新聞の書評で見て、これは読みたい!と思って、
図書館に予約した本
『子供の名前が危ない』 牧野 恭仁雄
亜明日、虹空、天使、明日、里羅楠、天使、葉萌似、、、
最近、増加している難読の名前。
読めないことが、子どもに与える影響とは?
難読名が増えた理由と背景を紐解く一冊。
小学校の読み聞かせサークルで、
毎年1年生が入学すると、全員にスタンプカードに名前を書いてプレゼントする。
先日、今年度の新1年生のスタンプカードを作成!
そこでも、やはり“イマドキ”の名前=変わった名前=難読の名前、、、が沢山!!
ふりがなが書いてないと、読めません、、、

いつからこんな難読名が増えたんだろ??
そんな疑問に、なるほどと思える視点で切り込んでいく著者。
『命名研究家』のこの方、、、って、あなたの名前も読みにくいんですけど!?
と、思っていたら、ご自分の名前についても、しっかり説明されています。
う~~む、なるほど、、、、
“個性”を重んじるようになった昨今、名前で個性を表そうとする親達。
もはや、いきすぎとも思える難読名に、著者は警告をする。
子どもの犯罪傾向、うつ病傾向の高さとの関係。
親を取り巻く社会環境。
難読をつけたがる親の心理とは・・・?
その背景に、社会が抱える問題があると、
データを示して警告する。
なるほどねぇ~。。。
確かに、世の中の動きと命名は、深いかかわりがあるのかも。。。
そういえば、、、「太郎」という名前の1年生がいたな~。
なんだかホッとしたりして(^^;)