映画制作委員会は19社、撮影期間2か月。
これだけの会社が集まって制作費約3億5千万円。
この映画を本気で作るなら、この予算では足りないと思います。
監督の描く世界を具現化するには、プロデューサーの力量が試されます。
人が集まっただけでは何も作れません。
人にアイディアを聞いて来るプロデューサーも入りません。妥協しない小泉監督が描きたかった世界を観たいと思いました。
映画「峠 最後のサムライ」
【解説】
幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を、「雨あがる」「蜩ノ記」の小泉堯史監督のメガホン、役所広司、松たか子、田中泯、香川京子、佐々木蔵之介、仲代達矢ら日本映画界を代表する豪華キャストの共演で映画化。
徳川慶喜の大政奉還によって、260年余りにも及んだ江戸時代が終焉を迎えた。
そんな動乱の時代に、越後長岡藩牧野家家臣・河井継之助は幕府側、官軍側のどちらにも属することなく、越後長岡藩の中立と独立を目指していた。
藩の運命をかけた継之助の壮大な信念が、幕末の混沌とした日本を変えようとしていた。
「蜩ノ記」に続いて小泉監督作に主演する役所が主人公となる継之助に扮し、継之助を支え続ける妻おすがを松が演じる。
https://youtu.be/FSiropYIklY