権勢症候群 | オリジナル演技「AR演技メソード」考案者勝然武美のブログ

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悪魔のように繊細に、天使のように大胆に!

権勢症候群とは・・・

知識不足から、正しいしつけをしなかったり、間違った愛情で日頃から「可愛いから」と甘やかしたり、犬のいいなりになっていると、犬が飼い主をリーダー(アルファ)だと思わなくなり、人を噛む・家具を壊す等の問題行動を「アルファ・シンドローム(権勢症候群)」を起こします。

そこで気づいたことがありました。
私の愛犬のことですが、最近病気になり、オムツをしていて以前より4kgも体が痩せてしまいました。
心配で色々と介護しているのですが、この介護が愛犬には「権勢症候群」となっている可能性があることに気づきました。
彼が不安の時に吠えます。そしてその度、私が動いてあげていました。
これが「権勢症候群」に繋がっていることに気づいたんです。
今は彼がご主人で私が召使いです。

そこで、私は次の行動に出ました。
吠えてもその都度反応しないことです。
やがて頭のいい彼なので、私の態度を理解してくれたようで、この「権勢症候群」はなくなりました。
そこで思ったんですが、人間関係でも同じことが起こっています。
良かれと思ってやってあげたことが、当たり前になり、やがてそれを要求するようになります。犬と一緒に考えられるのは失礼だとは思いますが、動物行動学的に当てはまる所が多いので、これも一理あると思いました。

その事に気づいた時はショックでしたが、良い勉強になりました。
人も必要以上甘やかさないことですね。

躾(しつけ)良い言葉ですね。
身体を美しくします。

もう一度、愛犬の躾をやり直しです。