映画「ほんとうのピノッキオ」 | オリジナル演技「AR演技メソード」考案者勝然武美のブログ

オリジナル演技「AR演技メソード」考案者勝然武美のブログ

悪魔のように繊細に、天使のように大胆に!

衣装デザインとメイクアップはアカデミー賞にノミネートされるだけのことはありました。

この映画で出演しているロベルト・ベニーニ(お父さん役)が監督・主演作「ライフ・イズ・ビューティフル」(97)は本当に良かったです。

アカデミー主演男優賞、同外国語映画賞、カンヌ国際映画祭グランプリをはじめ数々の賞を受賞しました。

 

映画「ほんとうのピノッキオ」

 

【解説】

ディズニーの名作アニメ「ピノキオ」でも有名な児童文学「ピノッキオの冒険」を、「ゴモラ」「ドッグマン」などで知られるイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が、美しくも残酷に映画化したダークファンタジー。ジェペット爺さんの家を飛び出したピノッキオが繰り広げる奇想天外な冒険を、社会風刺や示唆に富んだ物語として描く。貧しい木工職人のジェペット爺さんが丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始める。ピノッキオと名付けられた、そのやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出し、導かれるように森の奥深くへと分け入っていく。「人間になりたい」と願うピノッキオは、道中で出会ったターコイズブルーの髪を持つ心優しい妖精の言いつけも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さず、ひたすら命がけの冒険を続けるが……。2021年・第93回アカデミー賞で衣装デザイン賞、メイクアップ&スタイリング賞の2部門にノミネートされている。