到着。

 

今日もヴィッキーズブルーの空がどこまでも広がる。

 

約1時間半歩き続けたが、ここから駅までまた30分ほど歩かねば・・・(苦笑)。

結構汗だく。

 

で、時間的に正午過ぎなのでどこかで昼食を。

 

予め調べておいていたのだが、駅までの道すがら「とんかつ屋」と「そば屋」がある。

 

きっと「強い男」ならこの暑さでも「肉が食いてぇ~」「揚げ物が食いてぇ~」ととんかつを選択していただろうけで、貧弱もやしひょろガリおじさんことT川氏は迷わず「そば屋」を選択。

 

というわけで2日目のお昼は城ヶ崎海岸駅から徒歩で10分弱のそば処「妙ぎ亭」へ。

 

 
テーブル席2つにひとり用イス席4つの小ぢんまりとしたお店だが、大将と女将の接客が素晴らしく、ネットの口コミ評価も高い。

 

特天せいろB(1,600円)+一口ビールとミニ小鉢(360円)を注文

 
一口ビールだけで足りるのかい?
地下労働のカイジの如く一口飲んだら
「かぁぁぁぁキンキンに冷えてやがる!」的な感じでビールが止まらなくなり追加で・・・
 
なんてことは自制心が働き無事制御www
最初の一杯で喉の渇きを潤した後、そばと天ぷらに舌鼓を打った。
 
全然食通ではないのでそばの微妙な違いや良し悪しはわからないが普通に美味しかった。
そして天ぷらの量がかなりあり大満足。
やっぱり揚げたての天ぷらは美味い。
(普段はスーパーのお惣菜売り場の冷めた天ぷらばかりだからなぁ・・・)
 
最後も女将の優しい挨拶で送り出されて気分よく、お店を後にすることが出来た。
 
再び城ヶ崎海岸駅に。

 

1時間に1~2本しかないのでしばし自然の声に耳を傾ける。

どこからともなく鶯のさえずりが聞こえてくる。

まるで時が止まったかのようだ。

 

下りのキンメ電車を撮影したり

 

上りの私が乗り込んだ電車は伊豆急行の新型車両

「アロハ電車」

 

年収300万円台で契約社員。

ハゲでひょろガリで血糖値が少し高めで独身で子供もいなく、コミュ障で伊豆に別荘を持っているわけでもないないが、毎年こうして伊豆旅行を楽しんで私はこれ以上何を望むというのだ。

 

好きなスポーツ観戦が出来て、年に数回小旅行や遠征して、十分幸せな人生じゃったわい・・・。

 

 

それがT川氏の声を聞いた最期だった・・・。