やはり人を描くのは難しいのかな?と思います。木村大作氏の映像は好きですが、今回は納得出来ません。音楽の使い方も同じです。降旗監督のカット割りも気になりだしました。俳優はそれぞれが期待に応えようと努力していたのは伝わってきましたが、心理描写、それに繋がる演出が効果的ではなかったと思います。期待していただけにとても残念に思います。
32)映画「追憶」
2017年5月6日日公開
【解説】...
「鉄道員(ぽっぽや)」「あ・うん」などの名作を手掛けた監督・降旗康男と撮影・木村大作が9年ぶりにタッグを組み、岡田准一を主演に迎えたヒューマンサスペンス。ひとつの殺人事件の刑事・容疑者・被害者として再会した幼なじみ3人が、心の奥に封印してきた過去と向き合う様子を描く。1992年、冬。親に捨てられた13歳の少年・四方篤は、似た境遇の田所啓太、川端悟と共に、軽食喫茶を営む仁科涼子と山形光男のもとで家族のように暮らしていた。しかしある事件をきっかけに幸せな日々は終わりを迎え、彼らは離れ離れになってしまう。25年後、成長して刑事になった篤は、無残な刺殺体となって発見された悟と再会を果たす。そして捜査が進められていく中、啓太が容疑者として捜査線上に浮上し……。篤役を岡田、啓太役を小栗旬、悟役を柄本佑がそれぞれ演じる。