映画「ブラック・レイン」(1989年公開作品) | オリジナル演技「AR演技メソード」考案者勝然武美のブログ

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映画「ブラック・レイン」(1989年公開作品)
  
監督はリドリー・スコット。キャストにマイケル・ダグラス、アンディ・ガルシア、ケイト・キャプショー、松田優作、高倉健が出演しています。そして撮影監督には、スピードを監督したヤン・デ・ボン。早々たるメンバーです。
私は松田優作の演技を見て、目指す演技が明確になりました。
それは「日本人として世界に通用する演技」です。
この作品で松田優作は、日本古来の伝統芸能を自身の演技に織り込みました。
それは人形浄瑠璃です。
公開当時、私はこの作品を観て直感的に人形浄瑠璃だと思いました。周りの人達も鬼気迫る演技と称賛していましたが、この演技の本質にあるのは人形浄瑠璃です。
現在執筆中の「AR演技メソード」にも、このことは書いてあります。
この映画の撮影時点で松田優作は癌に侵されていましたが、病をおして撮影に挑み、映画公開直後に急死しました。入院して回復を待つことも出来たと思いますが、それを押しのけても表現したかったのがこの演技です。
私が考案した「AR演技メソード」も、日本の伝統的芸能、様式美、禅、わびさび等の美学を取り入れて、「日本人として世界に通用する演技」を目指しています。
   
「ブラック・レイン」から30年が経ちました。
この演技を超える演技を創り、そして見てみたいと思います。
  
予告編「ブラック・レイン」を添付しました。
どうぞご覧下さい。

 

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