81)映画「関ケ原」 | オリジナル演技「AR演技メソード」考案者勝然武美のブログ

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とても期待していただけに残念な思いで終わりました。監督は、この関ケ原で何を描きたかったのでしょうか?秀吉と三成の出会いのシーンは大切なエピソードだと思います。聞くと所によると、後からこのシーンは追加されたと聞きました。そのせいか、秀吉の新しい人生が始まるこのシーンが物足りなく感じます。映画ならでは、深みと厚み、そして空間と時間をもっと生かせた演出が出来たのではないでしょうか?脚本も演出も今回は頂けません。そのせいか俳優の演技も残念な結果になっているとい思います。本当に楽しみにして頂けに残念です。
 
81)映画「関ケ原」
2017年8月26日日公開
 
【解説】
司馬遼太郎の名作小説を、岡田准一、役所広司、有村架純ら豪華キャスト共演で映画化。「日本のいちばん長い日」「わが母の記」の原田眞人監督がメガホンをとり、石田三成の義を貫いた生き様を軸に、関ヶ原の戦いを真っ向から描き出す。幼くして豊臣秀吉に才能を認められ、取りたてられた石田三成は、秀吉に忠誠を誓いながらも、正義ではなく利害で天下を治める秀吉の姿勢に疑問も抱いていた。そんな三成の下には、猛将として名高い島左近や伊賀の忍びの初芽らが仕えるようになるが、秀吉の体調が思わしくないなか、天下取りの野望を抱く徳川家康は、言葉巧みに武将たちを自陣に引き込んでいった。そして1598年8月、秀吉が逝去。1600年9月15日、毛利輝元を総大将に立てた三成の西軍と、家康率いる東軍が関ヶ原で天下分け目の決戦に挑むこととなる。主演の岡田が不器用で人間味あふれる新たな三成像に挑み、役所が天下取りの野望に燃える家康役を演じる。さらに三成を命がけで守りながら彼に密かに恋心を抱く忍び・初芽役で、有村が本格時代劇に初挑戦した。