こんな雨の日に「Kカンパニー」は、連日の舞台稽古を行いました。
舞台稽古をするたびに感じる事は、俳優が演技の基礎トレーニングを身に付けていることが、本当の意味で良い俳優を作ることだと言う事です。
経験や体験だけの基礎トレーニングではなんの役にも立ちません。
自分の五感を研ぎ澄ます為に、どれだけ自分と向かい合い、どれだけ自分のボディと会話をしているかが次のレベルの俳優になる為の条件だと思います。
きっと優れた俳優はどれだけ練習しても満足を知らない生き物で、自分の可能性に挑戦する生き物だと思います。
そして楽しさより厳しさを選び、才能よりも努力を選ぶような気がします。
私も、お客様の貴重な一日と、貴重なお金を使って足を運んで頂く舞台が、少しのミスもないように最高の状態でお届け出来るように努力をしたいと思います。
今日は、そんなことを考える雨の一日になりました。