最近、針仕事🪡をする機会が多い。
何事にも始末の良い私の夫、
ゴムがゆるんで薄くなったパンツを
もう買い換えたら、と言っても
まだ履ける、と気にしない。
とはいえ、急病で診察台に上がることも
皆無とは言えないシニア世代😅
穴が空きそうなのを
そのまま履かせるわけにはいかず、
裁縫箱の出番である。
お気に入りのクッキーの空き缶に
針と糸🪡🧵、
30年以上前に香港に住んでいた妹がくれた
唐子人形の針山(可愛くて感激した😍)、
旧姓のひらがなの名前入りのハサミ✂️
(母の文字が懐かしい)
マイ裁縫箱には
さまざまな時代の思い出が入り混じる。
以前勤務していた高校で、英語教師の私に、
「自分は主要教科ではないから」と謙遜された家庭科の先生がいらっしゃった。
こうして繕いものをしながら、
「いえいえ、家庭科は最も大切な科目の一つです!」と、その時も答えたし今も痛感する。
入学したての学生が簡単な自炊で健康を保てる
のも高校時代の授業のおかげ🍚
こんなふうに考えるようになったのは
ここ数年のことで、子育てや仕事で時間がない頃は「買えばいいじゃない」と思っていた。
SDGsとかエコロジーとか言われるが、
ボタンが取れたら、ポイ! 穴が空いたら、
サヨナラ!ではかわいそう😂
大切なモノを長く愛用すれば
それが一番地球に優しい暮らしかな、
と思う✨